株主優待 PR

長期保有で優待内容がアップする株主優待株と小額投資で保有期間を延ばす裏ワザ

記事内にプロモーションを含む場合があります

最近で株主優待銘柄の中に“長期保有(継続保有)”で株主優待の内容がグレードアップする優待株が増えています。1年以上、2年以上、3年以上といったように長期保有の株主を優遇しているわけです。

今回はそんな長期保有(継続保有)で優待内容が充実する優待株のご紹介と、小額の資金でもできる単元未満株投資で保有期間を延ばす裏ワザを紹介していきます。

優待株は長期保有・継続保有を優遇する時代へ

これは個人株主を“安定株主”として確保したい会社としては当然の考えといえます。最近では株主優待銘柄のクロス売りなどのような方法で、株主優待だけを手に入れる方法などを模索する投資家も増えています。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/asset-management/3758″]

そうした中で、優待株(企業)が出した答えとしては、長期保有・継続保有をしている投資家に優待を限定する、あるいは優待内容をアップさせるというものです。こうすれば短期的に売買をして株主優待をもらうよりも、長期保有をする固定株主(安定株主)になってくれますからね。

そうした方向になるのは当然です。

 

長期保有・継続保有で優待内容がアップする優待株

まずは、長期保有や継続保有で株主優待の内容がアップする人気の優待株を紹介していきます。長期特典のある優待株はかなりありますが、中でも優待内容が個人的に良いと思うものをピックアップしています。

銘柄名 権利確定月 優待内容
モロゾフ(2217) 1月、7月 7月末時点で3年以上の長期継続保有株主には2000円相当の自社商品を贈呈
極楽湯HD(2340) 9月 最低でも1年以上の継続保有が必要で入浴施設の無料券を進呈。2年以上の長期保有で+1枚追加
ヒューリック(3003) 12月 3年以上でグルメカタログ(3000円)相当から2品選べるようになる(通常1品)
ビックカメラ(3048) 2月、8月 8月末の時点で1年以上の株主には1000円分、2年以上の株主には2000円分の株主優待券がプラス
ぴあ(4337) 3月 1年以上の保有で各種ギフト券の優待が増額
オリエンタルランド(4661) 3月、9月 3年以上の長期保有株主には5年ごとのアニバーサリーイヤーに追加の優待券(ディズニーリゾートパスポート)を発行
スクロール(8005) 3月、9月 カタログ通販で利用可能な割引ポイント。1年以上、2年以上の継続保有で追加の割引ポイントを発行
千趣会(8165) 6月、12月 お買い物券の提供が、1年以上、2年以上、3年以上の長期継続保有でそれぞれ増額される
リコーリース(8566) 3月 優待としてクオカードがもらえますが、1年以上、3年以上の継続保有でそれぞれ優待額アップ
オリックス(8591) 3月 3年以上の継続保有でカタログギフト(ふるさと優待)の内容が5000円相当から1万円相当に増額
ヤマダ電機(9831) 3月、9月 1年以上、2年以上の長期継続保有でもらえる優待券(同社で使える商品券)が増額

上記のように保有期間が延びるほど株主優待の内容がグレードアップする企業が増えています。上記は一例であり、現在は多くの企業がこの「長期優待制度」を取り入れています。

 

さらに、最近は長期保有ではないと株主優待を出さない会社も増えてきた

上記で紹介したように、“長期継続保有の株主を優遇する”というのではなく、“短期の株主に対しては優待を提供しない”というスタンスをとる会社も増えてきました。

  • キューピー(3年以上の保有で自社商品)
  • コマツ(3年以上の保有でミニチュア製品)
  • MrMAX(半年以上の保有で自社商品)
  • 松田産業(1年以上にクオカード)

冒頭でも書いた“優待クロス取引”などによる短期株主の排除が目的なのでしょう。こういう銘柄はピンポイントで権利確定日だけ株主でいるような投資だと株主優待を受け取ることはできません。今後もこうした銘柄は増えていくことが容易に想像できます。

 

長期保有となる条件は何なのか?

そもそも論になりますが、株主として長期保有であるという確認はどのようにして行われているのでしょうか?それは一般に「株主番号」というもので管理していることが多いです。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/asset-management/stock-trading/yutai/14397″]

株主番号をたどれば、どの時点から継続して保有しているのか?がわかるからです。

株主番号は証券保管振替機構(ほふり)を通じて、一人一人管理されています。この番号はその株式を始めて保有したときに附番され、すべての株が手放されるとリセットされます。

この仕組みにより多くの企業は株主の保有期間を計算しているのです。

 

長期保有がリセットされる要因

長期保有の株主優待を受け取るにあたって、長期保有がリセットされる要因としては以下のようなものが挙げられます。

  1. 株式をすべて売却した
  2. すべての株式を貸株した

この二つが挙げられます。

ただし、上記条件を満たしたことで確実に株主番号が変わるかというとそういうわけではないみたいです。株主管理をしている企業や信託銀行の対応によって差があるようです。

 

すべての株式を売却した

株式をすべて売却して、その日の取引時間が終了(午後3時)となった場合、株主名簿上であなたの保有株はゼロになり、株主番号がリセットされます。

この全株式の売却が行われる話として年末の損出し、益出しが挙げられます。年間の株式譲渡益のコントロールの為、保有株を売却する際に全株式を売却して翌日買い戻すという方法を取ることがありますね。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/tax/6888″]

この方法を利用した場合にはは株主番号がリセットされてしまう可能性があるわけです。

 

貸株サービスを利用して全株式を貸し出した

貸株サービスというのは投資家が保有する株式を証券会社にレンタルすることで一定の貸株料を受け取ることができるサービスです。権利確定日には貸株を返却してもらうことで配当金や株主優待を受け取る権利は得られます。

そのため、配当金や株主優待に加えて、第三のインカムゲインとして“貸株料”を受け取れるというサービスです

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/asset-management/176″]

一方で長期継続保有が前提となる優待投資において、貸株がネックとなることがあります。
さんざん指摘されているので優待投資家の方がご存知の方も多いと思いますが、貸株をすると“名義が変わる”のです。

貸株をすると名義があなたの名前から貸株をした証券会社の名義に変わります。それが優待の権利確定日前に再びあなたの名義に戻ったとしても、この場合、“いったん売って再度取得した”とみなされる可能性があるわけです。

 

長期保有優待銘柄がきになるけど、ずっと株を持ち続けるのは嫌だという方へ

全株式を売却せずに100株だけ残す。貸株する際も100株だけしないようにしておくといった方法を取れば株主番号は変わらず保有期間はリセットされません。ただ、100株だけとは言っても、それを残すのは効率的ではなかったりします。また、貸株サービスについても信用取引口座開設者などは全株貸株しか利用できないといった制約もあります。

そういう方が取るべき対策としては「ネオモバで1株だけ株を買っておく」という方法です。これで万事解決です。

ネオモバ(SBIネオモバイル証券)はいわゆる単元未満株の売買で最安のネット証券となります。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/asset-management/1213″]

極端な値嵩株を除けば、1株なら数百円から数千円程度です。長期保有優待銘柄の優待条件を満たしたいのであれば、この1株投資を通じて所定の期間保有しておけばよいのです。

そうすれば資金は最低限で済むことになります。ちなみに、この方法は前述の「貸株サービス」を利用している方にもおすすめです。

貸株サービスで「優待優先」の設定をしておいた上で、ネオモバで1株保有しておけば株主番号が変わることなく、優待の権利確定時点には株が戻ってくるので長期優待の権利を失うことがありません。

ぜひ、ネオモバを上手に活用しましょう。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/securities/service/18439″]

>>ネオモバ公式ホームページ