航空マイレージ PR

ANAマイラー御用達のスルガ銀行ANA支店の活用方法とメリット、デメリット

記事内にプロモーションを含む場合があります

surugaanaスルガ銀行はいろいろな企業やサービスと提携したインターネット支店を作っている銀行です。スルガ銀行自体は静岡県を中心とする地方銀行であるわけですが、ネットバンキングを活用した全国サービスを提供しています。

今回紹介するのはそんなスルガ銀行のネット支店の中でもANA(全日本空輸)と提携したスルガ銀行ANA支店です。ANAと提携したインターネット支店で、ANAのポイントプログラムでもあるマイレージ(マイル)を貯めることができる銀行です。

今回はそんなスルガ銀行ANA支店の特徴やサービスの特徴、メリットやデメリットなどを隠さずにまとめていきます。

スルガ銀行ANA支店の特徴

スルガ銀行ANA支店はいわゆるネット支店です。通帳は発行されず、「ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード」と呼ばれるキャッシュカードのみが発行されます。

ネットバンク・ネット支店の中は、ATMや振込などの利便性(生活利用)よりも、ANAのマイルが貯まるという部分を全面に押し出しているところが特徴的です。

給与振込、口座振替、クレジットカードの利用、定期預金、投資信託、保険、ローンなど様々な銀行サービスの利用でANAのマイル(マイレージ)が貯まるように設計されているので、ANAのマイルをしっかり貯めているという方にとって強みがあるといえるでしょう。

反面で、振込手数料やATM手数料などの部分はごく一般的な水準となっており、ANAマイラーの方向けという部分が強く押し出されている銀行です。

 

スルガ銀行で貯まるANAマイル

非常にたくさんのマイルが貯まる特典があります。

マイル付き定期預金

10万円ごとに年60マイルがもらえる定期預金です。通常の定期預金金利も付与されます。金利は決して高くはありませんが、昨今のマイナス金利政策によって預金金利が低下している中では魅力的水準のマイルがもらえるといえるでしょう。

給与振込でマイル

10万円以上の給与振込で毎月50マイルがもらえます。年間で600マイルと他の銀行の振り込みでもらえるポイント特典と比較してかなり有利です。

年金受取でマイル

ANA支店の普通預金口座に公的年金(厚生年金、国民年金、共済年金)を10万円以上お受け取りいただくと、受け取りのたびに100マイルがもらえます。給与振り込みよりも優遇されていますね。

口座振替でマイル

公共料金、クレジットカード、保険料などで口座振替を利用している場合、1件につき5マイルがもらえます。なお携帯電話料金の口座振替に関しては10マイルとなります。

投資信託でマイル

投資信託を10万円購入するごとに20マイルがもらえます。ただし、投資信託については「投資信託は銀行と証券会社のどちらで買うのがいい?」でも紹介しているように基本的には証券会社(ネット証券)での購入をお勧めしています。

外貨定期預金でマイル

1000通貨(米ドルなら1000ドル)につき最大10マイルがもらえます。ただ、外貨預金に関して私は「外貨預金をお勧めしない理由」でも説明しているように投資・運用として考えるのであれば懐疑的です。

Visaデビットカードの決済でマイル

動向のVisaデビットカード(ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード)を100万円以上利用で3000マイル、200万円以上で8000マイルがもらえます。還元率は0.3~0.4%程度になります。
ちなみにマイルのために買い物をするのであれば普通にANAカード(クレジットカード:0.5~1%)を利用するほうがよさそうですね。

カードローンでマイルが貯まる

カードローン(フリーローン)や住宅ローン・リゾートローン(セカンドハウスローン)などでもマイルがたまります。基本的にはローン残高に対するマイルになるため、積極的にお勧めするようなものではありません。もらえるマイルに対する金利の方がはるかに高いためお勧めしません。

全体的に否定的なことも書いていますが、定期預金や給与振込はおすすめです。定期預金は10万円に対して60ANAマイルとすると利回りは0.06%分のマイルです。1マイルの価値を2円程度とすれば0.12%分の金利がプラスされることになります。

また、給与振込も年600マイル相当なのでこちらもぜひとも受け取りたいものです。
なお、給与振り込み(受取)に関しては他の銀行でも同種のサービスをやっているところが多いので、そのあたりと比較したうえで考えてみるとよいでしょう。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/bank/5390″]

 

ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード

ANAマイレージクラブ Financial Pass VisaデビットカードはいわゆるVISAデビットカード(ブランドデビットカード)です。
VISA加盟店で使えるデビットカードで、スルガ銀行ANA支店の普通預金の残高の範囲内でお店やネットでお買い物ができます。

世界中にあるVISA加盟店で利用できるため、一般的なデビットカード(J-Debit)と比べてつかやすいのが特徴です。ちなみに、ブランドデビットとJ-Debitについては「ブランドデビットカードとJ-Debitの違いを比較」で詳しく比較しているのでこちらもご参照ください。

前述の通り年間の利用金額に応じて最大0.4%分のANAマイルがもらえますが、還元率としては決して高くないです。同様のデビットカードでも「楽天JCBデビットカード(1.0%還元)」「ソニーバンクウォレット(0.5~2.5%キャッシュバック)」と比較すると弱いといえるでしょう。

マイルを貯めるにしても、ANAカード(クレジットカード)なら1%のマイルを貯めることができます。

 

スルガ銀行のATM手数料や振込手数料

ATM手数料や振込手数料はネットバンクというくくりで比較するとやや弱いといわざるを得ません。

ネットバンクのATM手数料、振込手数料を無料にするためのまとめ」でも紹介している通り、コンビニATMの利用手数料は無料にすることができる銀行が多いですし、振込手数料についても月数回程度であれば無料にできるネットバンクが多いです。

振込手数料

自行(スルガ銀行)間:無料
他行宛て:1万円未満216円、3万円未満324円、3万円以上432円
いずれもインターネットバンキング利用時

ATM手数料

時間帯によって変わります。平日の7時~18時まではスルガ銀行、セブン銀行、E-netなど無料で利用できるのでまずまずですが、時間外や土日は必ず手数料がかかるってのが……。

suruga-atm

 

ANAマイラーの方には結構おすめの銀行

全体的にみれば、ANAマイルを貯めたいという人にとってはかなり優秀な銀行です。給与振込ができる方で定期預金の預け先に困っているANAマイラーの方におすすめですね。

特に、最近は預金金利はほとんど期待できないような水準になっていることを考えればマイル付き定期預金とかの方がよっぽど還元率が高くなる可能性はありますね。

なお、予断ではありますが2020年4月28日にライバルのJAL(日本航空)がネット銀行の住信SBIネット銀行と提携して「住信SBIネット銀行JAL支店(JALネオバンク)」のサービスを開始しています。

以上、ANAマイラー御用達のスルガ銀行ANA支店の活用方法と貯まるANAマイルについて紹介しました。