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金融取引がペーパレス化された時代のネット金融資産の情報管理と相続

moneyonlineネットバンクにネット証券、ネット生保と、多くの金融商品がネットで買える時代になりました。当然、金融資産の管理もネットで行う方が増えています。金融機関からの連絡もデジタル(ネット上)で行われることが増えて便利になったものの、怖いのが万が一の時の取り扱いです。

ペーパレス化された金融資産が遺族に知られないまま、となってしまうことも。そんなことにならないために、しっかりと記録を残しましょう。

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金融資産がどこにあるかわからない?

ネットバンクやネット証券などの発達で、預金や運用資産などがインターネットを通じて取引できるようになりました。

便利になった一方で、自分に万が一があった時、その財産がどこにどのように管理されているのかを遺族が発見できなくなるというリスクもあります。

万が一の場合、死後にパソコンなどをチェックしてある程度は探すことができるかもしれませんが、IDやパスワードの管理状況などによっては遺族が、あなたの財産を発券できず、そのまま放置……なんてことになるリスクもあります。

ネットバンクだって、預金があっても10年以上放置されていたら睡眠預金(休眠預金)となってしまいます。

休眠預金(休眠口座・睡眠口座)の仕組みと解約、出金方法。預金は没収される?
2016-11-26 01:27
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そうしたリスクを減らすためにどのような対策があるでしょうか?

 

金融機関の取引状況をメモ・記録として残す

これが一番です。万が一の場合でも机などを整理すればわかるところに、どの金融機関に口座を持っているのかをメモしておきましょう。

・○○銀行 △△支店 口座番号:123456789
・××ネット証券 口座番号:234567890
・○×証券 口座番号:345678901

こんな感じで十分です。パスワードなどを同じ紙に書くのはセキュリティ上よろしくありませんので、記載する必要はないと思います。口座番号さえわかればあとは遺族が手続きできるはずです。

ネット銀行やネット証券の中には口座は作ったけど、取引していない(残高がない)というような口座もあるかもしれません。残高ゼロの場合はそれがわかるようにしておくと遺族の手間を減らすこともできますね。

あと、ネット金融資産とは関係ないですが、他に実物資産などがある場合はそのこともメモしておくと良いでしょう。

市販されている相続を前提とした「エンディングノート」のようなものもありますが、若い方などでそこまで考えていないという方も多いでしょう。そのような方はこのような形でメモとしてだけでも残しておけばよいでしょう。

一方で相続がらみのトラブルは年々増えています。そうしたことを考えるとしっかりとした遺言書を残しておくというのも重要になってきます。遺言書については「遺言書の書き方と効力」でもまとめているのでこちらもぜひご一読ください。

 

保険証券はまとめて保管、家族にある場所を周知する

金融機関の中でも「保険」に関しては特に重要です。

あなたに万が一のことがあっても、家族があなたが加入している保険の存在を知らなかったというような場合、保険金の請求自体を失念したということになりかねません。

従来のように保険の営業マンとの付き合いが不要なネット生保などを利用しているようなケースでは、このように「気づかない」という可能性も高まります。

基本的に保険はこちら側が請求することで初めて受け取れるものです。せっかくの保障が受け取れないということが無いように、自分がどのような保険に入っているのかを家族間で共有しておくことも大切ですね。

ネット生保の場合であっても、保険証券までペーパレスということはありません。保険証券はしっかりとわかるところにまとめて保管するようにしましょう。(自動車保険ではソニー損保などがペーパレス化しているそうですが、生保では今のところないようです)

 

 金融資産のアグリゲーションサービスを利用する

複数の金融機関に関する情報を一元的に確認できるサービスがあります。こうしたサービスを利用しておき、家族などにもこうしたサービスの利用やID・PWなどを残しておけば、万が一の場合も資産状況をすぐに確認することができます。

無料家計簿・資産管理ツールのマネーフォワード
2013-09-06 15:42
マネーフォワード(Money Foward)は、家計簿管理と資産管理の両方が一つでできてしまう管理ツールです。パソコンやスマートフォンで利用可能で、利用料などは無料です。今回はこの
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まとめ。少なくとも「存在」がわかるようにはしておくべき

ネット銀行やネット証券のようにあなたの資産がネットだけで管理されているケースは今後ますます増えていくと予想されます。

最近だと「仮想通貨(ビットコインなど)」といったような存在もありますよね。

今さら聞けないビットコインとは何か?仮想通貨ビットコインの特徴と仕組み
2016-09-15 10:40
ビットコイン(bitcoin)とは、P2Pネットワークを利用して運用されている暗号通貨、仮想通貨です。最近ではブロックチェーン技術と呼ばれる言葉が様々な場面で利用されていますが、ビ
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平常時であれば「あなただけがその存在を知っていればよい」ということになりますが、あなたに万が一があった時にはその存在を遺族が知らなければなりません。少なくとも、そうした資産があることはわかるようにしておくべきでしょう。

自分の金融資産がどのような形で存在しているのかを家族にわかるようにしておくというのは大切なことですね。

 

以上、金融取引がペーパレス化された時代のネット金融資産の情報管理と相続についてまとめてみました。

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