振込手数料、ATM手数料、預金金利などが秀逸!給与口座におすすめの銀行。
2019年 夏の定期預金キャンペーンのまとめ。銀行が力を入れる夏のキャンペーンを活用!
実は銀行が定期預金において一番力を入れるタイミングは夏です。
新入社員が初めてのボーナスをもらう時期でもあり、まとまったお金をとりあえず、預けておくという意味で定期預金はよく利用されます。
そのため、各銀行(金融機関)も口座獲得のためにやや大きめの金利キャンペーンを手系することが多いのです。
低金利時代が長く続いてはいますが、こうした夏のキャンペーン時期は通常よりも高めの預金金利が提示されることが多いのでチャンスを逃さず活用していきましょう
ボーナス時期は普通の時期よりも定期預金の金利が高くなる
夏のボーナスは6月~7月にかけて、冬のボーナスは12月上旬が支給日というところが多いですね。
銀行の定期預金のキャンペーンはこうしたボーナス時期に行われることが多いです。中でも物入りな冬のタイミングよりは夏のボーナスのタイミングで余ったお金を定期預金するという人が多いのか、夏のボーナス商戦のほうが定期預金の金利キャンペーンも盛り上がることが多いです。
最新の高金利の定期預金、キャンペーン系の預金を活用しよう
早速ですが、具体的に定期預金のキャンペーンを紹介していきたいと思います。
といっても、定期預金キャンペーンは単純にその時期だけ、〇か月満期、〇年満期の定期預金の金利がアップするだけというものが多いので、以下の金利比較サイトなどを活用すると発見できますよ。
・<2019年最新版>定期預金金利ランキング
今月の定期預金の預金金利が高い順に紹介されています。3カ月満期、6カ月満期、1年満期、3年満期のそれぞれの定期預金の金利水準を評価しています。 有利な定期預金の預け先を検討中の方はぜひご活用ください。
・普通預金・定期預金の金利ランキング
今月の各銀行、ネットバンクの普通預金、定期預金の金利をソートして高い順に表示することができるようになっています。
定期預金の金利キャンペーンで注意したいこと
定期預金の金利キャンペーンで注意したいのは「見た目の金利」と「適用期間」です。
銀行は定期預金の金利を「年率」で表記するのが一般的です。1年以上の定期預金であれば、年率をかければ受け取れる利息が計算できるのですが、最近の銀行の定期預金は比較的短い預金期間に対してキャンペーン金利を用意することが多いです。
3か月満期0.5%と1年満期0.25%はどちらがお得?
たとえば表題の2つのキャンペーン定期預金があるとします。通常時の預金金利は0.05%とします。
金利の額面だけを見ると0.5%ももらえる3か月満期のほうが優秀に見えますよね。仮にこの銀行に100万円を預けて定期預金満期後は通常の預金(0.05%)に預けるとします。
・3か月満期(0.5%)
100万円×(0.5%÷12×3)=100万円×0.125%=1250円
100万円×(0.05%÷12×8)=333円
年間利息合計:1,583円
・1年満期(0.25%)
100万円×0.25%=2500円
年間利息合計:2,500円
となります。利率が高いほうが目立つので短期の預金で利率を目立たせるようなケースが多いので、預金する際は注意しましょう。
夏の定期預金キャンペーンに+αで知っておきたいマネーのコツ
今回は夏のキャンペーン預金の紹介ではありますが、普段から金利が高めの銀行を活用する方法をいくつか紹介しておきます。
低金利時代の運用は定期預金よりも普通預金?
定期預金のほうが普通預金よりも金利が高いというのは常識ですが、その常識が崩れつつあります。近年では特定の条件を満たすことで普通預金の金利をアップさせる特典を設ける銀行が増えています。
そうした銀行の普通預金の方が、下手な銀行の定期預金よりも圧倒的に金利が高いケースが多いのです。
- GMOあおぞらネット銀行(0.11%)
- 楽天銀行(0.10%)
- イオン銀行(0.05%~0.15%)
- 東京スター銀行(0.10%)
これらの銀行が大きいです。
GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行はグループの証券口座との連携。イオン銀行はイオンの利用実績(WAON利用額)など、東京スター銀行は給与振込口座への指定で預金金利が大幅UP。
下手の定期預金のキャンペーンよりもよほど高い金利を受け取ることができます。
夏のボーナスから始めてみる投資
夏のボーナスを定期預金に預けようと思っている方の中には、そんなに預金の金利が低いのなら、もっと有利に運用できる手段はないのか?と考えている方もいらっしゃるかもしれません。
そうした方にお勧めなのは、個人向け国債とつみたてNISAです。
定期預金のような安全性の高い運用を希望されるのであれば個人向け国債ですね。こちらも実は証券会社によるキャンペーンが行われていて、夏のボーナス時期は各社も力を入れています。
もう一つは、つみたてNISA。こちらは投資信託への投資になりますが、投資額による利益のすべてが非課税となります。投資信託の積立のみが設定可能で年間40万円までが最長20年間非課税となります。
投資にはなりますが、小額からの積立でOKなので、最初のステップとしてはおすすめです。
以上です、夏のボーナスと定期預金キャンペーンを上手に活用していきましょうね。
執筆者・監修者:ふかちゃん
元証券マン。2004年より個人の金融リテラシー底上げのために投資、節約、キャッシュレス、ポイントなどの活用に関する情報を15年以上にわたり発信するマネー専門家です。
SNS苦手でしたけど最近はtwitterやっています。ぜひ絡んでくださいませ。
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