プリペイドタイプの電子マネーとして人気の高い楽天Edyは使えるお店の数が多いうえ、貯めることができるポイントの種類が多いのも特徴です。
そんな楽天Edyに限らずプリペイド型の電子マネーを100%活用するためには「クレジットカードによるチャージ」を活用する必要があります。クレジットチャージを活用することで通常のポイント以外にクレジットカードのポイントも二重に貯めることができ、おトク度を大きくアップさせることができます。
一方で、クレジットカードによる電子マネーチャージに対するポイントには付与対象外であることもあり、ポイントがもらえるクレジットカードを正確に把握しておく必要があります。
今回はそんな楽天Edyのクレジットチャージについてまとめていきたいと思います。
楽天Edyとは?
楽天Edyとは、非接触ICチップ「Felica」を活用したカードやおサイフケータイなどで利用することができるプリペイド型の電子マネーです。現在は「楽天」の名称がつく通り楽天グループとなっており、楽天市場での利用の他、多くの加盟店で利用することができます。
楽天は共通ポイントとして「楽天ポイント(スーパーポイント)」を提供していますが、楽天ポイントをEdyと交換することもできます。
楽天Edyの基本的な情報については「楽天Edyの上手な活用方法やポイントの貯め方、お得情報のまとめ」で詳しくまとめていますので、楽天Edyって何?という方はこちらをご確認いただければと思います。
楽天Edyへのクレジットチャージでポイントを2重に貯める
楽天Edyはプリペイド型の電子マネーです。電子マネーを使ったときに200円につき1ポイント(マイル)を貯めることができます。
このときの出口(電子マネー使用時)だけでなく、楽天Edyにチャージをするときにもクレジットカードを使ってチャージすることでクレカのお買い物としてのポイントをもらうというのが今回のお話です。
1)チャージするときにポイント(クレカのお買い物ポイント)
2)楽天Edyで買い物をするときのポイント(楽天Edyのポイント)
楽天Edyにクレジットカードでチャージをする方法
楽天Edyにクレジットカードでチャージをする方法は簡単です。ただ、カードタイプのEdyとおサイフケータイタイプのEdyとで大きく違ってきます。
1)カードタイプの楽天Edyチャージ
楽天カードや楽天ポイントカード、その他提携クレジットカードなどに付帯している楽天Edyにクレジットカードでチャージする場合には事前準備が必要です。
チャージのためにはパソコンを通じてチャージをしますが、楽天EdyはFelicaと呼ばれる非接触ICチップによる通信を行っています。そのため、パソコンに「楽天Edyリーダー」または「パソリ」が必要となります。
パソコンにFelicaポート/NFCポートがついていればいいのですが、多くのPCは付いていないので、新たに用意をしてパソコンと接続する必要があります。
楽天Edyリーダーは「楽天公式ショップ」で購入可能で、価格は1,852円(税込)となっています。こちらがあればクレジットチャージが可能になります。
また、楽天Edyリーダーがあれば、ネットショッピングなどで楽天Edyを使った買い物も可能になります。
2)おサイフケータイの楽天Edyチャージ
こちらはとても簡単です。楽天Edyのアプリ上からクレジットカードでチャージすることができます。
アプリからチャージを選択すると、「楽天市場登録のクレジットカード」か「新規登録のクレジットカード」でチャージするクレジットカードを選ぶことができます。
楽天Edyへのクレジットチャージにおすすめのカード
楽天EdyへのクレジットカードチャージはどのカードでもOKというわけではありません。
最近のクレジットカードは、電子マネーのような換金性が高い支払いへのポイント付与は行わない方針をとるカードが増えています。
以下で紹介するクレジットカードは、2016年12月20日調査日時点で楽天Edyへのポイント付与があり、かつポイント付与率が高いクレジットカードを紹介していきます。
リクルートカード(VISA)は驚異の1.2%分のチャージポイント
楽天Edyへのクレジットカードを通じたチャージでポイント還元率が最も高いのがリクルートカードです。リクルートカードにはJCBブランドのものもありますが、VISAブランドのみが楽天Edyチャージのポイント付与対象となります。
リクルートカードからのチャージで貯まるポイントは共通ポイントの「Pontaポイント」となります。楽天Edyで貯まるポイントは通常「楽天ポイント」ですが、おサイフケータイで楽天Edyを利用する場合は「Edyでポイント」の設定をPontaポイントとすることもできます。
その場合、リクルートポイントのチャージで1.2%分のPontaポイント、楽天Edyの利用で0.5%分の合計1.7%分Pontaポイントを貯めることができます。ポイント二重取りという意味でもうれしいですね。
Pontaポイントは「ローソンでPontaポイント・dポイントを使えば格安で商品が買える。お試し引換券活用術。」でも紹介したようにローソンでの利用が特におすすめです。
楽天カードは0.5%と通常還元率より低い
リクルートカードの次点となるのが楽天カードです。
楽天カードは楽天Edyを運営している楽天グループのクレジットカードです。ポイント還元率は通常1%なのですが、楽天Edyのチャージで貯まるポイントは通常の半分の0.5%しか貯まりません。リクルートカードと比較してしまうとかなり下がってしまいますね……。
こちらの場合の還元率はクレジットカードチャージで0.5%、楽天Edy利用で0.5%の合計で1.0%の還元率になります。楽天カードが使えるお店ならEdyじゃなくてそのままカード決済したのと同じ還元率になってしまいます……。
ANAカードはチャージでマイルが貯まる
ANAカードはクレジットカードとしてはポイント付与の対象外ですが、「ANA JCBワイドゴールドカード」「ANA ダイナースカード」「ANAカードプレミアム(JCB、VISA、Diners)」については、楽天Edyにチャージを巣すれば200円につき1マイルが加算されます。
なお、付与されるマイルはクレジットカード会社のポイントではなく、直接ANAのマイルとして加算されます。1マイルの価値はおおよそ2円くらいということを考えると、チャージによる還元率は1%ほどの価値ということになりますね。
なお、楽天Edyはおサイフケータイで「Edyでポイント」の設定をANAマイルにするか、ANAカードの付帯の楽天Edyで決済をすれば、楽天Edy200円の利用につき1ANAマイルが貯まります。
さらに、Edyマイルプラス店舗ならマイル2倍
おサイフケータイで「Edyでポイント」の設定をANAマイルにするか、ANAカードの付帯の楽天Edyで決済した場合、下記のEdyマイルプラス店舗で楽天Edyを利用すると通常の200円につき1マイルが2倍の200円につき2マイルとなります。
さらに、モバイルプラス会員(有料)だとマイル3倍
Edy機能付きのカードやおサイフケータイをお持ちのANAマイレージクラブ会員はEdyでのお支払い200円につき3マイルが貯まります。通常の3倍ですね。
※月額300円(税別)の有料サービス
チャージ+利用+Edyマイルプラス+モバイルプラスならマイル4重取り
チャージ(0.5%分)、利用(0.5%分)、Edyマイルプラス(0.5%分)、モバイルプラス(1.0%分)のマイルがもらえるので、仮に楽天Edyを1000円チャージして1000円利用したとすると、2.5%分のANAマイルを貯めることができるるわけですね。
参考:ANAモバイルプラスは本当にお得?
なお、ANAカードにはたくさんの種類があるので「ANAのマイルが貯まるANAカードの種類とその選び方を比較」もご参照ください。また、ANAのマイルについては「ANAマイルの上手な貯め方や使い方、活用方法や注意点のまとめ」も参考にしてみてください。
nanacoと同じように公共料金や税金でもポイントが貯まる?
「公共料金や税金などの支払いはセブンイレブンのnanaco(電子マネー)がオススメ」や「WAONで公共料金や税金を払ってJALマイルやWAON POINTを貯める方法」でも紹介したようにnanacoでも同じような技がありますね。
楽天Edyの場合はnanacoと異なり提携コンビニエンスストア等で楽天Edyを使って公共料金や税金などを支払えない仕様になっています。そのためポイント二重取りは出来ても本来ポイントが貯まらない公共料金等でポイントを貯めることができません。ここは欠点といえそうですね。
以上、楽天Edyにクレジットカードでチャージをしてポイントを貯める方法について紹介しました。
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