セブン-レブンでおなじみの電子マネーのnanaco。使っている方も多いのではないでしょうか?このnanaco、普通に使ってもポイントが貯まるなどの特典は多いですが、特におすすめの使い方として「クレジットカードを使ってチャージをする」という方法です。
店頭で直接現金チャージをするよりもポイントの二重取りをすることができ、大変お得です。また、この方法を利用すれば、公共料金や税金のnanaco払いで本来はもらえないポイントを実質的にもらうことが可能になります。
一時はチャージ可能なクレカが減って下火になりましたが、2021年にnanacoがApplePayに対応したことで一気に利便性やお得度がアップしました。
今回はそんなnanacoを利用したクレジットチャージの方法と、公共料金や税金のお得な支払い方法の仕組みについて解説していきます。
nanacoをまだ持っていないという人へ
nanacoはセブン-イレブン等で発行してもらう時300円が必要になります。ただし、毎月8が付く日(8日、18日、28日)ならイトーヨーカ堂でnanacoに1000円以上チャージすれば初期手数料300円が無料になるキャンペーンをやっていますので、そちらで作るのがお得です。
※ApplePayに対応しているのでバーチャルカードであれば無料で作成可能です。
ちなみに、nanacoを新規に作成した場合、クレジットカードの「事前登録」が必要になります。
その上、クレジットカードでチャージできるようになるまで1、2週間は必要になります。登録しようとしてもWEBサイト側ではねられてしまいます。登録できない!という方はしばらく待ってからご利用ください。
nanacoのクレジットカードチャージでポイント二重取り
nanaco(電子マネー)の残高は通常、セブン-イレブンなどの店頭で現金チャージするのが一般的な方法です。ところが、nanacoのウェブサイトからであれば一部のクレジットカードでもnanacoへの残高にカード払いとしてチャージをすることができます。
こうすることで「クレジットカードのポイント」+「nanaco払いのポイント」の両方のポイントをダブルで貯めることができるわけです。
仮に5万円をクレジットカード払いでnanacoチャージしたとしましょう。クレジットカードチャージの還元率が1%、nanacoの還元率を0.5%とするとその両方でポイントを貯めることができ、合計1.5%のポイント還元が期待できます。いわゆるポイントの二重取りです。
ただし、このクレジットチャージでポイントが貯まるクレジットカードはごく限られています。
2020年3月11日以降はセブンカード以外のクレジットカードの登録はできなくなり、実質的に「セブンカード・プラス」の一択となってしまいました。
クレジットカード | ポイント還元率 | 年会費 | 特徴・備考 |
---|---|---|---|
セブンカード・プラス | 0.5% | 無料 | セブンイレブンのクレジットカード。カードとnanacoが一体となっています。チャージでたまるポイントはnanacoポイントとなりますのでnanacoポイントは貯めやすく効率的です。 |
セブンカード・プラス自体のポイント還元率が低いのと、nanacoの基本ポイント還元率の引き下げ(改悪)によって、セブンカード・プラスでチャージしてnanaco払いをしたとしても合計で0.5%+0.5%=1.0%と限定的です。
それならもともとポイント還元率の高いクレカを使う方がお得じゃないか?と言われたらその通りという状況になっております。
ただし、これから説明する税金や健康保険料、公共料金などの支払いに関して言えば、クレカチャージ+nanaco払いはまだ優位性があります。
ApplePayと連携すれば他社クレカでもチャージ可能
2021年にnanacoはApplePayと連携が可能になりました。これに伴い、ApplePayを通じて残高チャージが可能となっています。
ただし、nanacoへのチャージはポイント付与対象外とするカード会社も少なくありません(JCBなど)。そこで活用したいのがプリペイドカード経由のチャージです。
- auPAYプリペイド
これらのカードであればApplePayを通じてnanacoチャージが可能となっています。たとえば、auPAYプリペイドにはauPAYクレジットカード、セゾンカード、アメリカンエキスプレスカード、その他mastercardブランドのクレジットカードなどからチャージができます。
つまり、auPAYプリペイドカードを経由することで他社クレジットカードのポイントの二重取りができます。さらにauPAYはチャージ時に0.5%のポイントも貯まるので実質ポイントの三重どりができるわけです。上手く使っていきましょう。
税金や健康保険料、公共料金などの支払いとnanaco払い
このnanacoとクレジットカードによるチャージの力を最大限に発揮できる機会があります。それが税金や公共料金の支払い時です。
自動車税、固定資産税(都市計画税)、住民税、健康保険料、国民年金保険料、住民税、そのほか公共料金などの支払い(いわゆる、料金収納)については基本的にセブン-イレブンでは「現金またはnanacoでのお支払いのみとなります」とレジからアナウンスされる通りでクレジット払いができません。
現金かnanacoのみとなります。nanaco払いをしてもnanacoポイントは付与されません。
普通に考えるとお得ではないのですが、上記のクレジットチャージを利用してnanacoにチャージをしていれば、そのチャージ分はカード会社のポイントとして貯まっています。
nanacoを一旦経由させることによって自動車税や住民税などの税金や健康保険料や国民年金保険料などの社会保険料、そのほか各種公共料金等の支払いについてもクレジット払いと同様のポイントを貯めることができるわけです。
セブンカード・プラスでnanacoにクレジットチャージしたときに貯まるポイントは、わずか0.5%ですが、自動車税や保険料などは金額自体もまとまっていることが多いので決して馬鹿にはできませんよね。
直接クレジットカード払いもできるけど・・・・・・
ちなみに、一部の税金は直接のクレジットカード払いに対応しています。
直接カード払いができるなら、カードで払っても同じなんじゃ?と思われるかもしれません。ただし、税金のクレジットカード納付の場合は決済手数料を納税者が負担しなければならないというシステムになっているので、まったくお得ではありません。
[bloglink url=”https://money-lifehack.com/diary/7288″]
上記のコンビニ納付であれば手数料負担はゼロなので、やっぱりセブンイレブンでの納付のほうがお得です。
税金や公共料金以外にも切手や収入印紙、ギフト券の購入などでも活用できる
この記事では代表例として税金や公共料金の支払いとしていますが、これ以外にも金券類の購入でも同様に得ができます。
- 切手
- 収入印紙
- ギフト券
- プリペイドカード
なども、nanaco払いが可能になっています。nanacoポイントは付与対象外ですが、クレジットチャージをしていればクレジットカード分のポイントだけはためることができます。たとえば、楽天市場で使える楽天ポイントのギフトカード(バリアブルカード)はコンビニ購入でポイントアップキャンペーンを不定期に行っています。
セブンイレブンも対象になることが多いので、併用すればお得です。
[bloglink url=”https://money-lifehack.com/savings/pointservice/common-point/14596″]
nanacoのクレジットカードチャージのやり方(WEBチャージ)
まずは、会員ページ(WEB)に行きましょう。
nanacoカードのWEBサイトにはログインボタンがあります。ログインの際はnanacoカードの裏面に記載されている番号でログインすることになります。
(画像参照)
ログイン後の画面に「クレジットチャージ」という項目がありますので、そこでチャージに利用するクレジットカードを登録します。すると、そのカードでnanacoへチャージできるようになります。
チャージをすると、その残高が「センター預かり分」として記録されます。その状態ではまだ利用可能な形にはなっていません。nanacoに反映させるには、セブン銀行ATMあるいは店頭で「残高確認」をすることで反映されます。
セブン銀行で手続きする場合はATMにある「nanacoチャージ・残高確認」の」ボタンを押して、カードをかざして完了します。また、店頭で行う場合は店員さんに残高確認お願いしますと一言言えばOKです。
nanacoのクレジットカードチャージのやり方(ApplePay)
ApplePayを経由してnanacoにチャージする方法は以下の通りです。
なお、カードタイプのnanacoへのチャージはできず、モバイルnanacoか既存のnanacoをiPhoneなどに取り込んだものだけにチャージ&利用が可能です。
- nanacoアプリをインストール
- nanacoをウォレットアプリに追加する
- 既存カードを取り込む(虹色のカードのみ)
- 新しくApplePay用のnanacoを発行する
- ウォレットアプリからnanacoチャージを選んでクレジットカードなどからチャージ
このような手順となります。
なお、nanacoにチャージできるクレジットカードのブランドは、マスターカード、JCB、アメックスとなっており、VISAブランドのクレジットカードではnanacoにチャージできません。また、対象ブランドであっても一部のブランドプリペイドカードからはnanacoにチャージすることはできません。
まとめ。ちょっとした工夫でポイントが貯まる
いかがでしょうか?
こうした一連の流れは「面倒くさくてやってられない」という方もいるでしょう。一方で上手に活用して少しでも得をしたいという方も多いのではないでしょうか。
チャージによるポイントや電子マネーの利用に対するポイントなどは、意外とバカにできないものです。
数%とはいえ、税金や健康保険料、公共料金なども含めれば場合によっては数十万円の支払いというケースも少なくはないと思います。
nanacoポイントを貯めたいならセブンカード・プラス
セブンイレブンのクレジットカード“セブンカード・プラス”もnanacoのクレジットチャージでポイントが貯まります。
付与率は0.5%となります。nanacoにチャージしてnanacoポイントが貯まり、nanacoを使ってもnanacoポイントが貯まるので貯めるポイントを統一できて効率的ではあります。最近ではnanacoのクレジットチャージでポイント付与に関して他社カードが改悪の嵐で、セブンカード・プラスも“公式カードの強み”がでてきた感じがあります。
nanacoがクレジットチャージ自体に付帯しているので、あえてnanacoを申し込む必要がないというのもメリットが大きいです。
かつては年会費のかかるカードでしたが、2019年に無料化されています。
[bloglink url=”https://money-lifehack.com/creditcard/card-index/16680″]
以上、公共料金や税金などの支払いはセブン-イレブンのnanaco(電子マネー)がオススメというお話でした。
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