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JCB CARD Wのメリット、デメリット。常時ポイント2倍(1%還元)のJCBカード!
JCBカードが自社のクレジットカードのオリジナルシリーズ(プロパーカード)のラインナップとして2017年にJCB CARD Wというクレジットカードを新しく追加発表しました。
年会費は無料でかつ、JCBのポイントプログラムであるOkiDokiポイントが通常のJCBカードの2倍貯まるというお得なカード設計になっている点です。ただし、条件がありJCB CARD Wは10代、20代、30代までの若年層しか発行することができないという仕様になっています。
今回はそんなJCB CARD Wのメリット、デメリットやお得な活用方法、利用方法などを紹介していきます。
目次
新規入会&スマリボ登録キャンペーン
JCB CARD Wでは、カード入会とスマリボ登録特典が実施されています。スマリボはいわゆる「自動リボ」です。基本的にはお勧めできるサービスではないのですが、今回はキャンペーンを考えれば活用の価値アリです。
- 入会同時スマリボ登録で1000円CB
- スマリボ登録&6万円以上利用で5000円CB
- 入会&スマリボ登録でOkiDokiポイント+10倍(+5%還元)
この三つが利用できます。また、常設キャンペーンとしてスマリボ登録特典としてポイント還元+1倍(+0.5%還元)も併用できます。
このキャンペーンのミソは(2)と(3)ですね。特に(2)は上限なしの青天井です。+5%というのは正直結構大きいのでうまく利用しましょう。
とはいえ、1万円以上の利用があるとリボ手数料が発生します。コンビニATMなどで早期返済ができますので、早期返済をしてうまく金額を調整しましょう。
クレカの締め日でも記載していますが、JCBカードは当月15日締めの翌月10日払いです。リボのATM早期返済期限は当月20日までなので、15日以降20日以内に確定金額を確認して返済してうまくリボ残高を調整しましょう。
JCB CARD Wの基本スペック
JCB CARD WはJCBカードのプロパーカード「JCB ORIGINAL SERIES」に含まれるクレジットカードです。
JCB ORIGINAL SERIESは2017年10月に今回のJCB CARD Wなど3枚のカードを新たにラインナップに加えています。
- JCB the Class
- JCB プラチナ
- JCB ゴールド (JCB ゴールド ザ・プレミア)
- JCB一般カード
- JCB CARD W
- JCB CARD W plus L
さて、JCB CARD Wはどのようなクレジットカードなのでしょうか。
年会費 | 無料 |
---|---|
申し込み可能な人 | 18歳(高校生除く)~39歳までで安定した収入がある人 |
カードブランド | JCB |
ETCカード | 発行可能。発行費、年会費無料 |
ポイント還元率 | 1000円の利用につき2ポイント(通常の2倍) ポイント還元率は約1% |
たまるポイント | OkiDokiポイント |
貯めたポイントの使い道 | JCBギフトカードとの交換やディズニーリゾートのパスポートなどとの交換 |
ポイント有効期限 | 2年間 |
国内旅行傷害保険 | なし |
海外旅行傷害保険 | 最高2000万円(利用付帯) |
ショッピング保険 | 最高100万円まで(海外で購入したもののみ) |
ポイント還元率も高く言うことなしです。付帯保険面は充実しているとはいいがたいですが、年会費無料ですからね。
申込可能な年齢が若年層(18歳~39歳まで)となっていますが、40歳の誕生日までに申し込み・発行ができていれば40歳以降でも解約しない限りは利用できます。
JCB CARD Wのメリット
JCBという国内唯一の国際ブランドが運営するカードということで安心感のあるクレジットカードとなっています。カードフェイスも洗練されており、どこで出しても恥ずかしくない一枚です。
その上、年会費は無料、ポイント2倍(1%還元)ということもあり、魅力度は非常に高いです。
ポイント還元率が高く、JCBオリジナルシリーズの優待もある
もちろん、1%のポイント還元+年会費無料というクレジットカード自体は珍しくありません。
たとえば「楽天カード」がそうですし「リクルートカード」については年会費無料で1.2%ポイント還元(Pontaポイント)です。
ただ、JCB CARD Wは、JCBのオリジナルシリーズとなっており、JCB ORIGINAL SERIESパートナー特典が利用できる点は見逃せません。
以下のような様々な大企業と提携しており、通常ポイントの3倍~10倍のポイント付与の特典があります。
- Amazon
- セブンイレブン
- スターバックス
- 昭和シェル石油
- エッソ・モービル・ゼネラル
- 一休.comレストラン
- アレックス
- ボディショップ
- スタージュエリー
- ヌマヤ
- FLANDRE ONINE STORE
- Right on
- ABC Mart
- キッザニア東京・キッザニア甲子園
- U-NEXT
- ローチケHMV
- タワーレコードオンラインショップ
- HP Directplus
- Dell
上手に利用すればかなり得ができるはずです。
Amazonならたとえば常時2%還元のクレジットカードになる
たとえば、パートナーのAmazonなら1%の基本還元率に加えて、1%分のパートナー特典がプラスされます。つまりAmazonでのお買い物にJCBカードWを使えば、合計2%ものポイント還元率ということになります。
Amazonで一番お得なクレジットカードといってもよいかもしれません。
セブンイレブンユーザーに朗報、nanacoとの組み合わせでポイント二重取り
セブンイレブンユーザーはさらにお得です。セブンイレブンのnanacoカードにはQUICPayがセットされています。このQUICPayの支払先としてJCB CARD Wを登録するとどうなるか?
- 通常のJCB CARD Wのポイント:2%(オリジナルシリーズ優待)
- nanacoポイント:0.5%
- 合計:2.5%還元
となります。予めnanacoカードのQUICPayの支払先登録としてJCB CARD Wをセットするだけです。あとは、普通にnanacoを使って「QUICPay」払いをするだけで2.5%還元です。まさに驚異的。
JCB CARD Wのデメリット
デメリットというデメリットは特にありません。強いていけば以下のような点が挙げられるでしょう。
- 40歳以降の方は作ることができない
- オリジナルシリーズだけどJCB STAR MEMBERSは対象外
- 保険面(ショッピング保険や海外旅行傷害保険)は弱い
「オリジナルシリーズだけどJCB STAR MEMBERSは対象外」というところは少し説明が必要かもしれません。
JCB STAR MEMBERS対象外
JCBのクレジットカードは、JCB STAR MEMBERSといって年間の利用金額に応じてポイント付与率が変化したり、キャンペーンの抽選口数が増えるという特典があります。
JCB CARD WはこのポイントアップのJCB STAR MEMBERSの対象外です。
なぜならそもそもポイントが2倍(1%還元)だからです。ちなみに通常のJCBカードの場合、JCB STAR MEMBERS最高ランクでも、ポイント還元率は0.85%となります。
保険面(ショッピング保険や海外旅行傷害保険)は弱い
ショッピング保険や海外旅行傷害保険といった保険面は弱いです。
ただ、この辺りはユーザーとして上手に使ってあげればいいと思います。たとえばショッピング保険ならイオンカードやアメックスのクレジットカードが強いです。そういった商品はそうしたカードで買えばいいだけです。
海外旅行傷害保険についても年会費無料で保険が自動付帯するような驚きのカードもあります。そういうカードを持っていれば、保険面はカバーされます。
別に一枚のクレジットカードだけですべてを済ます必要はないわけなので、それぞれのカードの強みを活かしてあげればよいと思います。
まとめ。10代~30代の方なら文句なしにおすすめできる
JCB CARD Wはこれ一枚で全部OKというような万能なクレジットカードではありませんが、日々のお買い物利用にはかなりお得なクレジットカードです。
カード発行可能な年齢の方であれば、通常のJCBカード(一般カード)よりもこちらを利用するほうが確実にお得だと思われます。
以上、JCB CARD Wの評判や特徴についてまとめてみました。
執筆者・監修者:ふかちゃん
元証券マン。2004年より個人の金融リテラシー底上げのために投資、節約、キャッシュレス、ポイントなどの活用に関する情報を15年以上にわたり発信するマネー専門家です。
SNS苦手でしたけど最近はtwitterやっています。ぜひ絡んでくださいませ。
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