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楽天カードの最上位 楽天ブラックカードの実力は?年会費や特典、メリット、デメリットのまとめ

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ポイント還元率の高さで不動の人気を誇る楽天カードには、秘密の最上級クレジットカードとして「楽天ブラックカード」というクレジットカードが存在しています。

公式サイト上でも情報は限定的で、このカードを取得するには楽天カードを保有しているユーザーに対するインビテーション(招待)を待つしかないというクレジットカードになります。ブラックカードとしていますが、券面に「PLATINUM」と書かれているように、JCBプラチナ、MasterCardプラチナ相当のサービスが提供されています。

今回はそんな秘密の楽天ブラックカードの実力や年会費、特典、メリット、デメリットなどを分析していきたいと思います。

楽天ブラックカードの基本スペック

まずは楽天ブラックカードのクレジットカードとしての基本的な特典を見ていきましょう。

年会費 30,000円(税別)
カードブランド JCB、MasterCard
ポイント還元 1%
ポイント還元
(楽天市場内)
スーパーポイントアッププログラム +3%
ブラックカード特典 +1%
(毎週火曜日・木曜日)
お誕生日月 +1%
ポンカンキャンペーン +1%~+3%
たまるポイント 楽天ポイント(楽天スーパーポイント)
ポイントの使い道 ・楽天市場内での利用(1ポイント=1円)
・楽天ポイント加盟店での利用
楽天Edyとの交換
ANAマイルとの交換(2ポイント=1マイル)
国内旅行傷害保険 最高5000万円(自動付帯)
海外旅行傷害保険 最高1億円(自動付帯)
空港ラウンジサービス 国内の主要空港のクレジットカードラウンジが利用できます。
また、海外のVIP空港ラウンジが無料で使えるプライオリティパスも本会員は申し込み可能です。楽天ブラックカードの場合は同伴者2名まで無料で利用できます。
コンシェルジュサービス JCBカード、MasterCardのどちらを選択した場合でもコンシェルジュサービスがご利用になれます。
グルメ特典 (MasterCardブランド限定)
楽天ブラックカードのMasterCardブランドの場合「Taste of Premium」の特典が利用できます。

全体的な所見として、楽天ブラックカードというだけあって、グレードの高いクレジットカードにみられる特典やサービスが付帯しながらも、ポイント還元率が高く、特に楽天市場内でのポイント特典は筆舌しがたいレベルでお得になっています。

基本ポイントも含めて特典すべてを活かせば楽天市場のカード利用で10%近いポイント還元を受けることができる計算になります。

さらに、こうした楽天市場での特典以外にも、他社でいうプラチナカードクラスの様々な特典や優待が利用できるようになっています。

 

楽天ブラックカードの楽天カード内での比較と楽天内の特典

楽天ブラックカードは楽天カードの中では最上位の位置づけにあるカードですが、簡単にほかの楽天カードとも比較しておきましょう。

いや、別にブラックじゃなくて下のグレードでもいいや!ってこともあるかもしれませんからね。

楽天カード 楽天ゴールドカード 楽天プレミアムカード 楽天ブラックカード
年会費 無料 2000円+税 1万円+税 3万円+税
カードブランド VISA、Master、JCB VISA、Master、JCB VISA、Master、JCB Master、JCB
ポイント還元率 1.0% 1.0% 1.0% 1.0%
楽天市場ポイント還元率
(SPU特典)
+2% +3% +3% +3%
ポンカンキャンペーン
選べるコース × × 楽天市場コース選択で+1% 楽天市場コース選択で+1%
誕生日月ポイント × × +1% +1%
空港ラウンジ利用 × 〇(国内28+海外2) 〇(国内28+海外2) 〇(国内28+海外2)
プライオリティパス × × 〇(同伴者2名無料)
国内旅行傷害保険 なし なし 最高5000万円 最高5000万円(自動付帯)
海外旅行傷害保険 × 最高5000万円 最高5000万円 最高1億円(自動付帯)
コンシェルジュサービス × × ×

こうやって比較してみると、「楽天市場の中だけの特典」を考えると、一つランクが下になる「楽天プレミアムカード」とさほど差がないということになりますね。

それぞれのランク別に楽天市場内でクレジットカード払いをしたときの、クレジットカードとしてもらえるポイントの最大値はカードグレード別には以下のようになります。

楽天カード(一般カード):最大6%還元 (年会費無料)
楽天ゴールドカード:最大7%還元 (年会費2000円)
楽天プレミアムカード:最大9%還元 (年会費1万円)
楽天ブラックカード:最大9%還元 (年会費3万円)

グレードが上がるほどポイント還元が高くなっていきますね。コスパだけでみると楽天で年20万以上買い物をするなら楽天ゴールドカードがお得で、50万円くらいから楽天プレミアムカードがお得になるといった感じでしょうか。

 

スーパーポイントアッププログラム(SPU)

楽天市場が2016年から開始した特典です。楽天系列の各種サービス利用者向けのポイント特典です。クレジットカード関連では、楽天カード利用で2%、楽天ゴールドカード以上のカードで3%の特典ポイント付与となっています。

クレジットカード以外にも、楽天モバイル(MVNO)の利用などでもポイント還元がアップするようになっています。

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ポンカンキャンペーン

こちらは楽天市場で毎月行われているキャンペーンで、楽天カード保有者限定のイベントです。
キャンペーン登録すると楽天市場の各種サービス利用に応じて1%~3%分の楽天ポイントが付与されるというイベントになります。

要エントリーなので少し面倒ですが、月に1回どのタイミングでもいいからエントリーするだけでOKです。

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選べるコースと誕生日月特典

(楽天プレミアムカード・楽天ブラックカード限定)

選べるコースと誕生日月特典はプレミアムカード、ブラックカード限定の特典となっています。

  • トラベルコース(海外旅行の手荷物宅配が年2回無料)
  • 楽天市場コース(毎週火曜日、木曜日のお買い物で+1%のポイント)
  • エンタメコース(楽天SHOWTIME、楽天ブックスで+1%のポイント)

上記の3つがあり、楽天プレミアムカードは一つだけ選択で、楽天ブラックカードはすべての特典が受けられるようになっています。

さらに、これとは別に誕生日月はいつでも1%プラスとなります。
ちなみに、楽天市場では楽天会員向けに誕生日月には特典が付与されます。楽天プレミアムカードや楽天ブラックカードを持っているような方は楽天のダイヤモンド会員という方が多いでしょうから、700円相当のポイントがもらえます。

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楽天ブラックカードならでのプラチナカード的特典

楽天市場内だけの特典だと、楽天ブラックカードの下位カードである楽天プレミアムカードとの差はそこまで大きく感じなれないかもしれません。

ただし、楽天ブラックカードの最大の特徴はJCBブランドやMasterCardブランドにおけるプラチナカード相当のクレジットカードとしての各種ベネフィットを享受できる部分にあります。

すでにほかのクレジットカードのプラチナカードを所有しているという方であれば、正直そこまで大きな特典を感じることはできないかもしれませんが、年会費3万円というプラチナカードとしては比較的安い年会費で以下のような特典を受けられるのは大きいでしょう。

 

コンシェルジュサービスが利用できる

プラチナカードクラスのクレジットカードから利用できるようになる「コンシェルジュサービス」。こちらからいろいろな要望のコンシェルジュデスクに伝えて代行してもらうことができます。

  • 飲食店探しや予約
  • ホテル探しや予約
  • 旅行プランの計画と予約
  • 接待プランの計画と予約
  • プレゼント探し

自分でもできるけど、ちょっと面倒だなというようなお仕事を代わりにやってもらうことができます。
特に大人数の飲食店予約とか、家族旅行の計画といったような方々に電話をして確認したりする作業などを代行してもらえるのはかなり便利ですよ。

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プライオリティパスが無料。さらに同伴者2名も無料

世界のVIP向けの空港ラウンジが無料で利用できるプライオリティパスプレステージ会員の資格が与えられます(要申し込み)。さらに、通常のプライオリティパスの場合、本人のみ無料なのですが、楽天ブラックカードのプライオリティパスは同伴者2名も無料です。

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上記のプライオリティパスの紹介ページでも注意点として挙げている、海外旅行に行ったとき自分だけラウンジに行くのは……という問題を見事に解決してくれますね!

ちなみに、楽天プレミアムカードでもプライオリティパスは発行できます(本人のみ)。

 

充実した海外旅行傷害保険

国内旅行傷害保険、海外旅行傷害保険の両方が自動付帯しています。
海外旅行傷害保険は最高1億円となっており、充実した保障となっています。

死亡・後遺障害:1億円
障害・疾病治療:300万円
賠償責任:1億円
携行品:50万円
救援車費用:300万円

ちなみに、海外旅行傷害保険は死亡・後遺障害以外の部分は複数のクレジットカードで保証を「積み上げ」することができます。年会費無料+自動付帯のクレジットカードを活用すればさらに保険を拡充できます。

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MasterCardブランドならTaste of Premiumが使える

楽天ブラックカードはMasterCardブランドにおける「Platinum MasterCard」としての位置づけになっており、MasterCardブランドの上級カード会員向けのサービスであるTaste of Premiumが利用できます。

  • ダイニング by 招待日和(全国200のレストランで2名以上利用で1名無料)
  • 国際線手荷物無料宅配(2個まで)
  • 会員制ゴルフ(ビジター利用ができないゴルフコースでプレイできる)
  • Taste of Premiumヘリクルーズ
  • ゴールドトラベルサービス(厳選されたホテル、旅館を特別プランで予約)
  • 海外ホテル・航空券の割引
  • 海外クローク優待
  • 海外携帯電話やWiFiレンタル優待

特に大きいのは、ダイニング by 招待日和でしょうか。

「招待日和」によって厳選された全国有名レストラン約200店舗をご利用いただけます。お料理は、その店舗で最もお勧めするコースをお召し上がりいただき、2名様以上でご予約の場合に、コース代金1名様分を無料にてご招待させていただきます。本サービスはご好評につき、お一人様1カ月あたり2回までのご利用とさせていただいております。

このようになっており、2名利用なら実質半額で有名レストランが利用できるわけです。この特典はプラチナカード以上のカードでは利用できるカードが多いですが、中でも招待日和は店舗数も多く使い勝手が良いです。

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ちなみに、JCBブランドの場合はJCBプラチナカードの一部サービスが利用できますが、JCBプラチナの「グルメベネフィット」はご利用になれません。

なので、楽天ブラックカードを作るならベネフィット的にはMasterCardブランドを選択するほうがお得かと思います。

 

楽天ブラックカードのインビテーションをもらうには?

楽天カードはインビテーション(招待)によってのみ所有することができるクレジットカードです。

  1. 楽天カード(できればプレミアム)を所有している
  2. 楽天市場などの楽天グループのサービスをよく利用している

この二つが大きなポイントになるようです。
一般的なプラチナカード、ブラックカードといったハイステータス系のクレジットカードは、その人の属性も重視されることが多いのですが、楽天ブラックカードは楽天グループに対する貢献度(?)のようなものも重視しているようです。

そのため、楽天ブラックカードが欲しいというのであれば、楽天カードはもちろんですが、それ以外の楽天系のサービスも活用しておくとよいかと思います。

たとえば「楽天銀行」とか「楽天証券」とかに口座を持っておくというのもプライオリティが高いかもしれませんね。
いずれも楽天IDと紐づけされています。2017年8月末からは楽天ポイントで楽天証券で投資信託が買えるようになるというように連携が強化されるようですし。

楽天カード公式ホームページ

楽天プレミアムカード公式ホームページ