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ANAやJALのマイル有効期限切れ対策、余ったマイルを失効させない使い道

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ANAやJALなどの飛行機に乗った時にはマイルというポイントが貯まります。

そんな飛行機に乗った時にたまったマイルがあるけど、その後、飛行機に乗る機会もなくそのままになっていて、このままだと失効しそう……という方も少なくないと思います。

飛行機のマイルはたくさん貯めれば特典航空券(無料航空券)などと交換することができますが、そのためにはそれなりのまとまったフライトが必要です。今回はそこまでのマイルを貯めることができない人向けにANAやJALのマイルの有効期限切れ対策、失効前のマイル活用術などを紹介します。

飛行機乗ってマイルを貯めて特典航空券と交換はハードルが高い

たとえば、特典航空券と交換できるレベルのマイルをフライト(飛行機への搭乗)で貯めようと思った場合、どのくらいの搭乗が必要になるでしょうか?

たとえばANAの羽田-福岡のフライトでもらえるマイルは片道300マイル~1000マイル程度(予約形式などによって変動)です。往復ならその倍なので600~2000マイルくらいとなります。

特典航空券との交換に必要なマイル数は区間やシーズンで異なるものの、国内線往復で15000マイルくらいです。最低でも8回~25回ほど往復が必要ということになりますね。

マイルの有効期限は3年間ということを考えると、1年に最低でも3回~8回は飛行機に乗らないとマイルを貯めることができないということになります。

結構ハードルが高いですね……。

それほど飛行機に乗らない人はせっかく飛行機に乗ってマイルをもらっても、無駄に失効させてしまうだけになります。今回はそんな期限切れで失効してしまいそうな半端なANAマイル、JALマイルを活用する方法を紹介していきます。

 

失効しそうなマイル別の活用術(ANAマイル編)

以下は、現在失効しそうなマイル数別のマイルの活用方法です。

まずは、ANAマイルです。ANAマイルは1万マイルを貯めることができるかどうかが一つの大きな分岐点となります。

1万マイル未満ならANAで使えるポイントと交換

1万マイル未満の場合、1ポイント=1円相当として利用可能なANAのポイントと交換できます。

  1. スカイコイン(ANA航空券やツアーで利用可能)
  2. ANAショッピングポイント(A-styleというネットショップで利用可能)

スカイコインについてはANA便への搭乗予定がある人向けです。1マイル=1円として航空券はもちろん、旅作などのANAのパッケージツアーにも使えます。スカイコイン有効期限は交換から1年間なので、飛行機を使う予定がある人向けです。

ANAショッピングポイントは、A-styleというANAが運営しているショッピングサイトでのお買い物に使えます。こちらでのお買い物でつかえます。欲しいものがあるような場合は有効かもしれません。

1万マイル以上で外部の電子マネー、ポイントと交換できる

1万マイル以上であれば外部のポイント(電子マネー)と交換をすることができます。

などです。いずれも1マイル=1円となりますので、どれと交換しても価値は変わりません。特典航空券との交換と比較するとレートは低いですが……

ソラチカカードがあればマイルをメトロポイントに交換して90%のレートで再度マイルに交換可能

クレジットカードの「ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)」をお持ちの方は失効しそうなマイルを10%のコストで3年間延長させることができます。

sorachika

上記の図を見ていただくとわかりますが、10000ANAマイル→10000メトロポイントに交換できます。ソラチカカード保有者は無制限に交換できます。

メトロポイントの有効期限は1年~2年(交換時期により異なる)ですが、これをうまく利用すれば最大で48万マイルくらいならメトロポイントに交換をしてANAマイルに再び戻すという作業を行うことで、10%の減価はするもののANAマイルの有効期限を3年延ばせます。減価してしまうのは残念ではありますが、マイルの利用価値を考えると個人的には悪くない選択の一つだと思います。

 

失効しそうなマイル別の活用術(JALマイル編)

続いてはJALマイル編です。

3000マイル以上でPontaポイントと交換可能

JALマイルは外部のポイントとの交換ハードルが低いです。

共通ポイントカードである“‘Pontaポイント”に対して3000マイルから交換が可能です。ただし3000~9000マイルの交換の場合交換レートは50%となります。つまり9000マイルをPontaポイントに交換すると4500Pontaポイントにしかなりません。この場合、多消費効率でも10000マイルにすれば10000Pontaポイントと交換可能です。

 

もう少しで交換できるのに……という方向けのアドバイス

それぞれ交換水準には達していないけど、もう少しで……という方向けのアドバイスです。

  1. ANAカードJALカードなどのクレジットカードを作る
  2. 家族で合算することも可能
  3. ポイント交換で他のポイントをマイルにする

 

1)ANAカード、JALカードなどのクレジットカードを作る

飛行機にそれほど乗らないのに、ANAカードやJALカードなどのクレジットカードを作るという事に、微妙に矛盾するところもあるかもしれませんが、年1回でも飛行機に乗るというのであれば、作っておいた方がよいと思います。年会費はかかりますが、マイルが毎年加算されますし、フライト時のマイルも増えます。

さらに、特に家族持ちの方は(2)とも絡みます。

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2)家族で合算することも可能

ANAならANAカード会員、JALならJALカード会員はそのご家族のマイルを合算して利用することができます。

  • ANAカードファミリーマイル
  • JALカード家族プログラム

夫婦やその子どもなどでたまったマイルを“合算”できます。一人が往復3000マイルしか貯まっていなくても、4人家族なら12000マイルになります。

家族のマイルを合算できれば場合によってはポイント交換よりもより交換レートがよい特典航空券との交換ができるようなケースもあるかもしれません。

 

3)ポイント交換で他のポイントをマイルにする

あともう少しでマイルが交換できる水準になるのに……。あともう少しで特典航空券と交換できるのに……。という限られたケースで活用できそうなのがポイント交換です。

ANAマイルもJALマイルも貯めたマイルを他のポイントに交換できるように、他のポイントをANAマイルやJALマイルと交換することもできます。

もし、対象となるポイントを持っているというのであれば、ポイント交換でマイルを貯めるのも手です。ただし、「ポイント→マイル」の交換レートは一般的に2ポイント(2円)→1マイルとよくありません。

あくまでも不足分を補う程度の利用向きです。

 

まとめ、マイルを失効させずに上手に活用しよう

ANAやJALなどの航空会社のマイル(ポイント)も大切な財産です。

無駄に失効させることが無いように、上手に活用していきます。ちなみに航空会社のマイルではありませんが、クレジットカードのポイントについては4割もの人が失効させているという調査もありました。

ポイント(マイル)は現金と同じようなものです。失効させず上手に活用しましょう。

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以上、ANAやJALのマイル有効期限切れ対策、余ったマイルを失効させない使い道について紹介しました。