振込手数料、ATM手数料、預金金利などが秀逸!給与口座におすすめの銀行。
ANAマイラー必携のクレジットカード「ソラチカカード」のANAマイルの有効期限延長技
魅力的な記事を発信するため、Goolgeアドセンス、Amazonアソシエイト、各種プロモーションなどの広告を利用して運営しております。
ANAのマイルを貯めたいというのであれば、カードを使う使わないは別として確実に抑えておく必要があるクレジットカードがあります。それが「ソラチカカード ANA To Me CARD PASMO JCB」です。ANAカード(JCB)と東京メトロが提携したクレジットカードになっています。
このカード、一時は“ソラチカルート”という言葉が中心が利用されるほど、ANAマイラーの中ではマイルを貯めるためのフル活用されたカードでした。
2018年3月末をもって、ポイント交換が一部制限されたことでポイント交換を利用したANAマイル交換は実質的に封鎖されてしまいましたが、現在でもANAマイルの有効期限の失効予防などに活用できたりします。
ソラチカカードのクレジットカードとしてのスペック
ソラチカカードはANAカードに東京メトロの交通系ICカード「PASMO」が付帯したANAカードです。
ANAカードとしての基本スペックは一般カードとなっており、それにPASMOが付いたという認識で問題ありません。年会費は2200円(税込)となっていますが、入会時・更新時には1000マイルがもらえるので、マイラーにとっての実質的な年会費負担はわずかといえるでしょう。
年会費 | 2,200円 |
---|---|
カードブランド | JCB |
ポイント還元率 | 1000円につき1ポイント |
たまるポイント | OkiDokiポイント |
貯めたポイントの使い道 | ANAマイルとの交換、メトロポイントとの交換 |
ポイント有効期限 | 2年間 |
国内旅行傷害保険 | なし |
海外旅行傷害 | 最高1000万円・自動付帯 |
ショッピング保険 | 最高100万円/90日間(自己負担額10,000円 海外のみ対象) |
その他特典 | 入会特典:1000マイル 更新特典:1000マイル |
クレジットカードの利用でたまるのはOkiDokiポイントというJCBカードのポイントです。ソラチカカードはこのポイントをANAマイルと交換することができます。
年会費はかかるけど、入会・更新で1000マイルもらえる
マイルの価値をどの程度とみるかによって評価は変わってきますが、個人的に飛行機に乗る人であれば1マイル=2円以上で使うことはできると思います。年会費2200円で1000マイルがもらえるのであれば、実質的にはトントンといえそうです。
マイルと交換する場合は5マイルコース、10マイルコースはどちらを選ぶ?
ANAカードは貯めたポイント(このカードはOkiDOkiポイント)をマイルに交換できるようになっていますが、交換のレートが複数あります。
- 10マイルコース:1ポイント→10マイル
- 5マイルコース:1ポイント→5マイル
10マイルコースがお得ですが、10マイルコースは以降手数料として5000円(税別)が必要となります。なので、ショッピングの金額が大きい人向けですね。
どちらを選ぶべきか?と聞かれると、年間で60万円以上の決済をするなら10マイルコース、それ以下なら5マイルコースといったところでしょうか。
詳しい比較は以下の記事で
東京メトロ(地下鉄)の乗車でもポイント(メトロポイント)が貯まる
ソラチカカードにはPASMOが自動付帯しています。都内にお住まいの方前提となりますが、地下鉄に同カードを使って乗車するとメトロポイントが貯まります。たまったメトロポイントはANAマイルと交換可能なので、地下鉄の乗車でも実質的にマイルが貯まることになります。
この、地下鉄利用によるメトロポイントにつては上記の記事でより詳しく紹介しています。
オートチャージにも対応しており、オートチャージの決済分はOkiDokiポイントが貯まるので、そのポイントもマイルに交換できます。
メトロポイント→ANAマイルの交換レートが破格
ソラチカカード人気の理由は“メトロポイントとANAマイルの交換レートが破格”ということにあります。
ソラチカカード ANA To Me CARD PASMO JCBはANAマイレージクラブ(AMC)のマイレージ会員番号とTo Me CARD会員の会員カードが一緒になったカードです。下記のように、ANAのマイレージ、JCBカードのOkiDokiポイント、東京メトロのメトロポイントをそれぞれ相互交換することが可能になっています。
特に、100メトロポイント=90マイルという部分です。
1メトロポイントは1円相当のポイントなので100円相当のポイントが90マイルになるという計算です。
他のポイントプログラムとの交換であれば高くても100円=50マイルくらいが関の山ですので、メトロポイント→ANAマイルという交換ルートは非常に秀逸なのです。
そして、過去はこの「メトロポイント」に対して他社のポイントを交換することができたため、実質的にANAマイルへの交換レートが90%という非常に有利な交換が可能だったわけです。
もちろん、そんな状況をANA側がずっとほおっておくはずもなく、2021年現在はメトロポイントに他社ポイントから交換するルートはなくなっており、ポイント交換によるマイル交換ルートはなくなっています。ただ、メトロポイント→ANAマイルへの交換自体は今でも可能で90%という高いレートで交換できます。PASMOなどを利用して東京メトロでポイントを貯めている人にとっては有利に活用できます。メトロポイントを貯められる環境にある人はソラチカカードを活用して沢山メトロポイントを貯めてANAマイルに交換しましょう。
ソラチカカードのメリットは「マイルの有効期限延長」
ソラチカカードの最大の強みは90%のマイル交換ルートです。残念ながら他社ポイントからの交換ルートは現在ありませんが、ANAマイルの有効期限延長には活躍します。
マイルを貯めたけど、様々な理由により3年間(36カ月)の有効期限内に使いきれずに失効させてしまう……というような人にとってソラチカカードがあれば90%のレートで有効期限を3年間延長させることができます。
上記の図を見ていただくとわかりますが、10000ANAマイル→10000メトロポイントに交換できます。ソラチカカード保有者は無制限に交換できます。
メトロポイントの有効期限は1年~2年(交換時期により異なる)ですが、これをうまく利用すれば最大で48万マイルくらいならメトロポイントに交換をしてANAマイルに再び戻すという作業を行うことで、10%の減価はするもののANAマイルの有効期限を3年延ばせます。減価してしまうのは残念ではありますが、マイルの利用価値を考えると個人的には悪くない選択の一つだと思います。
ポイント交換でガンガンANAマイルを貯めていくという方法には利用できませんが、マイルを維持管理するには良いクレジットカードであることに変わりありません。
執筆者・監修者:ふかちゃん
元証券マン。2004年より個人の金融リテラシー底上げのために投資、節約、キャッシュレス、ポイントなどの活用に関する情報を15年以上にわたり発信するマネー専門家です。
SNS苦手でしたけど最近はtwitterやっています。ぜひ絡んでくださいませ。
同じカテゴリーの人気記事
【ANAマイラー必携のクレジットカード「ソラチカカード」のANAマイルの有効期限延長技】に興味があるのであれば、以下の記事もおすすめです