お金に関するマナー・常識 PR

<2019年>新社会人が知っておきたいお金の使い方、お金の基本知識

記事内にプロモーションを含む場合があります

新社会人になって毎月貰うようになるお給料。今回はそんなお金をどう使うべきなのか?どういう使い方をしてはだめなのか?ということをまとめていきます。

お金の使い方は、長い時間をかけて習慣化されていきます。最初の内から貯金をする習慣を作っておけば、30代・40代になるころにはまとまったお金ができていることでしょう。一方で無駄遣いばかりで浪費的な生活を送っているとそれが習慣となり、たとえ給料が高くなっても貯金ができないひとになってしまいます。

今回は新社会人の皆様はもちろん、お金の使い方についてあまり勉強してこなかった方に、社会人が心掛けておくお金の使い方を、マネーライフハックの記事を交えつつ紹介していきます。

社会人が知っておくべきお金の使い方

項目として以下の4つに分けて紹介していきます。

  1. 貯金・運用
  2. 保険
  3. クレジットカード・お買い物
  4. 自己投資

 

貯金は少しずつでもいいから天引きで始める

貯金は毎月少額でもいいので給料天引きや積立貯金などの形で自動化しておくようにしましょう。ダメなのは「残ったお金を貯金しよう」という考え方ですね。この方法で貯金したとしてもお金の計画的な使い方が身に付きません。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/bank/1631″]

最初に貯金したい額を貯金して残ったお金をやりくりして生活するという計画性を身に付けるためにも先に貯金するようにしましょう。

勤務先に上記のような給与天引き型の貯蓄方法が用意されている場合はこれらを使うのも手だと思います。

なお、持株会については、預金ではなく勤務先も株を買うという形になります。有利な金額で投資できる助成などがある一方で、労働だけでなく資産まで勤務先にベットすることになるわけで、割合はホドホドにしておきましょう。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/asset-management/1868″]

 

積立投資なら税制上の優遇を上手に活用し長期投資

積立預金をする中で、一部を投資(運用)に振り向けるのも一つです。新社会人のような若い人にとって、一番の味方は「時間」です。長期間運用できることで複利効果によって運用による成果が雪だるま式に大きくなっていきます。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/asset-management/5003″]

 

中でもNISA(つみたてNISA)やiDeCo(個人型確定拠出年金)などは税制上の優遇も大きく、中長期投資に向く運用手段です。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/tax/12746″]

あまり深く考えずに投資ができるインデックスファンドや全世界バランスファンドなどを利用して少しずつの小額でもいいので投資にも資金を振り向けておくと、長い目でみたときの資産形成に大きな差が生まれます。

 

積極的投資はある程度の種銭(余剰資金)を貯めてからでもよい

一方で、投資というと個別株(株式)への投資などを考える方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらはあまり急ぐ必要はありません。

積極的な株式投資などは、ごくごく少ない貯金から始めても労力の割に成果(果実)も小さいです。積極的な投資については、まず100万円くらいの貯金を貯めることを一つの目的としましょう。

そのくらいの余剰資金が貯まって初めて投資・運用を考えてよいと思います。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/asset-management/14965″]

 

新社会人が勧められる保険。その大半は不要

社会人になると生命保険や医療保険、あるは年金保険などの保険の勧誘をされるケースが増えるかと思います。会社によっては休み時間などに生命保険のセールスレディーの方などがやってきて、保険についての説明・勧誘を行うケースもあります。

まず、生命保険について“新社会人の方にとってはほとんどが不要”です。

なぜなら保険というのは自分では負うことができないリスクをカバーするためのものであり、養うべき家族(子どもなど)がいない人にとっては不要だからです。もし、あなたが明日、死亡したとしても経済的に困る人はいないでしょう?それなら生命保険(死亡保険)は不要です。

保険は期待値的には損をするようになっている金融商品です。そして手数料(コスト)も高いので、入らなくていいなら入らないほうがいいです。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/insurance/410″]

 

社会保険(健康保険)があるので医療保険もほぼ不要

でも、病気やケガのリスクはあるから医療保険は必要では?と思われるかもしれません。

ただ、サラリーマンの方は、世界最高レベルの医療保険の保険料にすでに加入しています。健康保険です。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/insurance/6879″]

  • 医療費の7割が健康保険でカバーされている
  • 月間の医療費には上限あり(高額療養費制度
  • 病気やケガで長期休職時は給付金で収入保障(傷病手当金

安くない社会保険料(健康保険料)を給料天引きで払っているわけで、それに加えてさらに民間の医療保険に加入するなど、どんだけ病気するの?という話になります。

あえて民間の医療保険に加入する必要性はそこまで高くないでしょう。

 

若いうちに入る方が保険はお得?

今は保険はいいです。と言うと、ほぼ決まって返ってくるのが「保険は若いうちに入ったほうがお得」というトークです。

たとえば、20歳から終身保険に入るのと、40歳から同じ保障の終身保険入るのとでは、後者の方が月額保険料が高くなるというものです。

人間は年を取るほど死亡リスクがたかくなるので、これは正しいです。

ただし、20歳から入る方が保険料が安いのは、死亡リスクが低い若いうちに死亡リスクが高くなる将来のための保険料を積み立てているにすぎません。結局、トータルの支払総額でみれば、若い時から入る方が保険料総額は大きくなります。

 

税制上お得になるケースもあるけど……

生命保険などは、年末に生命保険料控除といって税制上の優遇を受けることができます。これによって払った保険料の一部が還付されることになります。

ただ、戻ってくるのは「保険料の一部×税率」に過ぎないわけで一般的に所得が低い(所得税率が低い)新社会人にとっては税制上のメリットも小さいです。

個人的に、新社会人向けにも適しているといえるのは、実質預貯金であり、生命保険料控除が使える明治安田の、じぶんの積立くらいです。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/diary/12323″]

 

クレジットカード・お買い物は仕組みを理解し失敗しない

クレジットカードについては、社会人になって初めて申し込みをしたという方も少なくないでしょう。クレジットカードは手持ちの現金が無くてもお買い物ができるというメリットがある一方で、クレジットカードで買い物をした分は、短期的な借金です。

使いすぎて、支払いに窮するという事が無いように計画的なお買い物を心がけましょう。

特に、支払いが出来ない。ということになると信用情報に傷がつき、その後長期間にわたって、クレジットカードやローンの申込ができなくなるという事態に陥るリスクがあります。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/creditcard/333″]

たとえば、若い時のクレジットカードの失敗が原因で、マイホームを買いたいのに住宅ローンの審査に通らない……なんてことになる可能性もあります。

 

リボ払いは危険、無計画にやると破産する羽目になるリスクも

月々のクレジットカードの利用が多くて、支払いが難しい。そんな時に助けになるのがリボ払い(リボルビング払い)です。

いくら利用していても毎月の支払いが一定額で済むという支払方法で、月々の支払いをコントロールできます。ただ、それは魔法の杖ではありません。クレジットカードの利用の利用残高は借金と同じで高い金利がかかります。

リボ払いで返済額少ないと毎月残高が積みあがる形となり、いつか大きな借金としてあなたに牙をむきます。気づいた時にはもう手遅れ……となってしまうケースも少なくありません。リボ払いは無計画に手を出していいものではありません。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/creditcard/75″]

 

自己投資は若い時ほど効果的。人的資本を作ろう

資産家でもない普通の人、それも新社会人にとって最大の財産は何でしょうか?

それは“人的資本”です。これはあなたが働くことによって得られる生涯にわたっての収入総額の現在価値と言い換えることができます。

大卒サラリーマンの生涯賃金は2億円ほどといわれる一方で、非正規社員の生涯賃金は8000万円ほどと大きな差があります。働き方によってあなたの人的資本は大きく変わります。

こうした人的資本を高める行動の一つが「自己投資」です。

人的資本は一定額ではありません。キャリアを積み、スキルを磨くことで、より有利な仕事に転職できる可能性がありますし、社内で昇進することもできるでしょう。

そして、その効果は若い時(長く働ける時期・他のライバルと差別化できる時期)であるほど効果的です。お金の使い方の一つとして、特に新社会人(若い)時は自分自身に投資をするということも考えておくべきでしょう。

その投資というのは何もお金を使うことだけではなく、プライベートな時間に勉強をするスキルを磨くといったことも含まれます。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/working/5012″]

 

まとめ、限られたお金を上手に使おう

新社会人になって、もらえるお給料の金額自体は学生時代と比べると大きなものかもしれませんが、実際に使ってみると、すぐになくなってしまうくらいの金額です。

そうした中で、お金をどう使うのか?というのはできるだけ早い時から習慣化していくことが、重要です。最初の内の違いはわずかであっても、今後の長い社会人生活において大きな差になります。

新社会人の方にとって参考になれば幸いです。