クレジットカードや電子マネーは災害や停電に弱い 現金や小銭を手元確保する重要性

2022/03/23 更新   マネー教育

クレジットカードや電子マネーでの決済には電話回線(通信回線)や電気が必要になります。大災害などの場面ではこのような決済をすることができません。普段であればキャッシュレスに生活できる場面でも、いざ大災害が発生してインフラがズタズタになってしまうと意外ともろいものです。

被災したからといってなんでも無料でもらえるわけではありません。当然お店で商品を買うならお金が必要です。万が一に備えての現金はやっぱり重要です。

数万円程度の現金を千円札や小銭で自宅内の非常用持ち出し袋などに用意しておくことをお勧めします。

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災害時や停電、通信障害の際に力を発揮するのはやっぱり現金

災害等で停電や通信障害が発生してしまうと、クレジットカードや電子マネーは使えません。レジ読み取り式のコード決済もNGとなるでしょう。

そういう時は現金が必要になりますが、災害時にはATMだって止まってしまう可能性があります。そうなってしまうと銀行に預けている普通預金だからといって簡単に引き出しができなくなります。

キャッシュレスもすすみ、最近では現金を持ち歩かないことが私も増えてきました。ただ、万が一に備えて一定程度の現金(キャッシュ)は備えておいた方がよさそうです。

ただ、災害時に一番強いのは現金(キャッシュ)でしょう。

私も災害時に停電してクレジット等のキャッシュレスが使えないという場面に遭遇しました。財布に入っていたちょっとの現金のおかげでお弁当と温かいコーヒーを買うことができました。このとき現金が無かったらと思うとゾッとします。

 

非常時に備えて現金はいくら必要か?

銀行預金については、東日本大震災や熊本地震において、通帳やキャッシュカードが無くても、免許証などによる本人確認で10万円~20万円までの預金の引き出しに応じました。

将来的な大災害でも同じような措置は取られると思います。

なので、銀行が営業できるくらいの体制になれば、現金はなんとかなる可能性が高いです。

一方で大規模災害の場合には、そうした銀行が営業できるような体制になるまでにも時間がかかる場合があります。一番困るのはそうした復旧が始まるまでの期間です。その間は自分自身が備えた現金で何とかする必要があるわけです。

 

コンビニやスーパーで最低限のモノが買える数万円は現金として手元に

災害当日から本格的な復旧が始まるまでの数日は現金が頼りになる可能性があるわけです。

水や食べ物、生理用品などを購入しようにも電子マネーやクレジットカードが使えずに何も買えない……。という事態にならないためにも、家族構成にもよりますが、3万円程度は用意しておいたほうがいいと思われます。

 

お釣りを気にせずに済む千円札、小銭がおすすめ

3万円必要なのか。なら1万円札を3枚……、というのはやめておいたほうがいいです。

高額紙幣の場合はやはり、お釣りが大変です。

お店側も両替などをする余地がない状況である可能性があります。お釣りが必要になる高額紙幣は迷惑だし、場合によっては買い物できない可能性があるからです。

なので、お札は千円札を中心にしておくべきですし、重量的な問題もありますが小銭もあると便利です。

非常用持ち出し袋などを準備されている方はその中に、現金も入れておくとよいでしょう。

また、多くの方が非常時も持ち出すであろうスマホに備えておくというのもいいですね。スマホケースの中に紙幣を入れておくというのは一つの手です。これなら日常でも役立つことがあるかもしれません。

あと、小銭(10円、100円)もあると良いです。最近は減ってきましたが公衆電話は比較的復旧が早いです。そのため、公衆電話が使える10円玉、100円玉があると何かと役に立つかもしれません。

 

とはいえ、自宅に多額のお金をおいておくのは危険

マイナス金利等の影響もあって、銀行にお金を預けるのではなくタンス預金として金庫などに現金を保管している人も増えているそうですが、これは推奨しません。

こうしたお金は災害時に「減失」するリスクがあるからです。東日本大震災でも津波被害によって多くの「持ち主不明」の金庫や紙袋に入った現金などが見つかっています。こうしたお金は本人確認が不可能なものも多く、そうしたお金が本来の所有者の手に戻ってくること可能性は低いでしょう。

タンス預金をおすすめしない理由とタンス預金のメリットの嘘(間違い)
2021-05-18 18:06
マイナス金利で銀行預金から引き上げてタンス預金(現金の自宅保管)に切り替える方が増えているそうです。タンス預金についてはペイオフ対策や相続税対策、マイナンバー対策等の様々な名目で話
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津波以外にも火災や家屋倒壊などで無くなったり、悲しい話ですが火事場泥棒などによる被害も少なくないようです。

 

防災袋などの備えをする方も増えているようですが、その中にコインケースに現金を入れて保管しておきましょう。私もコインケースに100円玉と1000円札をまとめて入れています。

執筆者・監修者:ふか
元 野村證券勤務の金融マン。2004年より個人の金融リテラシー底上げのために投資、節約、キャッシュレス、ポイントなどの活用に関する情報を15年以上にわたり発信するマネー専門家です。

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