大学生にクレジットカードは必要か?大学生がクレジットカードを持つメリット、デメリット

一般社団法人クレジットカード協会「大学生に対するクレジットカードに関するアンケート(平成29年度)」によると、大学生のクレジットカード保有率は53.6%となっています。学年が上がるほど所持率は高まり1年生は43.3%で4年生は62.5%となっています。

このデータを見る限り、大学生でも半数以上が保有しているということになりますね。今回は大学生にクレジットカードは本当に必要なのか?という点について、大学生に対するクレジットカードに関するアンケートの回答内容や、大学生のクレジットカードを巡るトラブル内容などから考えていきたいと思います。

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大学生のクレジットカードの保有状況

まずは、実際の大学生がどのくれらいクレジットカードを持っているのか?何枚くらい持っているのか?といった情報を紹介していきます。

引用元のデータは一般社団法人クレジットカード協会「大学生に対するクレジットカードに関するアンケート(平成29年度)」です。

クレジットカードを保有している割合は53.6%で、内9.6%は保護者(両親)の家族カードを持っているという回答になっています。

大学生の平均クレジットカード所有枚数は1.2枚となっています。全世代の平均枚数は2.6枚ということを考えると当然少なめですね。

 

大学生がクレジットカードを作った理由

多い順にランキングします

  1. ネットショップでの決済が簡単だから
  2. キャッシュレスで買い物できるから
  3. 海外旅行の際に必要だから
  4. ポイントや割引制度がお得だから
  5. よく使うお店の提携カードだから
  6. 社会に出る前に必要だと思ったから
  7. お店に勧められたから
  8. 親に勧められたから
  9. 分割払い(後払い)ができるから
  10. スマートな支払いができるから
  11. 補償制度があるから
  12. ETCカードを作りたいから

こんな感じになっています。上位については社会人でもほぼ同じような回答になりそうですね。ちょっと心配なのが、「分割払い(後払い)ができるから」という項目ですね。

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上記の記事でも紹介していますが、分割払いやリボ払いについては、負担の先送りだけでなく、高い手数料(金利)の支払いも必要になるわけです。このためにカードを持つ(作る)ってのはかなり怖いことだと思いますよ。

 

大学生でクレジットカードを持たない人が作らない理由

続いてはカードを持たない理由ですね。こちらも回答が多い順です。

  1. 現金や他の電子マネーの支払いで十分だから
  2. 必要以上に使いそうだから
  3. 後払いは借金だから
  4. デビットカードで支払いをするから
  5. 持つ機会がなかった
  6. 社会人になってからでいいと思った
  7. 偽造や情報漏洩、不正利用が心配
  8. 作るのが面倒
  9. 親に止められた

こんな感じになっています。電子マネーやデビットカードで支払うという回答が比較的多いですね。デビットカードは銀行口座(普通預金)の範囲内でお買い物ができるカードです。

保有目的の1位だったネットショップでのお買い物でもクレジットカードと同じようにお買い物ができ、ポイントが貯まるカードも多いです。

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後払いは借金だからとか、不正利用が心配というネガティブな理由で持たない方も一定数いらっしゃいますね。

 

大学生にクレジットカードは必要なのか?

保有するメリットがあるかどうか?でいえばメリットはあります。

大学生でも1枚は持っておくと何かと便利だと思います。クレジットカードに関するよくある不安の多くは以下のような項目ではないかと思います。

  • 不正利用されたら多額の請求がされる
  • クレジットカードは年会費がかかるので無駄
  • クレジットカード払いをすると高い金利が発生する
  • 借金をしていることと同じで借金が記録される
  • 無駄遣いが増える、金銭感覚がおかしくなる
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ただ、これらの多くの疑問や問題は、カードの選び方や使い方次第です。クレジットカードは長年の歴史の中で不正対策や補償制度などが整っており、現金でのお買い物よりも安全かつお得であることが多いです。

クレジットカードはあくまでもツール(道具)です。ただし、以下のような点には注意したいところです。

 

リボ払いや分割払いはダメ

まず、クレジットカードの支払い方法として「分割」や「リボ(リボルビング)」といった支払い方法は絶対にダメです。後払いできるというのは大きなメリットに感じるかもしれませんが、金利負担は大きいですし、金銭感覚を狂わせる要因になります。

クレジットカードは借金です。一回払いであればタイミングを少しずらすだけにすぎませんが、分割・リボは完全な借金です。

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支払いはしっかりとする

クレジットカードでのお買い物は原則として後払いです。カード会社によって違いはありますが、だいたい買い物をした翌月に前月分の支払いをまとめてすることになっています。

この時の支払いの遅延は絶対にしないようにしましょう。遅延を繰り返すとカードが利用できなくなるだけでなく個人信用情報機関に遅延情報が登録され、以降の金融取引が大きく制限されることもあります。

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クレジットカードを持つことによるメリット

デメリットや注意点を紹介しましたが、最初にも書いた通り、クレジットカードはうまく使えば生活をよりお得に、そして安全にしてくれるものです。

  • ポイント還元などの優遇や特典がある
  • 付帯保険(ショッピング保険)などが付く
  • 信用(クレジットヒストリー)が貯まる

大きなメリットとしては上記の項目がありますね。

ショッピングでポイントが貯まります。また、クレジットカードの中にはショッピング保険といって、カードで買っ品が故障や盗難などの際に補償される保険がついていたりします。カードの取得理由でも挙げられていたような海外旅行傷害保険などもカードにセットになっていたりします。

最後の信用(クレジットヒストリー)はクレジットカードの利用実績を積むことでカード会社からの信用が高まり、社会人になってからも役立つ場合があります。将来、ローンを組む時も有利になることもあります。

 

大学生ならではのメリットもある

大学生がもつクレジットカードについては、学生ならではのお得なメリットもあります。それは多くのカード会社が大学生を将来の大切な見込み客として優遇しているのです。

多くの方は最初に作ったクレジットカードを社会人になってからも使います。そのため、各カード会社では大学生の内にカードを作ってもらい、そのまま使ってもらうために大学生向けに様々な優遇のあるクレジットカードを発行しているのです。

 

まとめ。メリット、デメリットを理解して正しくカードを付き合う

メリット、デメリットの両方を紹介してきました。

大学生になると学校のガイダンスなどでクレジットカードを使うことによる恐怖などが紹介されることもあるかもしれません。たしかに、クレジットカードは使い方を間違えると借金地獄に陥ることもあります。

ただ、怖いからといって避けるというのも違うと思います。プラスの面、マイナスの面の両方をしっかりと理解した上で、正しく使いましょう。

金融についての知識や経験は日本ではなかなか教育機関では教えてくれません。そのため、何が正しく、どうするべきなのか?というのは自分自身で身に着けていく必要があるわけです。避けてばかりいてどうにかなることではありません。

そういった意味で、この記事を読んでいる(≒自分で調べている)というのは素晴らしいことだと思います。

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