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お買い物をするときの賢いポイントの貯め方とポイントの使い方

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pointcardお買い物においてクレジットカードや電子マネー、ポイントカードなどの利用などでポイントを効率よく貯めるというのは、賢い消費者として立ち回る基本といえます。また、それと同じように大切なことは効率よくポイントを使うことでもあるはずです。

特に近年はTポイントなどの共通ポイントはもちろん、様々なポイント制度が乱立といってよいほど存在しており、貯め方はもちろんですが、上手な使い方も考えないと、ポイントを無駄に失効させたり、活用できないケースも多いです。

今回は、せっかく貯めたポイントをより効率的に、お得に使っていく方法を今回はまとめていきたいと思います。

ポイントをお得に貯める方法、コツ

まずは、ポイントを上手に貯めていくための方法やコツです。ポイントを貯める時はポイントが付与される仕組みを理解してポイントがたくさんたまる使い方、払い方をするようにしましょう。

 

クレジットカードやポイントカードは“還元率”を重視する

これは基本中の基本ですね。

クレジットカードや電子マネーを利用するのであればポイント還元率が高いものを利用するのが基本です。

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クレジットカードだと上記の記事でも紹介しているようにポイント還元が高いカードで決済するのが基本です。

 

ポイントの付き方を知っておく

前述の“還元率”は重要ですが、〇%という記載には少し注意が必要です。

実際のところ、下記の「総額方式」か「取引都度方式」かで、最終的に受け取れるポイントは大きく変わってきます。

 

1)一カ月の利用金額に対して○%のポイントが付く(総額方式)

クレジットカードやポストペイ型の電子マネーに多いタイプです。たとえば1000円につき1ポイントという場合は、1ヶ月間の利用金額の総額を1000で割ってポイント数を加算するという流れになります。少額の利用があってもむだなくポイントが貯まるという特徴があります。

 

2)取引の都度ポイントが計算される(都度方式)

プリペイド型の電子マネーや企業のポイントカードなどに多いのはこのタイプ。たとえば、代表的な電子マネーである「楽天Edy」の場合、200円(税別)につき1ポイントが付きます。そのため、199円未満の利用額についてはポイント付与対象外です。

150円のペットボトルだけを毎回、楽天Edyで決済しても1ポイントもつかないということになってしまいます。

 

ポイントの端数切捨ての影響は思った以上に大きい

(1)の総額方式と(2)の端数切捨て方式の差は思った以上に大きいです。よくクレジットカードやポイントカードでポイント付与の大きさを示すものに還元率といって1%還元とか2%還元とか書くことが多いですが、これだけでは測れません。

たとえば300円の利用につき6ポイントを還元するというカードと100円の利用につき2ポイントを換言するカードがあったとしましょう。このカードはどちらもポイント還元率にすれば2%というカードになりますね。でも実際のお買い物ではどうなるでしょうか?

以下はランダムに作ったお買い物金額とそれで付与されるポイントを表にしたものです。

お買い物金額 Aカード
(300円6ポイント)
Bカード
(100円2ポイント)
1,226円 24 24
1,223円 24 24
673円 12 12
300円 0 4
1,457円 24 28
311円 6 6
1,289円 24 24
239円 0 4
1,302円 24 26
763円 12 14
1,454円 24 28
1,466円 24 28
1,250円 24 24
1,100円 18 22
1,433円 24 28
1,291円 24 24
350円 6 6
947円 18 18
546円 6 10
1,264円 24 24
118円 0 2
1,097円 18 20
926円 18 18
680円 12 12
1,136円 18 22
167円 0 2
149円 0 2
732円 12 14
724円 12 14
1,149円 18 22
848円 12 16
716円 12 14
708円 12 14
791円 12 14
1,397円 24 26
569円 6 10
1,347円 24 26
1,013円 18 20
205円 0 4
273円 0 4
1,313円 24 26
1,335円 24 26
172円 0 2
1,148円 18 22
1,497円 24 28
200円 0 2
1,261円 24 24
824円 12 16
433円 6 8
1,287円 24 24
1,050円 18 20
利用総額45,148円
(2%還元だと
902ポイント)
744ポイント 852ポイント

まず、45148円という利用金額に対してAカードは744円で1.64%、Bカードは852円で1.88%となりました。

まず、AカードもBカードも表面上の還元率の2%を下回っています。これは前述のとおり端数分が切り捨てられてしまうためです。また、同じ都度ポイント付与型でもBカードのほうが還元率が高いのは、計算単位が小さいため、切り捨てられる金額が小さくなるためです。

たとえば、Aカードは299円以下のお買い物でのポイント付与はゼロですが、Bカードならそれに2ポイントが付くということになります。

以上から考えて、ポイントのつき方としては月間の総利用金額に対してつくタイプがもっともよく、都度タイプは実質の還元率は下がる。都度タイプであれば、ポイント付与の計算単位が小さいものが有利ということになります。

 

ポイントは二重取り、三重取りができないかを考える

一部のポイントプログラムでは、一度の利用で2つのポイントを貯めることができるケースがあります。
代表的な物として、プリペイド型電子マネーのクレジットチャージがあります。

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上記記事のように、リクルートカード(VISA)であらかじめチャージ(1.2%還元)をして、その後お店で楽天Edyを使う(0.5%還元)という方法を取ることでポイントを二重に貯めることができるわけです。

 

本来はポイントが貯まらない取引でもポイントを貯める

たとえば公共料金や税金の支払いなどは本来ポイントを貯めることができません。タバコの電子マネー購入も同じですね。電子マネーやクレジットカード払いができても「ポイント付与対象外」となります。

ところが、上記でも紹介したポイントの二重取りを利用すれば、クレジットカードでチャージをした分だけはポイントを貯めることができます。こうした方法を活用したテクニックとしては、nanacoとWAONを利用したものが一般的です。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/creditcard/2295″]

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これらを活用すれば本当ならポイントを貯められない取引でもポイントを貯めていくことができますよ。

 

ポイントの賢い使い方・ポイント払いのコツ

続いては、せっかく貯めたポイントを上手に使っていくための方法です。ポイントは貯めるのは楽しいですが、貯めているだけでは宝の持ち腐れです。賢い使い方をマスターしましょう。

 

端数にポイントが付かないポイントカードは端数をポイント払いする

TポイントやPontaポイントなどの共通ポイントの多くは、108円につき1ポイント、216円につき1ポイントといったように一定の金額ごとにポイントが付くようになっています。たとえば、レジで108円(税抜)のお買い物をしたときと215円(税抜)のお買い物をしたときとでは、107円も利用額が違うのにもらえるポイントは同じ1ポイントです。

このようなタイプのポイント(ポイントカード)はポイント利用を「ポイントが付かない端数分にあてる」ことで実質還元率を高めることができます。

TポイントやPontaポイントなどのポイントは1円分から使えるので、レジでお買い物をするときはキッチリの金額になるようにポイントを使うようにするとお得です。上記のケースだと215円の買い物のときは107円分のポイントを使うという具合になります。

こうすることで、ポイントがつかない無駄な支払い部分を減らすことができ、実質的なポイント還元率を高めることが可能です。

なお、注意点としてこうしたタイプのポイントカードのポイント付与は「税別100円」であることが多いので、端数分すべてをポイント決済にするとポイントがつきません。

たとえば、157円(税込)の商品を購入したとき、1ポイントが付与されるのは108円(税込)なのでポイントを使うのは差額となる49円分のポイントを使うのが正解です。

57円分のポイントを使ってしまうと1ポイントも付与されないという状況になるので注意が必要です。レジの人に???という顔をされてしまうことが多いのが玉に瑕ですね。

 

ポイントを使ったお買い物はポイント還元率が低い商品で使う

特に家電量販店などは購入するアイテムによってポイント還元率が違うケースが多いです。

  • テレビ:20%還元
  • 洗濯機:10%還元
  • スマートフォン:5%還元

といった具合です。

こうしたお店でポイントを使うときのコツはできるだけ還元率が低い商品でポイントを使うということです。

家電量販店(ヨドバシカメラビックカメラ)のポイントはそれぞれポイント払い分にはポイントが付かないようになっています。

たとえば、1万円分のポイントがあるとします。

  1. 20%還元の商品で使った場合:2000円分のポイントが貰えない
  2. 5%還元の商品で使った場合:500円分のポイントが貰えない

このように、還元の%が低い商品で使ったほうが、そのポイント使用でもらえないポイントが減ります。

ですから商品ごとにポイント還元率がことなるようなお店でのポイントは「還元率が高いものは現金(クレジットカード)で購入して還元率が低いものはポイントで買う」ということが大切です。

一方で「楽天ポイント」のようにポイント払いに対してもポイントが付くポイントプログラムもあるので、このあたりはポイント付与条件の確認となりますね。

 

ポイント移行でポイントを賢くおまとめする

最初にも書きましたが、2016年現在、いわゆる共通ポイントと呼ばれるポイントだけみても「Tポイント」「Pontaポイント」「楽天ポイント」「dポイント」それに「WAON POINT」が存在しています。

また、こうした共通ポイント以外にもクレジットカードのポイントやそれぞれのお店の独自のポイントなどもあるはずです。正直、こうしたポイントをしっかり貯めていった場合にはかなりのポイントが分散して存在していることになるはずです。

各ポイントプログラムでは、ポイントカードのポイントを別のポイントに移行できたりするケースがあります。ポイントを分散させておくのではなく、移行させて一つにまとめるというのも賢いポイント活用になると思います。

 

ポイントの価値がアップする使い方をする

一部のポイントは、1ポイント当たりの価値を使い方によって高められるケースがあります。

たとえば、Pontaポイントやdポイントはローソンでのお試し券に交換が可能です。この交換をすれば1ポイントの価値を場合によっては数倍に高めることも可能です。

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必ずしも欲しい商品があるというわけではありませんが、上手に利用すればかなり得をすることができます。

他にも、ANAマイルJALマイルなども、使い方によって大きくポイントの価値をアップさせることもできます。

電子マネーとの交換なら1マイル=1円が基本ですが、特典航空券(無料航空券)との交換の場合は、マイルの価値を2円以上にすることも可能です。

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上記記事でも紹介しているように、国際線のビジネスクラスやファーストクラスだと数倍から10倍以上の価値とすることもできます。

 

ポイントは貯め方と使い方の両方を上手に活用しよう

今回は、ポイントカードの利用出た目ることができるポイントの上手な“貯め方”と“使い方”の両面からお得にできる方法を紹介しました。

それぞれちょっとしたところで、節約をすることで大きく得をすることもできます。上手なポイントライフを楽しみましょう。

 

以上、お買い物をするときの賢いポイントやポイントカードの使い方をまとめてみました。

ABOUT ME
ふかちゃん
マネーライフハックの編集長 兼 管理人です。節約やマネー術などについての情報発信を2004年から続けています。
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