出張で得する!日当・交通費の仕組みとマイル&ポイント活用・節約術まとめ
仕事で出張が多いという人もいらっしゃることでしょう。近距離出張、遠方への出張というように出張の形態は人それぞれでしょう。また、出張に関する日当などの手当や宿泊費用や交通費の清算についても会社ごとにルールや仕組みが違っているようです。
今回はそんな仕事で出張をする人が得をする出張を活用した節約術や特典などを紹介していきます。また、その一方でそうした役得に対して制限やルールを掛けるようなケースも出てきています。そうしたことで失敗しないためのコツも紹介していきます。
出張でもらえる日当や宿泊代金、交通費の清算
一般的に企業の出張については出張者に対して下記のような金銭的な補償をするケースが多いようです。
・日当(出張日当)
出張に伴う昼食代や出張に伴う慰労いに充てるための補償金です。金額や支給条件は会社によって違うでしょうが、この日当は出張における補てん的な金銭です。
出張日当は社会通念上妥当な範囲であれば給与とならず非課税となります。ただし、法的根拠に基づいて非課税とするには、以下の3つの要件を満たす必要があります。
- 「出張旅費規程」が文書として作成・整備されていること
- 規程に沿った運用で支給されていること
- 同業・同規模の会社と比較して妥当な金額であること
・交通費・宿泊費
出張場所までの移動に係る費用や宿泊費については会社の規定で異なります。たとえば1泊当たり○万円、東京-大阪の出張なら交通費は×万円というように一律で定めているケースもありますが、最近では領収証をもとにした実費清算を行う会社の方が多いようです。
法人カード(コーポレートカード)や経費精算ツールの普及
近年では、会社支給の法人カードで経費を一本化するケースが増えています。立替が不要となり、領収書不要で明細が経費精算システムと自動連携されるため、業務効率が大きく向上します。「楽楽精算」「Concur」「freee」などの経費精算アプリの普及により、スマホで領収書を撮影して即時申請できる環境も整ってきています。
便利な反面、法人カードを利用する場合は、原則としてポイントが個人に還元されない(会社に帰属する、またはポイントプログラム自体がない)ケースが多い点には注意が必要です。
出張が多い人が活用したい特典
続いては出張が多いという人が活用できそうな経費の節約技や、ポイントやマイルの獲得術などについてまとめていきます。せっかくの出張を上手に活用しましょう。
交通費や宿泊費を節約して差額分だけ得をする
まずは出張における交通費や宿泊費が定額支給のようなケースです。こうしたケースではあらかじめ決まった金額が支給されることになるため、実際の費用をそれ以下に抑えることで差額分だけ得をすることができるというものです。
出張旅費が定額とする会社が多い時期はこの方法は大変メジャーな方法でした。夜行バスを活用したり、宿を安宿にするといった方法がありますね。
たとえば、1泊あたり10,000円の宿泊費が出るという会社の場合、1泊6,000円で済ませば4,000円浮かすことができますね。こういった具合で会社の出張旅費規定が定額給付としている場合には、これを活用することで差額分を得することできます。
これは会社が経理処理をより簡素化するために行っているものなので定額給付の場合は差額をポケットに入れてしまうことに問題はありません。
ただし、近年ではこうした経費のザル勘定をする会社は少なくなってきており、こうした制度を設けているのはよほどの大企業か、社長くらいしか出張をしない中小企業くらいでしょう。
新幹線移動ならモバイルSuicaとビューカードを活用
新幹線を使った出張が多い方であれば、交通費の支払い方法を工夫するだけでポイントが大きく貯まる場合があります。代表的なのが、JR東日本の「新幹線eチケット」と「ビューカード」「モバイルSuica」を組み合わせる方法です。条件を満たすとJRE POINTが乗車価格の数%(最大5%相当など)還元される制度があり、頻繁に新幹線を利用する出張族にとっては見逃せないメリットとなります。交通費が実費清算で、個人のクレジットカードでの立て替えが認められている会社であれば、ぜひ活用したいところです。
クオカード付きのホテルに宿泊してギフトカード分得をする
領収証が必要な実費清算になったサラリーマンにとって活用されることが多いのが「クオカード付きのビジネスホテルに泊まる」というものです。たとえば、宿泊は1万円を上限とした実費清算という規定があるとしましょう。
※クオカード(Quoカード)
コンビニなどで現金と同じように利用できる金券
あるビジネスホテルで2つの宿泊プランがあるとします。
・通常プラン:宿代6,000円
・クオカードプラン:宿代8,000円(2,000円のギフトカード付き)
どちらも同じ部屋だとすれば経済的にはどちらも一緒です。8,000円の部屋は2,000円分のギフトカード(クオカードなど)が付くので、実質的には6,000円です。でも領収証は8,000円が切られます。そのため、会社からは8,000円がもらえることになり、2,000円のクオカード分だけが得をできるということになるわけです。
そのため、楽天トラベルやじゃらんネットなどの宿泊情報サイトを見ると「クオカード付きの宿泊プラン」というのは数多く登録されています。
中には、宿泊料金よりもクオカードの割合の方が大きい宿泊プランもありました。ホテル側もそれに便乗してきたわけですね。
しかしながら、行き過ぎたこうしたプランは問題にもなっています。
厳密には業務上横領に当たるという判断もあるようなので、会社がそうしたプランの利用を禁止と通達してきた場合は利用は控えるべきです。
ホテルも会員サービスや定額プランを上手に活用しよう
クオカードなどの金券付きのプランが利用できないというのであれば、ホテルの会員サービスをつかうというのも一つの手ですね。
たとえば、アパホテル、東横イン、スーパーホテル、サンルートホテルといったビジネスホテルチェーンでは、ポイントカードを発行しています。こちらのポイントは宿の公式サイトから予約すれば最安値保証かつポイントが付与されるというものになっています。
たとえばアパホテルの場合、公式サイト(アパ直)からの予約で通常3%のポイントが貯まり、キャンペーン時や上位会員ステータス、提携クレジットカードの利用などを組み合わせることで最大15%の還元を受けることも可能です。領収証で実費清算の出張には適しているはずです。詳しくは「ビジネスホテルの会員カード(ポイントカード)比較」もご一読ください。
また、最近ではホテルチェーンが月額定額(サブスクリプション)プランを展開しているケースもあります。東横インやアパホテルなどでも月内の一定泊数まで定額で宿泊できるプランが登場しており、出張が非常に多い方や長期滞在が必要な方にとっては、経費節約の有効な選択肢となり得ます。
エグゼクティブ出張族の方は大手ホテルグループの上級会員を活用
宿泊料金が数万単位になるので、普通の出張で認められる人はあまり多くないと思いますが、いわゆるシティホテルといわれるホテルを出張で利用できる方は、世界的なホテルチェーンの上級会員を目指す、活用するという手もありますね。
以前はSPGアメックスというカードが定番でしたが、現在は後継カードである「マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアム」へと移行しています。こちらのカードは年会費82,500円(税込)と高額ですが、通常利用でのポイント還元率が3%、マリオット系列ホテルでの利用なら6%と非常に高く設定されています。
また、保有するだけで自動的にマリオット系列ホテルの「ゴールドエリート」資格が付与されるため、無償でのお部屋のアップグレードやレイトチェックアウトなどの優待を受けることができます。さらに、年間400万円以上の決済条件をクリアすれば「プラチナエリート」資格や無料宿泊券を獲得できるなど、豪華な特典が用意されています。こうしたホテルに泊まれるレベルの出張族の方ならこうしたカードを持っておくのもよいかもしれませんね。
ANAやJALのマイルを貯める。上級会員を目指す
遠距離の出張が多いという人は、航空会社のマイルを貯めるというのも手ですね。
ANAマイルやJALマイルなどはそれぞれ無料で会員になることができますし、年会費は多少必要になりますがANAカード、JALカードのようなクレジット機能付きのカードを利用すればもっとたくさんマイルが貯まります。
ちなみに、さらなる活用方法として年間の飛行機に乗る回数が一定以上なら、航空会社各社の上級会員を目指すという手もあります。一定以上の搭乗をすれば上級会員となれることがあります。
上級会員になれば、空港でのラウンジ利用や特典航空券の発券特典など様々なメリットを享受することができます。
たとえば2025年〜2026年現在、ANAのSFC(スーパーフライヤーズカード)を取得するには通常50,000プレミアムポイント(PP)が必要ですが、「ライフソリューションルート」を活用すれば、搭乗実績を30,000PPに抑えつつ、年間400万円のカード決済と対象サービス7つの利用で条件をクリアすることも可能です。
詳しくは「ANAマイラーなら一度は考えるANA上級会員とSFC修行の基本のまとめ」や「JALカードの最高峰JGC(JALグローバルクラブ)はJAL上級会員資格が半永久的に得られるクレジットカード」も参考にしてみてください。
前述のシティホテルについては宿泊料金の問題もあるので中々難しいかと思いますが、飛行機の利用であれば問題視されることもないと思いますので、普通の出張族の方でも十分目指せるかと思います。
上級会員になれば、家族旅行などの時にも、家族みんなで航空会社の上級会員向けのラウンジで過ごせるといったような特典を活用できますよ(下記はANAの羽田空港・国内線ラウンジ)。
ちなみに、航空会社のラウンジは、クレジットカードのゴールドカードラウンジとは設備もサービスも違います。詳しくは「空港の国内線ゴールドカードラウンジと航空会社のラウンジの違いを徹底比較」もご一読下さい。
出張費用はクレジットカード払いにしてポイントを貯める
出張費用が実費清算という場合でも、支払いを自分(個人)のクレジットカードで行って、その分をあとで会社から清算してもらうという方法をとれば、自分の懐は痛まずに、クレジットカード利用に対するポイント分だけ得をすることができます。
ポイントによるメリット自体は1%程度になるでしょうが、ないよりはマシでしょう。
「ポイント還元率が高いお得なクレジットカードのまとめ」などを参考にポイント還元が高いクレジットカードを活用してポイントをコツコツ貯めていきましょう。ただし、前述の通り会社支給の法人カードの利用が義務付けられている場合は、個人のカードでの立て替えはできませんので、自社の規程をよく確認してください。
出張は何かと大変ですが、上手にやりくりやポイントプログラムなどを活用して、大変な分だけのちょっとした役得を楽しみましょう。
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