ふるさと納税のお礼の品として人気が高いシリーズとしては旅行券・宿泊券というのはなかなか利用者が多いようです。特産品もいいですが、寄付先に実際に自分で足を運んで宿泊してみるというのもよい経験だと思います。
今回は、ふるさと納税のお礼の品として旅行券や宿泊券などを用意している自治体やそうした自治体を効率よく探せる寄付サイトとして“ふるなびトラベル”と“きふたび”を紹介し、またその使い方についても紹介していきます。
ふるさと納税を活用してお得に旅行を楽しみましょう。
ふるさと納税をして旅行に行こう
ふるさと納税は、特定の自治体に寄付をすることで、税制上の優遇が受けられる制度です。
寄付をすると最低自己負担額である2000円をのぞき、寄付額分が戻ってきます。
たとえば、6万円を寄付(※)したとすると、2000円を除いた58,000円が税金から戻ってくる(減税される)というシステムになっています。これだけだと2000円の損になりますが、ご存知の通りふるさと納税では寄付先からお礼の品が届きますので、その差額がお徳分ということになります。
※2000円の自己負担ですむ寄付可能額はあなたの当年の課税所得によって変わります。詳しくは「ふるさと納税の寄付可能額の目安」をご覧ください。
仮に6万円の寄付で約2万円相当のお礼の品が貰えたとすると2000円の自己負担を差し引いても18,000円の得ができるという制度になっています。
なお、ふるさと納税の制度についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事でまとめています。
[bloglink url=”https://money-lifehack.com/savings/1201″]
一般的に、ふるさと納税のお礼の品として地域の特産品(お米やお肉など)などが多いのですが、皆さんの注目度が高いお礼の品に「旅行(宿泊券・旅行券・感謝券など名称は様々)」があります。
ふるさと納税で観光・旅行に出かけよう
私は、ふるさと納税で旅行に行くというのはすごくいいことだと思います。
寄付をした自治体にはお金が入り、私たちが支援したその自治体に実際に足を運んでその自治体のことを知ることができるわけです。
その自治体に旅行行けば宿泊だけでなく、観光をしたりすることで地域にお金が落ちます。
ふるさと納税を通じて、自治体は地元のPRができるだけでなく、実際に観光客を呼び込むことまでできるわけです。
- <自治体>財源となる税収が増える
- <ホテル・地元>観光客が来てお金を落としてくれる
- <寄付者>実質負担ほぼゼロで観光を楽しめる
まさに“三方よし”ですね。
旅行なら“ふるなびトラベル”か“きふたび”がおすすめ
それで、実際にふるさと納税としてホテル宿泊、温泉、旅館などを選んだ場合の寄付サイトとしてはおすすめなのが“ふるなびトラベル”と“きふたび”というサイトです。
いずれも宿泊に特化した寄付サイトになっています。
ふるなびトラベルはホテル予約サイト感覚で寄付ができる
ふるなびトラベルは、ふるさと納税寄付サイトの「ふるなび」が日本旅行と提携して提供しているホテルや旅館への宿泊に特化した寄付サイトです。
楽天トラベルやじゃらんネットのようなホテル予約サイトと同じように、“泊まりたいホテルや旅館をベースに寄付先を探せるサイト”となっています。サービスの提供は2017年からとなっていて、ホテル数などはまだ少し少なめではありますが、ペア宿泊券のようなファミリーや独身には使いにくい旅行券ではなく、人数で予約できるところもうれしいです。
基本的な還元率は30%となっています。
- 泊まりたいホテルを決める
- 電話をして宿泊日、人数などを確定し必要ポイント数を聞く
- 自治体に必要ポイントに応じた寄付をする
- 完了
といった具合になります。泊まりたいホテルや旅館に無駄なく宿泊できるというのが大きな長所といえます。また、寄付に対してAmaoznギフト券が1%分(2017年12月末までは10%分)がもらえるキャンペーン実施中というのもうれしいですね。
10%還元だと2万円以上寄付したら、2000円のふるさと納税の自己負担がペイできてしまう計算になります。
その一方でデメリットとしては、宿泊可能なホテルプランの数がまだ少ないというところですね。登録されてプランは2017年12月15日時点で41件となっています。こちらは今後に期待したいところです。
“きふたび”はふるさと納税最大手ふるさとチョイスの旅行版
ふるさと納税の寄付サイトの最大手かつ情報量が多い「ふるさとチョイス」。そこに掲載されている旅行やホテル、体験型のイベントなどの情報をまとめたのが“きふたび”です。
膨大な自治体の寄付情報をもとに様々なプランが用意されているのが特徴的です。
- 航空券
- 宿泊券
- 航空券+宿泊券
- パッケージツアー
- チケット
- 体験ツアー
ちなみに2017年12月15日時点だと宿泊券として登録されているのは1116件と膨大です。予算(寄付額)からも探すことができるので、旅行の目的に応じて探すこともできますよ。
膨大な件数がある分、探しにくいというところがネックでしょうか。+αのキーワード検索もできるので、この辺りを活用しないと寄付先を見つけるのに苦労するかもしれませんね。
2018年3月限定!岐阜県池田市で日本旅行ギフトカード50%還元!
旅行券として、どこでも使える日本旅行のギフト券(日本旅行ギフトカード)がふるさと納税サイトの“ふるなび”で神奈川県寒川町の返礼品として登場しています。
- 10万円寄付→5万円のギフトカード
- 30万円寄付→15万円のギフトカード
- 50万円寄付→25万円のギフトカード
- 100万円寄付→50万円のギフトカード
と寄付額は大きいですが、還元率50%と破格の水準です。ギフトカードには有効期限もないのでおすすめです。
総務省に怒られないのかな……。
ふるさと納税でホテルや旅館、温泉をして楽しもう
ふるさと納税を利用してホテルや旅館、温泉への宿泊などにつかえる寄付サイトを紹介しました。
折角使える制度なので上手に活用しましょう。
そしてぜひ、寄付をした先の自治体でおいしいものを食べて飲んで、そして観光して、あなたが寄付をした“ふるさと”がどのような街中をじっくりと楽しんできてください。
今、一番おすすめのモバイル回線は「楽天モバイル」です。
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