ふるさと納税の中でもお礼の品として人気が高いのはやはり“お米”ではないでしょうか。お肉や果物も人気ですが、冷蔵庫や冷凍庫のスペースを必要としますが、お米ならある程度の中長期保存ができますし、日本人にとっては主食ですので消費量も大きいはずです。
今回はそんなお米のふるさと納税ならどこがお得なのか?ということを。寄付サイトを横断して調べてみました。
毎日消費するものだから、ふるさと納税でお得にお礼の品としてもらえるのはうれしいですよね。お得なふるさと納税の寄付先(寄付サイト)を紹介していきます。
お米がお礼の品のふるさと納税
お米をお礼の品として設定している自治体はかなり多いです。
その中で、どこに寄附するのがお得か?というのは難しいです。
たとえば1万円の寄付で20㎏のお米がもらえるとしても、単価も違います。有名ブランド米とそうでないお米であれば同じ重さであっても価値は違ってくるでしょう。
キロあたり単価なら1万円の寄付でお米10~15キロ程度が目安
複数のふるさと納税の寄付サイトでお米をキーワードに調査したところ、おおよその目安はわかっています。それは1万円の寄付あたり10~15キロのお米といった内容です。3万円なら30~45キロ分ってところですね。
なお、まとまった金額を寄付した場合大抵の自治体では、分割して配送してくれます。ご安心ください。
なお、単価的に寄付1万円で20キロを超えている自治体は、今のところ見つけられませんでした。もしも、読者の方で見つけることができましたら教えてください。
(追記)2018年になって、寄附に対するキロ単価(?)が落ちてきたようです。1万円の寄付あたりのお米15キロくらいがマックスになってきたようです。
お米のふるさと納税はコスパが高い!今でも還元率60%超え
1万円の寄付で15キロのお米が目安だとするのであれば、還元率はかなり高いでしょう。ネット通販の楽天市場でお米を検索してみました。
上位40アイテムの価格のお米1キロ当たりの単価は330円~600円くらいとなっています。一番安いお米はいわゆるブレンド米(新米以外も使っているお米・味難アリの訳あり)であるということを考えると、ふるさと納税のお礼の品の価値は少なくともこれよりは高いと考えることができるはずです。
2017年よりふるさと納税については総務省が寄付額の30%程度を目安という通達を出していますが、お米に関してはそれを“原価”として取られることで、上記のような小売価格をベースに考えると60%、70%越えの還元率を維持しているといえます。
そう考えると“ふるさと納税でお米をもらう”というのはかなりコスパのよい寄付方法だと考えられます。
大量のお米をもらったら上手に保存して味を守る
ちなみに、ふるさと納税で大量のお米をもらったら、光が当たらない、できるだけ寒い場所で保管することをお勧めします。
目安としては18度未満の温度です。封を開けていないお米は秋冬なら暖かいキッチンよりも廊下などの場所の方が良いです。開封したお米はできれば野菜室での保管がおすすめです。
もっとも、お米は高い保存性があるので食べられなくなるわけではないのですが、温度が高いところで長期間保存すると食味が低下するそうです。
1万円の寄付あたり15キロ相当のお米がもらえるふるさと納税ランキング
実際に1万円のふるさと納税あたり15キロ以上のお米がもらえる案件を紹介していきます。
ランキングとしてますが、実際のところほぼ横並びです。
なので、ランキングとしてはお米以外に部分(ポイント還元)や、特徴的なところがあるお米を上位としてベスト5を紹介していきます。
1位:高知県奈半利町 寄付20,000円の寄付で米35㎏は圧巻!
楽天ふるさと納税経由で寄付できます。高知県奈半利町(なはりまち)です。20000円で35キロなので1万円あたりにすると17.5キロという単価になります。調査時点ではこれが最高還元率です。
さらに!奈半利町は楽天ふるさと納税を利用しているためポイント還元が豊富なことです。通常でも1%分のポイントが付きますが、楽天カードの決済、楽天のお買い物イベントの利用などでポイントがどんどん倍付されていきます。
ちゃんと考えて寄付をすれば10%以上のポイント還元を受けることも難しくありません。
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※2018年分は売り切れとなった模様です。
2位:ポイント還元は10%以上、1.5万円で20キロの山形県寒河江市
個人的にも利用しているお米のふるさと納税のランキング2位は山形県寒河江市(さがえし)です。
ブランド米の“山形産はえぬき”が1.5万円の寄付で20キロもらえます。寄付1万円あたりのお米は13.33キロということになります。
キロ単価では圧倒的ではありませんが、山形県産はえぬきは食味ランキングで1994年から22年連続特A評価を獲得するなど味にも定評があるお米となっています。
さらに、寒河江市は奈半利町と同じく楽天ふるさと納税で寄付ができるので、ポイント還元が豊富です。
少最高効率でポイントもたくさんもらえるという事でいうことなしです。いまは2018年分(2018年11月以降の配送)を受け付けています。
3位:山形県最上郡舟形町 5万円寄付でお米60キロ
山形県最上郡舟形町(ふながたまち)です。寄付はふるさとチョイスからの寄付申し込みとなります。
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こちらは5万円の寄付で山形県産の「はえぬき」が60キロとまとまったお礼で届きます。配送は10キロ×2袋を3分割で配送してくれます。ふるさと納税1万円に対してお米は14キロとなっております。
ふるさと納税に対するお米単価でいえば、2位の寒河江市よりもいいのですが、ふるさとチョイスの場合はポイント還元が無いため、3位とさせていただきました。
4位:岡山県笹岡市 1万円の寄付で15キロのお米
岡山県笹岡市(ささおかし)です。こちらは楽天ふるさと納税からの寄付が可能です。
サイト(ホームページ)のつくりを見るとあまりふるさと納税には力を入れていないのかな?と思ってしまう作りなのですが、笠岡ふるさと米を1万円の寄付で15キロを送ってくれます。
寄付金額当たりのお米の量は15キロと最高効率です。さらに1万円という小額の寄付でOKというのはうれしいところですね。
楽天ふるさと納税なのでポイント獲得がしやすいのもうれしいです。4位としたのは“笹岡ふるさと米”というお米について「銘柄については指定できません」とあったからです。
(追記)
お礼の品となるお米はヒノヒカリ、にこまる、きぬむすめ、アキタコマチ、コシヒカリのうちいずれかという事です。
5位:山口県山口市 3万円寄付で50キロのコシヒカリ
西日本のエントリーですね。山口市は阿武隈川源流米コシヒカリがお礼の品として用意されています。
特長としては他が20キロを1配送としているのに対して、10キロを5回に分けて送ってくれるという点でしょうか。20キロだとどうしてもファミリー向けになってしまいますが、10キロに分けて送ってくれるなら独身でも消費できますね。
ちなみにこちらは“ふるなび”からの寄付申し込みとなります。
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ふるなびは2017年11月より寄付額の1%相当のAmazonギフト券をプレゼントしてくれるようになったので、こちらもうれしいところですね。
まとめ。日本人の主食!お米はやっぱり大正義
ボリュームのお米はやっぱりうれしいです。我が家でも、ここ数年のふるさと納税はお米がまず第一に選ばれています。
2017年には総務省通達の元、多くのふるさと納税が還元率を落とすことになりましたが、お米はまだ頑張っている自治体が多いようです。お得なふるさと納税を上手に活用してください。
以上、2018年 お米がもらえる“ふるさと納税”、還元率がお得な自治体ランキングを紹介しました。
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