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話題のプチ起業、ママ起業、サロネーゼとは何か?ブームの裏で失敗する人、嫌われる人、騙される人

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“プチ起業”や“ママ起業”とは趣味や特技、資格などを活かして教室やお店、サロン、ネットショップを開業するという、一般的には子育て中の女性による起業を言います。

最近はこのように呼ばれていますが、昔からピアノ教室やそろばん教室、習字や英会話などの教室を運営することはよくありましたし、自宅を使ってサロン(教室)を経営する女性を“サロネーゼ”と呼ぶ人もいます。

何やら華やかなイメージもある“プチ起業”や“ママ起業”、あるいは“サロネーゼ”という言葉、イメージが先行して失敗してしまう人も少なくありません。ブームとなりつつ裏で失敗する人、嫌われる人、騙されてしまう人、嫌われてしまう人がいます。

今回はそんな女性のプチ起業やママ起業についての注意点を紹介していきます。

プチ起業やママ起業とは何か?そのメリットは?

プチ起業やママ起業というは一般的に“子育てを第一とした上で仕事をすること”を中心に置く方が多いです。
がっつりとビジネスをするというよりも、子育てをしながら、自分の特技や能力を活かしたビジネスをするというものですね。

また、好き、得意、趣味の延長戦であることも多いです。自宅でネイルサロンを開く、お菓子やパンを作って販売する、あるいはその教室を開業するといったようなものが多いです。

  • 子どもを第一にできる自分の都合で仕事を休める
  • 自宅などで仕事をするので家事や育児の合間に仕事ができる
  • 育児中でも社会との接点を持つことができる

こうしたことが大きなメリットといえそうです。

さらに、最近の傾向としては“自分自身が輝ける”ということもママ起業、プチ起業を始めるうえでの大きなインセンティブとしている方も多いようです。

パートとして時間いくらで働くというのではなく、プチ起業、ママ起業を通じて“華やかなことをしている(する)”ということに魅力を感じている方も多そうです。

こうしたメリットの反面、プチ起業やママ起業をした、あるいはその準備段階において大失敗をするケースも少なくありません。起業なんだから失敗もあるというのはその通りなのですが、それ以前の問題で失敗している方も多いようです。

そうならないためにも、これからプチ起業、ママ起業を考えている方はちゃんと事前にしっかりとしたプランニングが重要です。

 

失敗するプチ起業、ママ起業

  • 上手=お金になるとは限らない
  • よかれと思っているかもしれないが、付き合わされる方は……
  • プチ起業願望がある人をカモにするセミナー、講座に要注意

 

上手=お金になるとは限らない

あなたの作るパンっておいしいね。お店に出せるレベルよ!

こう褒められたからといってパン屋として成功するわけじゃありません。
また、パン屋の経営というのは、美味しいパンを作ることができるという事だけではありません。

美味しいパンを安く、そして効率的に作り、それをしっかり売り切ることが重要です。
そのためには、原価計算はもちろん、宣伝だって必要になります。“美味しいパン=売れる”というのは幻想です。

また、お友達の発言には、口に出してはいない(素人にしては)という言葉がついていたかもしれません。

もう一つ、“サロネーゼ”という言葉も一時流行しました。シロガネーゼをもじった言葉で自宅でサロン等を開業するママさんのことを言います。こちらはサロン(教室)を自宅で運営される方で、料理教室、スイーツ教室、手芸教室といったものが多いようです。

教室な分、講師と生徒という関係になりますが、こちらも得意=教室が運営できるという事にはなりません。

優秀なプレイヤーが優秀な監督・コーチではないということからわかるように、やるのは上手だから人にも上手に教えられるというのはイコールではないわけです。また、ビジネス的にっも生徒さんを外部(自分の身内や友達以外)から集める努力をしないと結局のところビジネスとしては成立しません。

 

もちろん、これが趣味の延長でやっていて、儲けは考えていない。趣味で作っているので原価分+αくらいもらえればいい、という話なら別でしょう。
ただ、この場合、あなたの善意が他人からみたら余計なお世話になってしまうリスクもはらんでいます。

 

よかれと思っているかもしれないが、付き合わされる方は迷惑というケースも

善意で原価+αくらいであげているという認識かもしれませんが、それに付き合わされる方としては

それをもらったほうがどう思っているでしょうか?

ご近所さんだから、お友達だから、最初はいいとしても、そんな高頻度で買いたくないというが本音かもしれません。
自分自身ではそれに気付かず、プチ起業、ママ起業を続けていると周囲から嫌われてしまうことにもなりかねません。

結局、気が付いた時には自分の周りからお友達が一人もいなくなってしまった……そんなことになるかもしれません。

もちろん、ママ起業、プチ起業で提供されるサービスが素晴らしいのであればそういった悪評が立つこともないでしょう。

 

プチ起業願望がある人をカモにするセミナー、講座に要注意

プチ起業がブームになってきて、問題になっているのがプチセミナーを支援するというセミナーや講座など、こうしたセミナーで何十万円も使ってしまったけど、結局全く身にならなかった……なんていう話もよく耳にします。

結局セミナーに多額のお金を使ってプチ起業したけどほとんど収入にならなかったなんてこともよく耳にします。

 

“キラキラできる”と“ビジネス”を一緒にしない

ネガティブなことを書きましたが、実際に成功されている素晴らしいママ起業家の方もいらっしゃいます。そうした方は、しっかりとした“価値を相手に対し提供している”のです。

起業は“自分が何をしたいか?”ということもは自身のモチベーションにもつながるので重要なことですが、それが独りよがりになってはいけません。

キラキラしたい、輝きたいと考えることを否定はしませんが、それが第一であればプチ起業、ママ企業は失敗するリスクのほうが高いと思います。

 

本当にお金が必要なら、労働するのが一番

身もふたもない話になりますが、本当にお金が必要だと考えるのであれば、“労働をしてその対価として報酬を受け取る”というのが一番手っ取り早いです。

子育てが忙しくて外に出て働くことができないというのであれば、今なら「クラウドソーシング」のようなオンライン(インターネット)で仕事を受注するような働き方だってあります。

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まずは小資本+低リスクで泥臭く始めてみては?

ハンドメイド系ならメルカリのようなフリマアプリで実際に販売してみて、経験を積んでみる、赤の他人に評価してもらうというのも一つでしょう。

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また、サロンや教室を作って講師をしたいというのであればまずは、ブログやホームページなどを作って講師として発信したい情報を提供することから始めてみるというのも手です。その情報に価値があれば自然と集客に結びつくはずです。

そうなってからでも遅くはないと思います。ちなみに、ブログはサロンや教室の集客や信頼性UPにつながるだけでなく、広告収入などにもつながります。

 

以上、話題のプチ起業、ママ起業、サロネーゼとは何か?ブームの裏で失敗する人、嫌われる人、騙される人についてまとめてみました。