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サラリーマンや主婦でもできる?ネット起業の始め方と落とし穴。

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最近ではインターネットを使って比較的簡単に仕事をしたりすることもできるようになりました。クラウドソーシングなどを活用して仕事を受託したりすることも簡単になりました。また、ホームページやブログなどのウェブメディアの運営を通じてのアフィリエイト広告などでネット収入を得るという事も手軽になりました。

そんなネットでの仕事を通じて起業をするネット起業も身近になっています。もちろん、サラリーマンを続けながらの副業、主婦としても利用可能です。

今回はそんなネット起業の始め方とその注意点、リスクなどについてまとめていきます。

パソコン一つあれば自己資金なしで開始できるネット起業の魅力

ネット起業というのはスモールビジネスの代表的なものといえます。一般的に、ネット起業に明確な定義はありませんが、インターネット上だけで完結することができるビジネス全般をネット起業と呼ぶことが多いようです。

パソコンとネット環境さえあれば、ほとんど開業資金が必要ないというのが特徴(メリット)です。

  • 開業資金が小額で済む
  • 在庫がいらない
  • 時間に都合がつきやすい
  • 場所の制約が少ない

このような特徴もありますね。

そうした特徴を活かして、アフィリエイト(広告)やネットショップの開業、WEBサービスの開発など様々な形でビジネスを行うのがネット起業です。

ただ、起業といっても株式会社などの法人を立ち上げることだけがすべてではなく、個人事業主になることもネット起業です。また、ネット企業は前述のとおり場所や時間の制約が少ないため、サラリーマンを続けながらの週末起業(副業)だって可能です。

 

副業としても始めやすいネット起業

小さい資本で場所や時間の制約が少ないという特性を考えると、いきなり最初から会社を立ち上げて〇〇という方法ではなく、ちょっとした空き時間や隙間時間を見つけての副業として始めることができるというのもネット企業のメリットといえそうです。

主婦の方でも家事の合間を利用してビジネスをするということもできますね。

 

パソコンやWEBに関する最低限の知識は必要

一方で、パソコンのことは操作方法もわからないし、メール?ブログ?SNS?HTML?といったようにパソコンやインターネットのことが全く分からないという方はまだ準備ができているとは言えません。

ネット企業の仕方うんぬんではなく、まずはユーザーとしてパソコンやインターネットを利用したサービスを使う側になって、仕組み程度は理解しましょう。最低限の知識は必要です。

 

ネット起業として始められるビジネスにはどんなものがある?

ネット起業をしようという方でよくあるビジネスとしては下記のようなものがあります。

  1. ホームページやブログを運用(広告収入)
  2. YouTubeなどでYouTuberとして動画投稿(広告収入)
  3. ネットショップの開業(通販・販売益)
  4. メルカリやヤフオクなどでの転売(せどり・販売益)
  5. noteなどでコンテンツを制作して販売する(コンテンツ課金)
  6. クラウドソーシングで仕事受注(業務委託)
  7. WEBサービスを開発(有料課金・広告収入)
  8. スマートフォン向けのアプリ開発(有料課金・広告収入)

以下の記事も参考になるかもしれません。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/working/4240″]

 

ネット起業を始める注意点とリスク・落とし穴

手軽そうに見えるネット起業で、ネットファーフィンやSNSなどを見たりしているとそうしたネット起業で大儲けしている人を目にする機会も少なくないでしょう。

そうしたものを見て、よーし自分もやってみようと考えている方は以下のような注意点、リスク、落とし穴も熟読しておいてください。

 

プラットフォームの意向次第。生殺与奪の権利を握られる

ネット系のビジネスの多くは大きなプラットフォームを利用するケースが多いです。

たとえば、ブログ運営、アフィリエイトサイト運営ならGoogleのような検索エンジン。YouTuberならYouTube。ネットショップの開業なら、検索エンジンや楽天市場などのECショッピングモール。ネットせどりならヤフオクやメルカリ。アプリ開発ならAppStoreやGoogleStoreなど。

多くのネット起業ではこうしたプラットフォームをどうやって活用していくか?その中で集客を図っていくかというところが大きく収益(売上)に影響してきます。また、マネタイズ(収益化)の手段自身もこうしたプラットフォームに依存するケースが多いです。

たとえば、多くのブロガーやアフィリエイトサイトなどはGoogleなどの検索エンジンに集客の大部分を依存するのが一般的です。さらに、マネタイズについてもGoogleが提供しているAdSense広告などに頼っているというサイトは少なくありません。

そうしたときに、検索エンジンのアルゴリズム(検索順位を決定するロジック)の変更や広告プラットフォームの方針変更などによって大きな打撃を受けることがあります。

このように大きなプラットフォームの中でビジネスをするといことはそうしたプラットフォームに生殺与奪の権利を握られてしまうということを忘れてはいけません。

仮に月に数十万を稼ぐといってもそうした巨大なプラットフォームの中では大きな海の上に浮かぶ葉っぱのようなものです。

多くのネット系ビジネスは集客やマネタイズの部分でこうしたプラットフォームに依存しており、それらの匙加減で大きく収支の影響を受けてしまいます。

よくある例としては下記のようなものがあげられるでしょう。

  1. 検索順位が大幅に低下してしまい収益がガタ落ちする
  2. 広告プラットフォームから排除される(規約違反等)
  3. 広告プラットフォームがサービスを終了してしまう
  4. 主要な広告主が撤退する・サービス終了する
  5. 特定の広告市場自体が消滅してしまう
  6. 楽天市場の規約変更や手数料変更で収益減
  7. メルカリのルール変更で出品ができなくなってしまう

もっとも、こうした検索エンジンなどのプラットフォームの影響を受けにくい仕事の内容もあるでしょうが、少数派です。

 

炎上というリスク

ネットでのビジネスを進めていく上で炎上というリスクもあります。ブログやWEBサイト、SNSなどで不適切な発言やサービスの提供など絵問題があると考えている以上に大きな反発や反響が起こり、ネットを中心に拡大していくことがあります。

場合によってはサイトやサービスなどが閉鎖というところにまで追い込まれることもあります。
ネットでも集客を含めて、ある程度目立つことは重要ですが、そうしたリスクもあることを踏まえておきましょう。

スルー力や他人からどうこう言われても気にしないという人はあえて炎上を逆手に取るような人もいるようですが、上級者(?)向けで普通の人にはお勧めしません。

 

ネット起業の始め方

正直言って、この記事で書いているネット起業のリスクというのは当たり前のことです。
すでにネットを使って広告収入等を得ている人にっては当たり前と思うことかもしれません。ただ、実際にネットでのビジネス一本に絞った時にこうしたリスクが顕在化すると大事になります。

副業としてしているなら月50万円の副業収入がゼロになっても、痛いのは痛いですが給料というライフラインが残されているので最悪の事態にはなりません。

ただ、これがネット起業一本に絞っていたら明日からの収入が途絶えてしまってどうしたらいいのかがわからなくなってしまう……という状況にもなりかねないわけです。

もちろん、こうしたリスクはネット起業に限らず、起業をするという場合はごく当たり前に起こることです。ただ、ネット起業というのは入口が小資本で手軽に始めることができるため、そうした覚悟を持っていない方も多いように感じます。

じゃあ、どうすればいいか?という話ですが、リスクを減らしてネット起業を始めるには基本的にはツーステップを踏む方法と、リスクを理解したうえで迷わずガムシャラに進む方法の二つがあります。

 

ツーステップでのネット起業の始め方

当初はサラリーマンといった安定の立場をとりながらライフラインを残し、ある程度成功する(自信が持てる)までは副業といった形でビジネスを進めて、ある程度のリスクが取れる段階になったところで、会社を辞めるという方法です。

この方法であれば、たとえ失敗したと思ったとしても後戻りがしやすいです。徐々に収益額を大きくする、収益源を多様化するといった方法でリスクを小さくしていくこともできます。もちろん、こうすれば絶対に失敗しないというわけではないです。ただ、

その一方で、会社員との二足の草鞋を履くことになるため、スピード感としてはどうしても遅くなってしまうということがリスクです。世の中にない新しいサービスを始めたいというように、スピード感のあるビジネスを求めるには向いていません

 

リスクを理解して、迷わずに進む

新規法人の90%は3年以内に倒産するといわれています。10年という期間になればもっと生き残れる会社は少なくなります。

そうした中でリスクがあることを理解して迷わずに進むというのは素晴らしいことだと思います。ただ、無理と無謀は違いますので、事前にしっかりと資金計画や事業計画を練り上げましょう。

 

以上、ネット起業についてのメリットやリスクなどについてまとめてみました。