ふるさと納税の活用法 PR

【サービス終了】ふるさと納税でレストランの食事。ふるなびグルメポイントの活用術

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ふるなびグルメポイントはふるさと納税の寄付サイトの「ふるなび」が2016年よりサービスを開始したふるさと納税を活用したポイントサービスとなっています。ふるなびを利用して対象となる自治体にふるさと納税をするとお礼の品ではなく「ふるなびグルメポイント」が貯まります。

ユーザーはためたポイントを使って自治体とゆかりのある提携レストランでの食事等を楽しむことができます。ふるさと納税のお礼の品(返戻品)は物品であることが多いのですが、ふるなびを活用すればお礼の品で冷凍庫や冷蔵庫を圧迫することがなくおいしいものを食べることができます。

なお、2019年5月末をもって、サービス終了となります。新ふるさと納税のサービス指針に沿っていないためですね。

ふるなびグルメポイントのしくみ

ふるなびギフトポイントは、ふるさと納税ポータルサイトの「ふるなび」を通じて、対象となる自治体に寄付(ふるさと納税)をすることでもらえるポイントです。

ふるさと納税って何?という方はまずは下記のページをご覧ください。

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ふるなびグルメポイントのもらい方

  • 山口県山口市
  • 茨城県古河市
  • 岐阜県池田町
  • 三重県明和町

上記の4つの市と町がふるなびグルメポイントに対応しています。
それぞれの市か町にふるさと納税をするとそれぞれの市や町に対応したポイントがもらえます。

たとえば、山口県山口市にふるなびでふるさと納税をすると「山口県山口市ポイント」というポイントがもらえます。

このポイントを使って山口市にちなんだ飲食店でお食事を楽しむことができるようになっています。

 

  • 山口県山口市ポイント→フグなどの魚介類が楽しめるレストラン
  • 茨城県古河市ポイント→常陸牛が楽しめるレストラン
  • 岐阜県池田町ポイント→飛騨牛が楽しめるレストラン
  • 三重県明和町ポイント→松阪牛が楽しめるレストラン

このようにためるポイント(寄付する自治体)の特産品(牛肉やフグなど)が楽しめるレストランでお食事ができるということになります。

 

寄付をした金額の30%分がポイントとしてもらえる

ふるなびグルメポイントは寄付をした金額の30%相当がもらえます。1ポイントはだいたい1円分のお食事として利用することができます。

たとえば2万円分なら6000円相当のふるなびグルメポイントがもらえます。

 

ふるなびグルメポイントを利用するメリット

メリットは「返礼品が邪魔にならない」「寄付ですぐポイントがもらえるので待たなくてよい」「ポイントに有効期限がない」という3つがあります。

 

返戻品が邪魔にならない

邪魔というと言葉が悪いですが、ふるさと納税で寄付をしまくったらいろいろな自治体から寄付のお礼の品が届いて保管に困ったという経験がある方も少なくないと思います。

特に、肉や魚などの生鮮食品は冷凍で届くことも多く、お礼の品で冷凍庫が圧迫されてもう入らない……なんてことになった人もいらっしゃるのではないでしょうか。私の場合も、頼んだ肉と魚が同時に届いてその処理に困ったことがあります(体験談)。

ふるなびグルメポイントなら貰ったポイントはポイントとして管理され好きな時にレストランで食事するという使い方ができるので邪魔になりません。

 

寄付ですぐポイントがもらえるので待たなくてよい

ふるなびグルメポイントは寄付をすると即日ポイントが発行され、翌日から利用することができます。人気のふるさと納税は自治体が送ってくれるのを数か月待つということもザラです。
そうした意味ですぐにポイント化され、翌日からつかえるというふるなびグルメポイントはかなり使い勝手がいいです。

 

しかも、有効期限なし

有効期限はないので1年分だとポイントは十分じゃないけど、もう一年貯めて、2年分で豪華な松坂牛のコースをいただく!といった贅沢な利用もできます。

 

ふるなびグルメポイントのデメリット

続いてはマイナス面です。一番大きいのは対象となるレストランがどうしても東京、大阪、名古屋に集中しており地方での使い勝手が悪いこと。また、還元率も30%に改悪されてやや低いということがあげられます。

 

グルメポイント対象レストランが少なくて少し高め

ふるなびグルメポイントが利用できるレストランは東京、大阪、名古屋といったように三大都市圏に集中しています。そのため、地方在住の方にとっては、かなり使いにくいポイントになってしまいます。

また、レストランの料金は一人当たり安くても6000円程度~となっており、高いところだと3万円を超えてきます。小額の寄付だとあまりお得感を実感できないかもしれません。
なお、ポイントは一部のみの利用ができます。

 

還元率が30%はやっぱり低い

ふるさと納税については2017年に総務省が返礼品に対して電化製品や金券等の抑制、それに返戻率を30%程度にするように要請をしたことを受けて、ふるなびグルメポイントも還元率を50%から30%に落としています。

一方で特産品系のふるさと納税のお礼の品に関しては、多少自粛等の動きはあるもののいまだに高い返戻率のお礼の品も提供されているという状況を見ると、ふるなびグルメポイントの還元レートは少し低いといわざるを得ないでしょう。

還元率(お得さ)を重視するのであれば楽天ポイントも同時にたまる楽天ふるさと納税、ANAマイルがもらえるANAのふるさと納税などは、返礼品だけでなくポイントまでたまるのでお得です。

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まとめ。東京や大阪、名古屋にお住いの食通におすすめ

高級店での高い食事はなかなかハードルが高いですが、ふるさと納税でもらったポイントで行けちゃうというのであればうれしいですね。

還元率だけでいえば、必ずしもお得とはいえませんが、肉や魚や米などの食材を貰っても料理しないからどうしようもないという人にとってはレストランでの食事が楽しめるというのはうれしいところです。

そういう方にとって、ふるなびグルメポイントはかなり魅力的なふるさと納税の活用先だと思います。

なお、同サイトを運営している「アイモバイル」は同社の株主優待としてグルメポイントを付与しています。

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以上、ふるさと納税でレストランの食事ができる。ふるなびグルメポイントの活用術についてまとめてみました。