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tsumiki証券 エポスカードで投資信託積立 ポイント還元率も最大1.5%と大きい

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tsumiki証券という証券会社が2018年9月に開業しました。tsumiki証券はファッションビルやエポスカードなどを運営している丸井グループの証券会社です。

tsumiki証券は丸井のクレジットカードである「エポスカード」や同カードの利用で貯まる「エポスポイント」を使った投資信託の購入ができる点が大きな特徴です。クレジットカード決済で投資ができ、その支払い(投資)に対してポイントも付与されます。

今回はそんなマルイのtsumiki証券についてそのメリット、デメリット、評判などをまとめていきます。ちなみに、tsumiki証券の口座を作るにはエポスカード(クレジットカード)の保有が必要です。

>>エポスカード公式ホームページ

※tsumiki証券への口座開設はエポスカードの管理画面「エポスNet」から申し込み可能です。利用する場合はそもそもエポスカードの保有が前提となりますので先にカードを作りましょう。私個人の活用法としては購入して短期売却のポイント目的となっています……。

tsumiki証券とはどんな証券会社?

tsumiki証券は、つみたてNISA対象の投資信託を毎月定額でエポスカードを使って投資することを目的とした証券会社です。

投資商品は投資信託のみとなっています。株やETF、債券、FXなどの他の金融商品の取り扱いはありません。しかも、投資信託4本のみとなっています。

  1. コモンズ30
  2. セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
  3. セゾン資産形成の達人ファンド
  4. ひふみプラス
  5. まるごとひふみ15

たった5つしかありませんが、いずれも低コストな人気ファンドとなっています。

当ブログでも、セゾン投信の「グローバルバランスファンド」やレオス・キャピタルワークスの「ひふみ投信」などとして紹介したことがありますね。2021年7月に追加された「まるごとひふみ15」は低リスク型の投資信託なのでローリスクにやっていきたい方に向いています。

ちなみに、TOPIX連動のようなインデックスファンドが除外されているのは疑問もありますが、おそらく投資初心者を対象にしているので「これ一本への投資で十分な分散投資もできているファンド」というところを重要視したのでしょう。

ただ、長期投資を考えているような投資家からするとeMAXIS Slimシリーズのようなインデックスファンドが欲しいところだと思います。

エポスカードでのクレカ積立投資ができる

tsumiki証券はエポスカード(クレジットカード)を使って投資ができる証券会社です。

現在は楽天カード×楽天証券、三井住友カード×SBI証券、auPAYカード×auカブコム証券のようにクレカで投資信託を買える証券会社はありますが、一番最初にクレジットカードで直接投資信託を買える仕組みを導入したのはこのtsumiki証券です。

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最大の特徴(メリット)が“エポスポイントが貯まる”という事ですね。

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最大1.5%還元という高いポイント還元が目指せる

積立年数に応じた「がんばってるね!ポイント」が付与されます。年間の投資信託購入金額に対して、1年目は0.1%、2年目は0.2%、3年目は0.3%、4年目は0.4%、5年目以降は0.5%が還元されます(エポスポイント)。

また、累計の買い物金額にも加算されます。エポスゴールドカード、エポスプラチナカードに関しては年間購入金額ボーナスも付与されます。たとえば、エポスゴールドになると年間50万円で2500P(0.5%相当)、100万円の利用額達成で1万P(1.0%相当)のボーナスポイントがもらえるしくみがあります。

エポスカードでの投信積立は最大で月10万円までなので、毎月84000円の積立設定をしておけば、これだけで年間100万円を達成可能です。

がんばってるねポイントにプラスすればクレカ積立のポイント還元率は1.1%~1.5%還元がとなりかなりお得度が高いです。

なお、現在エポスゴールドでない方も、クレカ積立をやっていれば年会費無料のエポスゴールドへのインビテーション(招待)が届きます。インビに応募すれば年会費無料でエポスゴールドにアップグレードできます。

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tsumiki証券の「即売り」はポイント対象外

一方で残念な話もあります。
tsumiki証券は2024年に積立時のポイント付与のルールを変更しています。

  • エポスプラチナ・ゴールドカードのボーナスポイントの集計から、引き出し・移管額が除外されます。
  • tsumiki証券独自のポイント集計でも、引き出し・移管額が除外されます。

つまり、買って即売るといういわゆる即売り対策を行っています。ポイントを満額受け取るには「売却」が制約されることになります。

即売り対策への対策

現在の制度では、積立と売却を組み合わせることで、ポイント獲得の最大化が可能です。具体的には、2024年は積立を行い、翌年2025年に早期売却することで、今年のポイントを確保し、再び積立を開始して翌年分のポイントも狙います。

この方法により、エポスカードのボーナスポイントやtsumiki証券の「がんばってるね!ポイント」が得られる可能性があります。ただし、制度変更や投資信託の値動きに注意が必要です。市場状況や個人の投資目標に応じて、慎重に判断しましょう。

エポスカードの年間積立ボーナス、がんばってるねポイントの集計期間は人によって異なります。エポスNETやtsumiki証券の管理画面で確認をしてください。

正直、ポイント目当てでは少し残念な仕様になっています。
他にもクレカ積立、キャッシュレス積立ができる証券会社はたくさんあるので、あえてtsumiki証券を使うメリットはかなり薄れていると思います。

tsumiki証券は目的特価型で他の投資は苦手

一方でtsumiki証券のデメリットといえる部分はその汎用性の低さです。つみたてNISA対象の投資信託を積立投資をするという機能だけしかありません。

  • 個別の企業に投資をして配当や株主優待が欲しい
  • ETFなどを通じて世界に投資をしたい
  • 積極的な売買を通じて売買益を得たい

こういったニーズには対応していません。積立投資専門として割り切って使う必要があるわけです。

投資をするならやっぱり株なんかにも投資をしたいというのであれば、通常の証券会社を選ぶか併用するほうがいいという事になります。

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ABOUT ME
ふかちゃん
マネーライフハックの編集長 兼 管理人です。節約やマネー術などについての情報発信を2004年から続けています。
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