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投資信託を買える、積立できるクレジットカードを比較 クレカ積立でお得にポイントを貯める
投資信託を買うときに、イチイチ証券会社に入金をしたりせずに簡単に買いたい、積立をしたいといった時、クレジットカードを使って投資信託が買えると便利です。クレジットカード払いなら、あとから自動的に銀行口座から出金されるので手間もありません。
クレカ決済でポイントまで貯めることができればうれしいですよね。今回はそんな投資信託を買える、積立投資ができるクレジットカードを紹介、比較していきます。
目次
クレジットカードで投資信託が買える証券会社
現在のところ、クレジットカードで投資信託を買えるようにしている証券会社は2018年くらいからどんどん増えてきました。
クレジットカードを使って投資信託を買うことでポイントが付与されます。このポイントが付くという事を考えると、これは実質的に投資信託を値引き価格で購入で来ているという事になります。
これはとっても美味しいです。投資信託の積立投資をしている(これからしたいと考えている)のであれば、投信はクレカ積立でポイントが貯まるといことは大前提に考える必要があるでしょう。
クレジットカードによる投信積立とポイント還元を比較
ポイントが貯まるクレジットカードを比較しています。
証券会社 | 購入ポイント | 保有ポイント | 投資可能な投信 |
---|---|---|---|
楽天証券×楽天カード | 0.2%~1% | 初回のみあり | 数千種類 |
tsumiki証券×エポスカード | 0.1%~0.5% ※エポスゴールドなら年間投資額に加算。最大で実質1.5%還元 |
なし | 4種類 |
auカブコム証券×auPAYカード | 1.0% | あり | 数千種類 |
マネックス証券×マネックスカード | 1.1% | あり | 数千種類 |
SBI証券×三井住友カード | 0.5%~ | あり | 数千種類 |
単純にスペックを比較すると上記のようになります。
個人的なおすすめの順番で言うと
- マネックスカード
- auPAYカード
- 楽天カード(楽天キャッシュ投資込みならもっと上位)
- エポスカード
- 三井住友カード
って感じですかね。ただ、人によって利用しているクレジットカードの種類などによって順位の入れ替わりはありそうです。
マネックス証券×マネックスカード 1.1%還元は強い カード側のスペックも高め
マネックス証券とマネックスカード(アプラス発行)によるクレカ積立です。ポイント還元率が1.1%と標準で高いうえ、マネックスカード自体の基本ポイント還元が1%と高めなので使い勝手が非常に良いことが強みです。
楽天証券は楽天カードで投資信託が買えて1%分のポイント還元
まず、ネット証券の中でも投資信託に強いとされている楽天証券です。
現状だと投資信託のカード買い付けでナンバーワンと言ってよいでしょう。月間5万円までの積立投資をすると、1%分の楽天ポイントが貯まる仕組になっています。
選べる投資信託の数も多く、さらに、投資信託の保有残高に応じたポイント還元(ハッピープログラム)も利用することができます。エポス×tsumikiと比較して還元率が高いです。
詳しい仕組みは以下の記事でも紹介しています。
1%還元は非常に大きいため、債券型ファンドを購入する設定にして即売却することでポイントだけを実質ゲットのようなことも可能だったりします。
これから始めるという前提なら一番おすすめです。
エポスカードのポイントが貯まる、tsumiki証券
tsumiki証券はそもそもエポスカードホルダーを前提にした積立投資サービスを行う専門の証券会社です。証券口座の開設はエポスNETというエポスカードの管理サイトから行います。
買付自身でポイントは貯まりませんが、積立年数に応じた「がんばってるね!ポイント」が付与されます。年間の投資信託購入金額に対して、1年目は0.1%、2年目は0.2%、3年目は0.3%、4年目は0.4%、5年目以降は0.5%が還元されます(エポスポイント)。
還元率でいうと前述の楽天カード×楽天証券の1%に遠く及びません。一方でエポスカードの上位カードのエポスゴールドの場合、年間利用金額50万円で2500ポイント(0.5%相当)、利用金額100万円で1万ポイント(1.0%相当)のボーナスが貰えます。このボーナスはtsumiki証券の積立分も含まれます。
そのため、エポスカードをよく利用しているゴールドカードユーザーであれば、理論上最大1.5%のポイント還元を受けることができるという事になるわけです。ここまで行けるなら楽天証券×楽天カードを超える還元率にできそうです。
丸井系でのお買い物が多い人には楽天カードとの組み合わせよりも良い結果になる可能性が高そうです。
番外、マネックス証券はセゾンカードなら投信積立ができるけどポイント付与対象外
マネックス証券もセゾンカードであれば積立購入が可能です。セゾンカードについてはマネックス証券+セゾンカードの“マネックスセゾンカード”がありますが、こちらのカード以外にも「セゾンカード」が発行したクレジットカードであれば買い付けが可能となっています。
“カードde自動つみたて”というサービスです。
ただ、マネックス証券のカードde自動つみたても、仕組み的には楽天証券のケースと同じです。あくまでも「セゾンカードの引き落とし口座」からの出金サービスのようなものでクレジット決済にはあたりません。
そのため、クレジットカードとしてのポイント(セゾンの永久不滅ポイント)については付与の対象外となっています。
永久不滅ポイントは最近話題となっている「ポイント投資」ができるポイントですので、投信を買ったポイントで再投資ができるという複利運用ができるかと思いましたが残念です。
以上、投資信託を買える、積立できるクレジットカードについて調べてみました。
執筆者・監修者:ふかちゃん
元証券マン。2004年より個人の金融リテラシー底上げのために投資、節約、キャッシュレス、ポイントなどの活用に関する情報を15年以上にわたり発信するマネー専門家です。
SNS苦手でしたけど最近はtwitterやっています。ぜひ絡んでくださいませ。
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