オンラインショッピングモールの楽天市場でお買い物に使うことができるポイントには大きく二つポイントがあります。それが「楽天スーパーポイント(楽天ポイント)」と「楽天キャッシュ」です。
前者の楽天ポイントは、お買い物で貯まるポイント、後者の楽天キャッシュは楽天グループのみで使える電子マネーという特徴がありますが、いずれもほとんど同じように扱われています。
これまではあまり重要視されることが少なかった楽天キャッシュですが、2022年になってにわかに注目が集まっています。楽天キャッシュをお得にチャージして上手に活用していきましょう。
楽天キャッシュとは?楽天ポイントとの違い
楽天キャッシュと楽天ポイント。楽天キャッシュは電子マネー、楽天ポイントはポイントという違いはありますが、楽天市場内でのお買い物であれば、両者はほとんど同じように扱われます。
たとえば、楽天スーパーポイントが2000ポイント、楽天キャッシュが3000ポイントある場合、合計5000円のお買い物まで一度の買い物で使えます。
楽天ポイントと楽天キャッシュの違いを比較
つづいて、楽天スーパーポイント(楽天ポイント)と楽天キャッシュの違いについてみていきましょう。
楽天ポイント | 楽天キャッシュ | |
---|---|---|
入手方法 | ・楽天市場でのお買い物で付与 ・楽天カードの利用で付与 ・楽天ポイントカードの利用で付与 ・楽天市場のキャンペーン |
・楽天カードからチャージ ・楽天アフィリエイト ・ラクマの売上金 ・楽天ギフトカード購入(POSA) |
使い道 | ・楽天市場でのお買い物 ・楽天ペイでの利用 ・楽天ポイントカード加盟店で利用 |
・楽天市場でのお買い物 ・楽天ペイでの利用 ・楽天ペイでの送金(ユーザー同士) ・銀行への出金(プレミアム型のみ) ・楽天証券での投信積立 ・楽天Edyにチャージ |
有効期限 | 最終利用から1年間 ただし、期間限定ポイントは延長の対象外。 |
獲得から10年間 |
利用制限 | 1回のお買い物で3万ポイントまで 1カ月で10万ポイントまで |
1回のお買い物で10万円まで |
換金 | 不可 | プレミアム型については楽天銀行へ換金可能(1万円以上なら手数料無料)他行は210円/回 |
ポイント移行 | ・楽天証券(投信買い付け) ・楽天Edy ・ANAマイル |
不可 |
ポイント譲渡 | 不可 | 楽天ペイユーザー同士であれば楽天キャッシュを送ることができます。 |
表にしてみると上のような感じになります。楽天市場で使えるという点は同一ですが、それ以外はかなり性質が異なることが分かりますね。
楽天キャッシュの基本型とプレミアム型の違い
楽天キャッシュには面倒なのですが「基本型」と「プレミアム型」の二種類があります。
楽天キャッシュの【基本型】は本人確認せずにチャージ、利用、送付・受取が可能です。
一方の【プレミアム型】は【基本型】の機能に加えて、楽天キャッシュ残高を自身の銀行口座に出金可能です。
楽天キャッシュはプレミアム型なら楽天銀行などに対して送金が可能なので現金化が可能です。
以前は楽天銀行限定でしかも10%も手数料がかかったので現実的ではありませんでしたが、今は手数料が改善されています。
- 楽天銀行宛て(1万円未満):100円
- 楽天銀行宛て(1万円以上):無料
- 他行当て:210円/回
プレミアム型であれば実質的に現金化ができます。
楽天アフィリエイト、ラクマからの売上金は「プレミアム型」です。ただし、プレミアム型として受け取るには本人確認が必須ですのでご注意ください。
一方で楽天カードからチャージをした分、コンビニ等で購入した楽天ギフトカードの残高は「基本型」となります。
楽天ポイントと楽天キャッシュはどちらを先に消化すべき?
個人的な優先順位としては
- 楽天ポイント(期間限定)
- 楽天キャッシュ(基本型)
- 楽天ポイント(通常ポイント)
- 楽天キャッシュ(プレミアム型)
といった感じかなぁというところです。期間の短い楽天ポイント(期間限定ポイント)については、真っ先に使ってしまいましょう。
難しいのは楽天ポイント(通常ポイント)と楽天キャッシュでしょうか。楽天ポイントはポイントのままであれば「ポイント運用」「ポイント交換」などが可能です。楽天ポイントは他社ポイントへの交換にあまり積極的とは言えませんが、時々キャンペーンをやったりするので、それ目的で残しておくという選択肢もありそうです。使い道が無くなっても「楽天証券で投信購入→売却で現金化」や「楽天カードへの充当」などですぐに現金化できちゃいます。
一方で楽天キャッシュはあくまでも電子マネーです。後述するキャッシュ投資ができるようになったことで実質的な現金化(&細かくポイント獲得)もできるようになったのでほぼ現金と同じです。
楽天キャッシュは2022年6月から楽天キャッシュ投資に使えるようになった
楽天キャッシュの価値が大幅に上昇したのは
・楽天キャッシュがコンビニで購入できるようになった(楽天ギフトカード)
・楽天キャッシュを使った投資信託の積立投資ができるようになった
という二点が大幅な改善点です。
コンビニで楽天ギフトカード(POSA)をお得に購入した上で、その楽天キャッシュを楽天証券を経由して投資をすることができるようになったわけです。
何がスゴイの?と思われるかもしれませんが、楽天キャッシュをコンビニ等で少しお得に購入した上で楽天証券で投信を買えば、実質的に投信を安く購入できるわけです。
これをうまく使いましょう。
楽天カードから楽天キャッシュをチャージ(0.5%還元)
楽天カードを使って楽天キャッシュをチャージすると0.5%のポイント還元があります。つまり、楽天カードで楽天キャッシュをチャージして、そのチャージした楽天キャッシュで楽天証券の積立に利用すれば、実質的に0.5%還元で投資信託を購入できることになりますね。
お得ではありますが、もう一声欲しいところです。
コンビニのPOSAカード購入でポイント還元をよりアップ、1%以上の還元は取れる
2022年より楽天ギフトカードがコンビニでPOSAカード(レジで有効化されるギフトカード)として販売されています。これをうまく購入しましょう。
セブンイレブン
nanacoでチャージでポイント還元があります。セブンカード・プラスの場合で0.5%還元ですが、それ以外にもiPhoneをお持ちの方はApplePay経由でチャージすると1%超のポイント還元が取れるルートもあります。
たとえば、auPAYカード→auPAY(プリペイド)→nanacoなら1%還元です。
ファミマ
FamiPayで購入ができます。ファミマTカードでチャージをするとチャージ時(0.5%~)の還元だけでなく、POSA購入時のポイント還元(0.5%)もあるのでお手軽に1%還元があります。さらに、サンクスポイントプログラム(半年間のチャージ額に応じたポイントアップ)や毎月のFamiPayチャージの日にチャージをすればお菓子等のプレゼントもあるので+α
ミニストップ
WAONで購入ができます。イオンカードがあればオートチャージでのポイント還元がとれます。ミニストップでのWAON購入時は0.5%(現在キャンペーン中で2倍の1.0%)のポイント還元もあります。これもお手軽。
こんな感じで、コンビニで電子マネーで購入すれば楽天カードからチャージするよりもお得に楽天キャッシュを購入できます。
楽天Edyとの交換も可能に
2023年7月から楽天Edyと楽天キャッシュの相互交換に対応しました。これによって楽天Edy残高を楽天キャッシュに交換して、楽天キャッシュを使って投信積立に使うということができるようになりました。
投信経由とはなりますが、現金化にも使えるようになったので楽天Edyの残高に困っている人はうまく端数処理ができそうですね。
楽天キャッシュをうまく使ってお得にポイ活をしよう
以上のように、楽天キャッシュは急激にその使い勝手が向上しています。お得にチャージをして楽天証券を出口にして美味しく活用していきましょう。
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