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老後・シニア副業のススメ!年金不安・老後のお金の心配を解消、退職後も副業で稼ぐ

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job将来の年金や老後の暮らしについて金銭的な不安を抱えている方は決して少なくないことかと思います。老後を安心して暮らすためには数千万円単位の貯蓄が必要だと言われています。そんなお金を貯められるわけがない、と考えている方もいるかもしれません。

そんな不安を解消する方法の一つとして、今のうちから「副業」をしておくことというのは一つの良い老後のマネー対策となります。今回は老後のための副業を紹介していきます。

老後を安心して過ごすためにいくら必要か?

老後のためにいくら必要なのか?と言う点については過去の記事「老後資金に必要な蓄えとそれを貯めるための方法」でもまとめました。

その中で公的年金を除き、おおよそ2000万円~3000万円程度は蓄えとして必要と紹介しています。

これはあくまでも「老後の収入がゼロになる」と仮定した場合の数字です。

そうでなく、老後(定年退職後)に働く(何らかの形で収入を得る)ことができればこの老後に必要なお金というのはぐっと小さくなります。

つまり、蓄えを作るのが難しいというのであれば、その分を何らかの手段で稼げればいいわけです。

 

現役時代から老後を見据えた稼ぎ口を見つけよう

定年後も再雇用やその後もアルバイト的な仕事をすることはできるでしょう。
ただ、まだ定年まで時間があるというのであれば、定年後にできる仕事を現役時代のうちから作っておくというのも手だと思います。

現役のうちから副業として小資本、ローリスクでやれるような仕事を作っておけば、定年後もその仕事で得られる収入がプラスされることになります。

また、現役時代の副業収入は老後のための貯蓄に回しておくことで、老後のための蓄えも確保することができます。

 

老後のための副業なら大金を稼ぐ必要はない

基本的には、今の自分が持つスキル、経験、趣味などを活かしたものが良いでしょう。老後のために必要な蓄えが3000万円と言われるとかなり大きな金額に見えますが、1カ月当たりにすれば10万円とちょっとです。

極論でも何でもなく、老後に月10~15万円稼げる仕事ができていれば、老後の貯蓄問題はほとんど解決できることになるわけです。

そうした収入をる手段が必ずしも副業である必要はありません。

ただし、多くのサラリーマン「定年」という形で職を強制解雇させられる形になります。65歳以降もずっと勤めた会社でその後も務めることができる方は少ないでしょう。

そのため、定年後も収入を得られる素地というものは副業が手っ取り早いと私は考えています。

 

老後も働けば、長生きリスクも小さくできる

たとえば、一般的に老後(65歳以降)であれば国民年金や厚生年金などから老齢年金がもらえるようになります。

この年金は終身保険(死ぬまで受け取れる年金)になります。

長寿社会において長生きリスクも考える必要がありますが、公的年金はその最大のセーフティーネットです。

この公的年金は「繰り下げ受給」が可能になっています。繰り下げ受給は65歳から年金を繰り下げて受給することができる制度です。1年受給を送られたら受け取れる年金が8.4%増額されます。仮に70歳まで繰り下げれば42%も増額されることになります。

ざっと計算すると80歳以上に長生きするとプラスになります。

老後(65歳以降)も働いて賃金あるいは事業収入を得ることができれば、生活費を年金に頼る必要がなくなります。そのうえで、70歳以降から年金を受け取るようにすれば、想定以上に長生きをした時でもお金の心配を減らすことができます。

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副業はいつから始めるか?

老後になってから始めてもいいのですが、できれば現役時代の内から準備をしておくことをお勧めしたいです。というのも、気力も体力もあるうちが進めやすいですし、失敗しても取り返しが付くからです。

あるいは、すぐに始めないにしても社内に限らず、いざ副業としてビジネスを開始するための準備をしておくのも一つです。

  • 社内だけでなく社外にも仕事の話ができる人脈を作る
  • 副業に役立つスキルや知識を磨く

などが挙げられます。サラリーマンをしている場合、収入面ですぐに副業で稼がなければならないということはありません。少しずつ準備していくという方針でも問題ありません。

なお、副業禁止の規定がある会社もあります。また、業務上知り得た情報を用いての副業は懲戒処分の対象となることもあります。この点については別エントリー「副業をする時に気をつけたい税金と会社への対応」でも書いていますので、こちらもどうぞご一読ください。

 

老後も可能な副業にはどんな種類があるのか?

前述の通り、あなた自身が持つ能力や経験にあったものをチョイスすると良いかと思います。アルバイトやパートのように時間を切り売りするような副業はお勧めしません。

近年では、インターネットを通じて個人でも様々な仕事をすることができます。クラウドソーシングのような形で受託で仕事をすることもできます。
また、ホームページやブログを立ち上げて、そこから仕事を受託するというような方法もあるでしょう。

クラウドソーシングとは
インターネットを活用して不特定多数の人に業務を委託するというネット活用の新しいお仕事の形です。今では、大小様々なクラウドソーシングを活用した仕事 があります。サラリーマンや主婦でも空き時間に手軽にできるものから、フリーランスの方が時間をかけて行う大型のものまで多数が存在しています。

インターネットを使った副業や活用した働き方については「インターネットで広がったネット副業の種類と特徴」でもまとめています。

もちろん、WEBだけが副業ではありませんが、時間を切り売りするようなアルバイトではなく、副業をするのであれば、時間的な制約の小さいインターネットを使った商売というのは有効な手段の一つになるかと思います。

経験、スキル、現在の人脈などを経営資源を上手に使って副業を考えてみましょう。シニア副業ということを考えると、肉体労働ではなく、「専門性」や「知識」を活かせる副業がお勧めです。

 

人に教える副業、相談に乗る副業

専門性の高い知識や経験をお持ちの方であれば、そうしスキルを活用することもできます。

「タイムチケット」や「ココナラ」といったように、専門性をPRすることによって相談相手から報酬を受け取ることができます。専門的な職務経歴をお持ちの方や資格保有者などであれば付加価値も高くなります。

自分ではアッサリできてしまう事も、人から見たらすごく大変なことだったりします。そうしたスキルをお金に換えることができる副業ですね。

 

遊休資産を貸す(シェアリング)

使っていない資産をお持ちの方であれば、それをシェアリング(貸し出す)という方法もあります。最近ではシェアリングエコノミーと言って、様々なものを貸し出すサービスが増えています。

  • 使っていない部屋(民泊)
  • 駐車場
  • 自動車(カーシェアリング)
  • 物置(倉庫)

といったように使っていない様々な遊休資産を貸し出したりすることができます。今後もこうしたシェアビジネスは広がりを見せてくれそうです。

 

シニア副業を始めるコツ、準備をするときの注意点

具体的にこれが正解と言うものはありませんが、副業で大失敗をしないコツもあります。

 

・小資本で始める

いきなり大きな投資は引くに引けなくなります。予算を掛けるにしてもお小遣い程度の金額から始めるようにしましょう。大きな投資をしてしまうと、その投資を取り戻すまでは…と深みにはまってしまうことも。

サラリーマンで成功した方に多い失敗としていきなり事務所を構えたり、色々と必要なものを買ったりするケースがありますが、まずは自宅でスタートするなどお金をかけない方法でスタートしましょう。

 

・マルチ商法、ネットワークビジネスには注意

副業というと決まって出てくるのがこうした商売。違法ではないものも多いですが限りなくグレーな商売も多い。多くが誰かを紹介することでしか成長できません。友人を無くすようなケースも多く聞きます。大抵が自分より上位者を儲けさせるために、新しい人を勧誘することに注力することになります。

気になったら「商売の名前+マルチ」とかで検索すると該当しそうな場合は引っかかってくると思いますよ。そういうところはネットの情報は嘘ばっかだから気にするなとか言うんでしょうけど、火ないところに煙はたたぬと言いますから…。

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老後も働くという人生にとっての意味

老後というと悠々自適な生活、孫の面倒を見てあとはのんびり過ごす、といったものを考えている方が多いかもしれません。

その一方で平均寿命の伸びによって、いわゆる老後という期間はどんどん伸びています。人生に占める老後の割合も大きくなっています。

時々、老後で仕事をしなくなってから家に居場所がないという人の話を聞くこともあります。老後も可能な限り社会に参加し続けるという生活も決して悪いものではないはずです。

副業という形で現役時代からビジネスを作っておけば、引退を自分で決めることができることができます。働ける間は働けばいいし、それで収入が一定以上得られれば、課題のはずの自分自身の年金問題(老後の資金問題)も解決できるわけです。

 

以上、年金不安・老後のお金の心配を解消するための老後・シニアの副業について紹介しました。