交通費の節約術 PR

新幹線に格安で乗るための割引や予約の方法のまとめ

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train_shinkansen遠距離の移動手段として利用されることが多い新幹線。便利な一方で意外と高いな……と思う方も多いのではないでしょうか?今回はそんな新幹線をより安くお得な料金で乗るための方法をまとめていきます。優待券、回数券、ネット予約や各種割引チケット、金券ショップの活用法などを紹介します。

上手に活用すれば、たとえ当日の急な新幹線利用であっても安く乗ることができる場合がありますよ。

新幹線の料金を節約するための方法

東京から名古屋や大阪などの移動であれば、本数も多い新幹線はやっぱり便利です。そんな新幹線の乗車券や特急券の料金を通常よりも安くする方法について紹介していきます。

  1. JRの株主優待(20~50%オフ)
  2. 回数券、金券ショップの利用
  3. JR各社の割引きっぷを購入する
  4. 宿泊+新幹線のセット商品を購入する
  5. 学割を利用する(中学生~大学生)

代表的な方法として上記のようにいくつかあります。それぞれで強みとなる部分や割引の幅や制限などがありますので、自分の旅行プランや出張プランなどに合わせて活用するようにしましょう。

 

JRの株主優待券を活用する

株主優待券はJRによって異なりますが、10%~50%の割引を受けることができます。本来は株主向けに提供されている割引券ですが、金券ショップやネットオークションなどで活発に取引されているので手に入れるのは難しくはないでしょう。

JR西日本の優待券:50%オフ
JR九州の優待券:50%オフ
JR東日本の優待券:20%オフ(2枚利用で40%オフ)
JR東海の優待券:10%オフ(2枚利用で20%オフ)

上記のように各社によって優待券が異なります。優待が効くのはそれぞれの路線だけとなるので、管轄を超えて利用する場合は、割引が小さくなってしまうことがあります。

たとえば、博多駅-新大阪駅(JR西日本区間)といったように特定区間だけを利用する場合はお得です。また、これらの優待券はグリーン席も割引になるのでこうした席を利用したいときもお勧めです(グランクラスは対象外)。

 

新幹線の回数券を購入する・金券ショップを利用する

新幹線の回数券は6枚つづりのチケットで割引が効いています。有効期限は3カ月ということでその期限内に3往復するならお得です。なお、利用除外日が設定されており、4/27~5/6(ゴールデンウィーク)、8/11~20(お盆)、12/28~1/6(年末年始)は使えませんのでご注意ください。

金券ショップでは回数券がばら売りされていたり、株主優待券が販売されていたりします。

上手に活用すれば当日の新幹線の利用でも多少の割引になるこ とがあります。

 

割引きっぷを購入する

利用条件が設定されていたり、特定のクレジットカードを保有していることが条件だったり、年齢制限があったりしますが、JRが販売している割引チケットを購入することで安く新幹線に乗れることがあります。

割引きっぷについては各路線において販売されているものが異なります。JR九州、JR西日本は比較的割引きっぷが多く、JR東日本もそれなりです。一方でJR東海は渋いですね。

 

JR東日本(東京から仙台など)

「えきねっと」に会員登録(無料)することで利用できる割引プランが魅力です。
13日前の予約が必要ですが、「お先にトクだ値」がもっともお得です。またモバイルSuicaを利用した割引も結構大きいです。

「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値(13日前)」
モバイルSuica特急券「モバトク」「スーパーモバトク」

 

JR東海(東京から名古屋、京都など)

JR東海区間は飛行機との競合がほとんどないことから割引となるサービスがほとんどありません。時間にこだわらないなら「ぷらっとこだま」が安いです。

ただし、その他の割引サービスはありません。東海道新幹線はJR東海のドル箱であり、あまり割引を付けなくても利用者が多いというのが大きいのでしょう。

ぷらっとこだま

 

東海道新幹線+山陽新幹線の「スマートEX」「エクスプレス予約」

JR東海+JR西日本の「東京-博多」までの区間で利用できる会員サービスにスマートEXとエクスプレス予約というものがあります。スマートEXは値引きは200円と渋いですが、エクスプレス予約は当日も割引があるだけでなく、早得などの早期予約割引も用意されています。

年会費が1000円かかるサービスですが、東京から新幹線を使って名古屋や大阪、広島、博多(福岡)などに出張等で移動することが多いという方にはおすすめです。

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JR西日本(大阪から博多(福岡)など)

JR西日本の新大阪-博多間は飛行機との競合も強いため割引切符が多いです。もっとも安く乗るなら「バリ得こだま」、時間も考えるなら「スーパー早特きっぷ(14日前までの購入)」が安いです。

eきっぷ
スーパー早特きっぷ
バリ得こだま

 

JR九州(博多(福岡)から鹿児島中央など)

JR九州は比較的割引切符が多いです。もっともお得なのが九州ネット早特で、14日前なら博多-鹿児島中央が7000円(通常10450円)と大きく割引されます。

eきっぷ
九州新幹線2枚きっぷ
九州ネットきっぷ・九州ネット早特(3,7,14)

 

宿泊セットプランを利用する(ホテル+新幹線)

日帰りの場合は利用できませんが、日本旅行などではJR・新幹線+宿泊セットプランなどを用意しています。こちらは出発3日前まで予約可能で、ホテル+新幹線(往復)がセットになっています。

宿泊を伴うという旅行であればおそらくこちらが最安値になると思います。詳しくは「JR・新幹線+宿泊セットプラン(日本旅行)」をご覧ください。

 

中学生、高校生、大学生は「学割」を利用する

中学生以上は大人料金となりますが、101km以上の移動であれば新幹線(在来線)での学割(学校学生生徒旅客運賃割引証)を利用することができます。乗車券料金が2割引きになりますので、中高生、大学生は上手に活用してください。

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状況別に新幹線に格安料金で乗る方法

以下は、状況別にどうやって新幹線に乗るのがもっとも格安にできるのかをまとめたものです。

 

長距離の新幹線やグリーン席に乗りたい場合は株主優待がお得

株主優待が魅力的になります。割引元は正規料金になりますが、グリーン席料金も20~50%割引になるので上手に利用すればかなり割引を効かせることができます。
当日の利用でもOKというのは急に出張が決まることが多いビジネス利用に特に向いています。

 

2週間以上先の予約なら割引切符がお得(JR東海除く)

JR東海エリアを除き、他のJRでは事前予約割引があります。各社で多少異なりますが、13日~14日以上前の予約なら3割ほど格安料金で新幹線の切符を購入できます。

 

宿泊を伴う場合は新幹線+宿泊セットプランがお得

そもそもホテルに一泊するという前提があるのであれば新幹線、ホテルと別々に予約をするのではなくて、一緒に予約をする方が確実に安くなります。3日前までというのが少しネックですね……。詳しくは「JR・新幹線+宿泊セットプラン(日本旅行)」をご覧ください。

 

以上、新幹線に格安で乗るための割引や予約の方法をまとめてみました。