JR東日本(東日本旅客鉄道)はJRの中でも東北地方全域と関東、甲信越地方の大部分、静岡の一部を営業区間としておりJRグループの中でももっとも企業規模が大きいです。東京を抑えているというのが何よりも強いところです。
JR東日本(東日本旅客鉄道)は他のJR各社と同様に株主優待制度を設けております。2020年度には優待内容を変更し、1枚につき40%オフと割引率がアップしています。
JR東日本(東日本旅客鉄道)の株主優待
毎年3月31日の最終の株主名簿に記載又は記録されている株主まに、下表の基準により年一回(毎年5月下旬)株主優待割引券を発行しています
100株以上1000株以下:100株ごと1枚
1000株超 10000株以下:10枚+1000株超過200株ごとに1枚
10000株超 20000株未満:55枚+10000株超過300株ごとに1枚
20000株以上 50000株未満:100枚
50000株以上 100000株未満:250枚
100000株以上:500枚
JR東日本の株主になって効率的に株主優待をもらおうと思った場合は100株以上1000株以下の保有というのが最も効率的な投資金額(優待利回りが最も高い)ということになりますね。
優待は40%割引にグレードアップ(2020年度優待より)
株主優待券(割引券)としては1枚40%割引で1回に1枚まで併用可能です。
割引の対象となるのは運賃と料金です。グリーン席も割引対象外となりますが、グランクラス、個室、寝台列車は運賃のみが割引で料金は割引対象外となります(当然利用すべきではないということになります)。
また、他の割引との重複適用やすでに割引されているフリーきっぷ、青春18きっぷなどは割引できません。
そのため、JR東日本の株主優待を利用する上で利用価値があるのは「JR東日本が運航している新幹線の利用(グリーン席までOK)」ということになるでしょう。
JR東日本の株主優待の利用価値
前述の通り相場として1枚当たり2000円くらいが妥当なところとした場合ですが、JR東日本の新幹線の割引に利用するとしての価値を考えてみましょう。
単純に考えると片道の運賃+料金が10,000円以上の区間であれば得をするということになります。最も、ビジネスで利用する方であれば、回数券の購入なども比較対象になるわけですから、単純な通常料金で比較するべきではないかもしれません。
回数券価格で考えた場合でも仙台よりも遠くに行くことがあるなら、優待券を使う価値が出てくるといえるでしょうか。
なお、JRの株主優待はグランクラスは対象になりませんが、通常のグリーン席であれば半額になるので、グリーン席を使いたいという場合は優待券の価値は上がりますね。
また、回数券のように利用除外期間がないというのも株主優待の魅力といえますね。
優待券の有効期間
割引券の有効期間は、6月1日から翌年5月31日までの1年間ですが、有効期間内に乗車券等を購入された場合、その乗車券等に記載された期間まで有効です。5月30日に6月30日から5日間有効の乗車券を購入した場合はその期間有効となります。
ちなみに、金券ショップなどではGWを過ぎると優待券の残り期限が短くなるため相場が大きく下落してきます。実際には上記のように5月中に券の購入をすればOKなので6月くらいに旅行や出張の予定が決まっている人はこうしたタイミングで安く購入するというのも手です。
一方でJR東日本の株主だけど新幹線に乗る機会がない(予定がない)という人は有効期限が長いうちに金券ショップやオークション等で売却することをお勧めします。
金券ショップでの優待券の売り方については「初めて金券ショップで株主優待券やギフトカードを売る前に知っておきたい売却のコツ」も参考にしてください。
全体的に見れば、優待券を目的としてJR東日本の株を買うということは、よほど東北方面への出張が多い方や東北にお住まいで東京への出張が多い方を除きメリットはあまりないように思います。
JR東日本の株主優待券を手に入れるまでの流れ
JR東日本の株主優待券を手に入れるための流れは下記のとおりです。詳しい株主優待銘柄の買い方については下記記事もご参照ください。
[bloglink url=”https://money-lifehack.com/asset-management/588″]
1)証券会社に口座を開設する
株式の購入(売買)は証券会社を通じて行います。とりあえずのおすすめはネット証券の「SBI証券」や「楽天証券」などが代表的です。詳しく証券会社を選びたい方は下記の記事なども参考にしてみてください。
[bloglink url=”https://money-lifehack.com/asset-management/4571″]
2)期限までにJR東日本の株を購入する
JR東日本の権利確定日は3月末なので、3営業日前(権利付き最終日)までに同社の株式を購入しておく必要があります。それ以降(権利付き最終日の翌日)であればJR東日本の株を売却しても優待券は送られてきます。
以上、JR東日本の株主優待についての詳細や利回り、活用方法についてまとめてみました。
今、一番おすすめのモバイル回線は「楽天モバイル」です。
今は『楽天モバイル』が最強。楽天リンクを使えば通話かけ放題だし、パケットも使い放題で月々3,168円。データ通信をあんまり使わない人は1,078円で回線を維持できます。
さらに、家族と一緒なら110円OFF。
今なら三木谷社長からの特別リンクから回線を作ると、他社からMNPで14,000ポイント。新規契約なら7,000ポイントもらえるぶっ壊れキャンペーン中。
>>三木谷キャンペーン申し込みはこちら
※一人当たり最大5回線まで利用可能。
5回線までMNPすれば14000P×5=7万円相当の楽天ポイントがもらえます。