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健康ポイント制度が始まる。健康になってお金ももらえるポイントプログラム
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健康ポイント制度とは厚生労働省が普及を勧めている制度で健康づくりに対する取り組みをする人が様々な特典をもらえる制度です。
健康づくりをポイント制度を通じて後押しすることで、医療費の削減などを目指しています。今は実証実験が進められている途中ですが、厚生労働省の指針もでき、今後各市区町村や健康保険組合などで様々な健康ポイント制度がスタートしそうです。
また、民間企業でも様々な取り組みがあります。健康になれてお金ももらえるという一挙両得なポイントプログラムです。上手に活用しましょう。
健康ポイントとは何か?
健康ポイントは、個人の運動や食生活の改善、健康診断の受診、健康診断の結果などに応じて特典が受けられる仕組みです。健康保険組合や自治体で進められており、内容によってポイントを受け取ったり、体脂肪計などがもらえたりする制度です。
各自治体がいろいろなプログラムを提供しています。
試験プロジェクト「健幸ポイント」
厚生労働省は全国6市(千葉県浦安市、栃木県大田原市、岡山県岡山市、大阪府高石市、福島県伊達市、新潟県見附市)と連携して実証実験「健幸ポイント」が行われました。
内容も意外と単純です。
- 健幸ポイントに参加:3000P
- 一定の歩数を歩く:9600P
- 指定のプログラムに参加する:2400P
- 筋肉の割合が増加する;4000P
- 6カ月連続で参加する:1000P
- 健診をうける:1000P
- 健診データが改善する:3000P
- 合計最大:24000P
※上記は年間最大額
一定の歩数を歩くだけで9600Pがもらえるというのは羨ましい制度です。
貯まったポイントは1P=1円の価値でPonta(共通ポイント)に交換することができるようになっています。歩くだけで1万円もらえるってのはいいですよね。
3年間の実証実験では12,616人が参加し、ポイント(インセンティブ)導入前と比較して健康づくり教室への参加者が1.6倍に増加した自治体もあったそうです。
実証実験では年間に60歳代で43,000円、70歳代で97,000円の医療費削減に成功したというデータもあり、健康ポイント(インセンティブ)による健康づくりが、医療費の削減にもつながったそうです。
全国の健康ポイント制度に対する取り組み
2016年以降で様々なインセンティブ付きの健康ポイント制度がスタートしています。
実際に健康保険(国保)の実施者でもある自治体は積極的に健康ポイント事業を展開し始めています。
- 大阪府吹田市(40歳以上を対象にスポーツ教室等の参加でポイント)
- 栃木県宇都宮市(アプリで活動を記録してポイント獲得)
- 長野県箕輪町(ウォーキングやマシン利用でポイント獲得)
これら以外にも、様々な自治体で規模の大小はあれ、健康ポイントに関するプログラムがスタートしています。
民間企業でも自社サービスとからめた健康ポイントサービスが始まる
また、民間レベルでも同じような取り組みがあります。ポイントインセンティブだけでなく、健康に良いことをすることで保険料が割引になるような保険なども登場しています。
ドコモの歩いてお得はドコモヘルスケアという健康管理アプリの一機能となっていますし、あるく保険はウォーキングを通じて健康になることでユーザーは保険料が安くなる、保険会社としては医療費が安くなり保険会社も保険金負担が減るといったWin-Winの関係を作れる保険ですね。
健康ポイントは自治体に加え、企業も加わって成熟へ
医療費問題が大きくなる中で、医療費を使わないための活動をする(予防医療)はますます重要となります。
そうした中で、実証実験としてスタートした「健幸ポイント」も成功し、インセンティブ(ポイントなど)を活用した健康活動への参加は一定の効果がありそうです。
最近ではスマートフォンはもちろん、スマートウォッチなどのウェアラブル端末も増えており、こうしたインセンティブ付きで健康に良いことをする、それを管理することも容易になっています。
今後も、こうした動きが広まっていけばいいなぁと個人的にも思います。
健康は一日にしてならず、進化している健康ポイント制度ですが、あとはそれをいかに定着させていくかが重要になると思います。
執筆者・監修者:ふかちゃん
元証券マン。2004年より個人の金融リテラシー底上げのために投資、節約、キャッシュレス、ポイントなどの活用に関する情報を15年以上にわたり発信するマネー専門家です。
SNS苦手でしたけど最近はtwitterやっています。ぜひ絡んでくださいませ。
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