スマホ決済サービス(QRコード決済・アプリ決済)が次々と登場し、大規模なキャンペーンなどを背景にキャッシュレス決済におけるシェアを拡大しています。
そんな中で楽天EdyやWAON、nanacoといったタッチ型の電子マネー、SuicaやPASMOといった交通系ICカード陣営です。フェリカネットワークスは2020年2月12日にポータルアプリの「おサイフライフ+」のサービスを開始し、Felica系電子マネーの共通ポイントの「おサイフマイル」のサービスもトライアルスタートします。
Felica系電子マネーとは?
フェリカネットワークスにおける「Felica系電子マネー」というのは、何でしょうか?
Felicaというのは、コンビニや駅の改札などで支払いをする際に専用端末に「かざす(タッチする)」ことで決済が可能な通信規格です。カード側にICチップとアンテナを搭載しており、リーダーにかざすことでデータの読み書きが可能です。
- 楽天Edy
- WAON
- nanaco
- iD
- QUICPay
- Suica、PASMOなどの交通系ICカード
- おサイフケータイ
などがFelicaを利用した電子マネー・決済サービスとなっています。ちなみに、電子マネー以外にも、入退室の管理カードなどにもFelicaを利用したものが多くあります。
なお、少し話がずれますが、クレジットカードのタッチ決済はTypeA/Bと呼ばれる別規格となっています。
おサイフライフ+のサービス開始
「おサイフライフ+」のサービスを始めるフェリカネットワークスというのは、このFeliCa技術に関するソニーとドコモの合弁会社で、FeliCaを利用したサービスを提供する事業者向けのプラットフォームの運営を行っています。
ポータルサイトで「ラキータッチ」「もらットクモール」「レシータブル」「かざしてお得」「おサイフマイル」といったコンテンツがあり、ミニゲームへの参加などでポイントが貯まったりします。
中でも、今回のサービスで一番も目玉といえるのが電子マネーの共通ポイントサービスとなる「おサイフマイル」でしょう。
どの電子マネーを使っても「おサイフマイル」が貯まる
おサイフケータイでSuica、nanaco、WAON、楽天Edyのどの電子マネーを利用しても共通のポイント「おサイフマイル」が貯まるようになります。
- Suica=JERポイント
- nanaco=nanacoポイント
- WAON=WAON POINT
- 楽天Edy=楽天スーパーポイント
というように、各電子マネーはそれぞれ独自のポイントが貯まりますが、おサイフマイルが導入され、これらに上乗せする形で「100円の買い物につき1マイル」が貯まるようになります。
また、利用回数、利用状況によるステージ(ランキング)などによるポイントも貯まるようです。
サービスは2020年4月よりトライアルスタート(最大1万人)です。
トライアルキャンペーンの募集は2020年2月12日~3月10日までの間に、おサイフライフのアプリ(Android)から応募可能となっています。
還元率は雀の涙、100円=1マイルは0.1%還元
なかなか面白そうでしたが、ズッコケてしまったのが、還元率ですね。
100円につき1マイルですが、1マイルの価値は0.1円相当となっています。つまり、おサイフマイルのお買い物で得られるポイント還元は0.1%分ということになるわけです。
上乗せされるボーナスもありますが、元が低いため、どうしようもありません。100万円分のお買い物をしても1000円の還元です。
対象の電子マネーを利用しているなら、とりあえず登録はしておいたほうがよさそうではありますが、最近のキャッシュレス系のキャンペーンの大きさと比較すると、どうしてもパワー不足は否めませんね。
おサイフケータイが対象の為、サービス対象はAndroid端末
サービス対象はおサイフケータイが前提となるため、iPhone(iOS端末)は対象外になります。おサイフライフ+のアプリ提供もAndroid限定です。
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