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おまとめローンのメリット、デメリット。借金の一本化は上手に行おう

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おまとめローンというのは複数で借りているお金を一つのローンに集約することです。カードローン、キャッシング、クレジットカードのリボ払い、質入れといったように複数のところでお金を借りているというような場合は、借入の窓口を一本化することによって、毎月の返済額や総利息負担額などを削減することも可能です。

すでに複数の場所でお金を借りている人にとって借金の一本化をすることはメリットが大きいです。その一方でおまとめローンの利用にあたってはいくつか注意すべきところもあります。

今回はそんなおまとめローンを利用する上でのメリットとデメリット、注意点などをまとめていきます。

おまとめローンのメリット。金利引き下げ効果を活用

おまとめローンはすでに複数の場所で借金をしている人にとってはメリットが大きなローンです。現在の借入金利を引き下げることができるだけでなく、月々の返済額(利息負担額)を下げることも可能な場合があるからです。

もっとも大きなメリットとなるのが、この金利の引き下げ効果。
カードローンやキャッシングなどの融資は基本的に小口ほど金利が高く設定されています。30万円借りるのと100万円借りるのとでは、そもそも設定される金利(利率)自体が異なります。

以下は、某金融機関の借入金額(借入限度額)別の金利です。

  • 50万円以下・・・18%
  • 100万円以下・・・14.8%
  • 200万円以下・・・8.7%
  • 300万円以下・・・7.8%
  • 500万円以下・・・4.8%

一例としてですが、30万円を8社から借りている場合、合計240万円の借入でそれぞれに18%の金利がかかることになります。これを一つのおまとめローンとして240万円に一本化することができれば金利は8.7%に下がります。

240万円の借金だと年間の単純な利息は18%の43万円から21万円へと大きく下がります。金利が下がれば月々のりそ福淡額が小さくなります。上記のケースだと月々の元本返済額は同じだとしても、金利が下がることで返済額は月々18,000円も削減することになります。

こうしたおまとめによる金利引き下げ効果を活用すれば、自分にあった返済プランを構築できます。

 

1)早く返済を終わらせて、総負担額を小さくする

返済プランの一つとして、おまとめ前でも十分に返済ができていたというのであれば、これまでどおりの返済をすることで返済のスピードを飛躍的に向上させることができます。

上記のケースだと年間の利息負担が22万円も減ることになりますが、返済額を変えなければその分が丸々借金元本の返済に充てられます。すると借金元本の返済スピードが速まり、返済完了までの期間が短縮されます。

当然ですが、そうなると利息負担額も大きく減ります。

 

2)生活が厳しい場合は、返済期間を延ばして収支の改善にも役立つ

すでに借金返済が厳しくて、借金で借金を返しているという状態でも、おまとめローンによって借金を一本化することによって、返済回数(返済期間)を延ばすこともできいます。

金利が高いと返済期間を延ばすと、ちっとも元本が減らないという悪循環に陥ることもあるのですが、おまとめによって金利(利率)が下がればその分だけ多少返済期間を延ばしても影響は小さくなります。

返済期間を延ばせば、その分だけ月々の返済額をさらに小さくすることができるので、それにによって生活再建につなげることも可能になります。

まずは「収入>生活費+ローン返済額」を目指しましょう。それができるようになり、余裕が出てくれば繰り上げ返済をすればいいだけです。

 

おまとめローンを利用する上でのデメリットや注意点

おまとめローンは実現できれば大いにメリットのある借入ですが、いくつかの注意点もあります。このあたりはしっかりと頭に入れておきましょう。

 

詐欺まがいの業者に注意

特に多重債務を抱えている人に甘い声をかける詐欺まがいの業者には注意が必要です。借金で首が回らなくなっている人に対して、甘言でおまとめローン、借金の一本化などを謳うケースです。

悪いところだと紹介料だけをとられてドロンされたり、全くメリットのないローンへ切りかえられたりするケースもあるかもしれません。ちなみに借金一本化詐欺、おまとめローン詐欺などと呼ばれる手法はよく行われている詐欺の一つです。

多重債務で困っている人は付け込みやすいという部分があるのでしょう……。

 

そもそも、ある程度の収入がある人向けの話

まず、おまとめローン、借金の一本化というのは、ある程度の所得(収入)がある人向けの話となります。

おまとめローンは貸し出す金融機関からすれば比較的リスクの高い取引と映ります。そのため、新規取引で数百万円というローンを引き受けてくれるカードローンやキャッシング業者がどれだけいるかは、あなた自身の稼げる能力や信用度に依存してしまいます。

通常のキャッシングやカードローンで数十万円の枠を作るのとは少しわけが違います。すでに取引のある業者や銀行などを利用するのが一番の手といえそうです。

もしも、収入もさほど多くなく、生活費も考えると新たな借金をしないと生活ができない状況というのであれば、下手におまとめで延命するのではなく、債務整理という選択を選ぶ方が賢いケースもあります。

借金の債務整理の3つの種類とそれぞれのメリット、デメリットのまとめ」でも紹介していますが、法テラスなどで無料相談することもできます。

 

おまとめローンのおすすめはやっぱり銀行?どこに相談する?

具体的に、借金が複数あり、おまとめローンを利用したいという場合、どこに相談するべきなのでしょうか?

以下は大手の消費者金融と銀行カードローンの融資条件や金利です。

消費者金融系

  • プロミス:年4.5%~17.8% (上限500万円)
  • アコム:年3.0%~18.0%(上限800万円)
  • アイフル:年3.0%~18.0%(上限800万円)
  • SMBCモビット:年3.0%~18.0%(上限800万円)
  • J.Score:年0.8%~12.0% (上限1000万円)

銀行カードローン

  • 住信SBIネット銀行:0.99%~14.79%(上限1200万円)
  • 三菱UFJ銀行:1.8%~14.6%(上限500万円)
  • みずほ銀行:2.0%~14.0%(上限800万円)

下限金利で見てみると銀行カードローンが低いです。ただ、最近では銀行は融資抑制的な部分が大きく、おまとめローンに対してやや消極的です。

 

J.Scoreはスコアレンディングという新基準での融資

上限融資1000万円まで、また年率0.8%~12.0%という低い利率で借り入れが可能としておまとめローンに利用可能なのがJ.Score(ジェイスコア)です。

色々な質問に回答していくことでスコアがアップして、そのスコアに応じて融資を受けることができるという仕組みです。

一般的な消費者金融と比較して上限利率が低いことや条件を満たすことで利率アップができたいできる点が魅力です。

なお、みずほ銀行、ソフトバンクまたはワイモバイル、およびYahoo! JAPANとの情報連携により貸付利率(実質年率)がそれぞれ0.1%引下げとなります(最大0.3%引下げ)。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/cardloan/13144″]

以上、おまとめローンのメリット、デメリット。借金の一本化は上手に行おうというお話でした。