最近では珍しくもなくなってきましたが、住信SBIネット銀行がVisaデビットカード機能付きのキャッシュカードを発行しています。住信SBIネット銀行の預金残高の範囲内であれば、Visa加盟店でクレジットカードと同じように決済することができるカードです。
今回はそんな住信SBIネット銀行のVisaデビット付キャッシュカードの特徴やメリット、デメリット、注意点などをまとめていきたいと思います。
まず、そもそもデビットカードって何?という方は「デビットカードの基礎知識 デビットカードとは何か?」の記事をご覧ください。今回紹介する「住信SBIネット銀行Visaデビット付キャッシュカード」はブランドデビットカードと呼ばれるクレジットカードブランドの決済システムを利用したデビットカードにあたります。
住信SBIネット銀行が発行するデビットカード
住信SBIネット銀行Visaデビット付キャッシュカードは、ネットバンク最大手の住信SBIネット銀行が発行するブランドデビットカードです。同行に口座を開設すれば発行手数料無料&年会費無料で作ることができます。
住信SBIネット銀行はネットバンクの中でもATM手数料や振込手数料などのコスト面に優れるだけでなく、自動定額入金、定額振込といったサービス面も充実しているスペックの高い銀行です。
[bloglink url=”https://money-lifehack.com/bank/12352″]
住信SBIネット銀行Visaデビット付キャッシュカードはそんな住信SBIネット銀行の預金残高の範囲でクレジットカードのようにお買い物ができるカードとなっています。
ミライノ デビット(VISA) | |
---|---|
年会費 | 無料 |
利用申し込み | 15歳以上 |
カード審査 | なし |
カードブランド | VISA |
ポイント還元 | 0.6% |
ポンイント | スマプロポイント |
タッチ決済 | Visaのタッチ決済(Visa payWave) |
ETCカード | なし |
盗難補償 | 紛失や盗難に遭われてカードの不正利用を被った場合、お届けいただいた日から30日前にさかのぼり被害を補償します(個人は年100万円まで、法人は年1000万円まで) |
海外ATM | 対応ATMで引き出し可能です |
その他特典 | 米ドルによるお買物または海外ATMご利用の際は、外貨普通預金口座(米ドル)から直接お支払いができます |
海外での決済に強みがあるデビットカード
全体的な特徴としては、海外利用に強みがあるデビットカードと言えます。
特性的には「ソニーバンクWALLET(ソニー銀行のデビットカード)」に近い感じです。海外決済における特徴は大きく「外貨預金(米ドル)で直接決済可能」という点と「海外で主流となっているタッチ型決済システムVisa payWaveへの対応」という2点があります。
外貨預金(米ドル)で決済可能
住信SBIネット銀行の外貨預金口座に米ドル残高があれば、ドル決済時に米ドル預金からそのまま決済することが可能です。住信SBIネット銀行は為替手数料も銀行の中では相当安い水準なので通常のクレジットカードなどで外貨決済をするよりも為替コスト(両替コスト)を安くすることができるはずです。
海外事務手数料2.5%がかかりますが、年間30回までは同額のポイントが還元されるようになっているので、ゼロコストで外貨決済を利用可能です。
タッチ型決済システムVisa payWaveへの対応
海外版のSuicaや楽天Edy、iDのようなものだと思ってください。日本でスタンダードなこれらのタッチ式の決済し打てむは「Felica」と呼ばれるシステムを利用していますが、海外ではVisa PayWaveのような「TypeA/B」と呼ばれる規格の決済システムです。このTypeA/Bは日本でも近年訪日外国人向けに少しずつ整備されています。
Visa payWaveは海外旅行に行った時に上記のタッチ型の電子マネー(Visaのシステムを使うので仕組み的にはiDに近い)として利用できます。カードを渡す必要がないのでスキミングなどの被害にあうリスクも減らせます。海外旅行によくいく方にはメリットがある決済システムだと思います。
なお、Visa payWaveについては「海外で使えるタッチ決済「Visa payWave」とは何か?メリット、デメリットを検証」の記事で詳しく紹介しているので気になる方はご一読ください。
海外での利用における大きな特徴としてはこの二つが挙げられます。
利用でポイントもたまる
ポイント制度は用意されています。月間の利用金額の0.3%0.6%(2016年10月よりポイント還元率がアップ)となります。
一般的なクレジットカードのポイント還元率が0.5%程度ということを考えると比較的魅力があるといえそうです。
一方で「楽天銀行JCBデビットカード」の場合は常時1.0%ポイント還元、「GMOあおぞらネット銀行のデビットカード」は0.6%~1.5%の現金キャッシュバックとなっています。
もちろん、決してスペック的に悪いというわけではありません。Visa payWaveが使えるカードは数少ないですし、海外利用を考えている方には最低コストで運用可能なデビットカードです。
住信SBIネット銀行を利用するのであれば持っていて損はないカードです。
以上、海外での利用に強い?住信SBIネット銀行Visaデビット付キャッシュカードの紹介でした。
[bloglink url=”https://money-lifehack.com/creditcard/debit/14319″]
今、一番おすすめのモバイル回線は「楽天モバイル」です。
今は『楽天モバイル』が最強。楽天リンクを使えば通話かけ放題だし、パケットも使い放題で月々3,168円。データ通信をあんまり使わない人は1,078円で回線を維持できます。
さらに、家族と一緒なら110円OFF。
今なら三木谷社長からの特別リンクから回線を作ると、他社からMNPで14,000ポイント。新規契約なら7,000ポイントもらえるぶっ壊れキャンペーン中。
>>三木谷キャンペーン申し込みはこちら
※一人当たり最大5回線まで利用可能。
5回線までMNPすれば14000P×5=7万円相当の楽天ポイントがもらえます。