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StockPoint for CONNECT(旧:Pontaポイント運用)のメリット、デメリットを分析
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共通ポイントカードのPonta(ポンタ)がポイント運用サービスを始めています。
ポイント運用サービスはポイントを疑似的に投資してその結果でポイントが増減するサービスです。すでに共通ポイント界隈では「dポイント」「楽天ポイント」が同種のサービスを始めており、Tポイントも参入を表明していましたが、Pontaポイントもポイント投資ができるようになります。
「ポイント=オマケ」の時代からポイントがほとんどお金と変わらなくなる時代になってきましたね。
今回はそんなPontaポイント運用のサービスであるStockPoint for CONNECTの内容の特徴やメリット、デメリットなどを見ていきたいと思います。
※2020年7月1日よりサービス名称が「Pontaポイント運用」から「StockPoint for CONNECT」へと変更となりました。
StockPoint for CONNECTのしくみ
StockPoint for CONNECTはポイントを使って株式に疑似的に投資をすることができるサービスです。いろいろなポイントと提携をしていますが、中心となるのは共通ポイントの「Pontaポイント」です。
ポイント投資の仕組みとしては、「StockPoint(ストックポイント)」の仕組みを利用したものになるようです。というかほぼ同じですね。StockPointはポイントを株価に連動する形で疑似運用することができるサービスです。
StockPointのサービス自体は上記記事でも紹介しています。
大和証券系のネット証券であるCONNECT(証券)と連携して、運用したポイントを本当の株式として交換することができます。
StockPoint for CONNECT ポイント運用のしくみ
ポイントは大きく3つに分けられます
Pontaポイント
説明不要かもしれませんが、共通ポイントのPontaポイントです。1ポイント1円としてお買い物等で利用できますね。この共通ポイントであるPontaを「キャッシュポイント」と交換します。
なお、Pontaポイント以外にも「永久不滅ポイント」や「ドットマネーのポイント」も同じくキャッシュポイントと交換できますが、レートが悪いのでお勧めしません。
キャッシュポイント
STOCK POINT for CONNECTにおける現金のようなもの。銘柄ポイントの購入に使えるほか、Pontaポイントへの交換も可能です。ただし、キャッシュポイントをPontaポイントへ戻す際は1%分の手数料が発生します。100P→99Pとなるわけです。
銘柄ポイント
STOCK POINT for CONNECTにおける株式のようなもの。キャッシュポイントを使って企業の銘柄ポイントを購入すると、その企業の株価変動に応じて銘柄ポイントが上下していきます。銘柄ポイントが1株分に達するとCONNECT(証券会社)に対して実際の株式として交換することができます。
大和証券系のCONNECTと連携して、ポイント投資で買った株を現物株にできる
大和証券系の小額投資ができるネット証券の「CONNECT」では1株単位で株を取引できる「ひな株」という取引が可能で、ポイント投資も可能です。そのポイント投資の仕組みがこちらのSTOCKPOINT for CONNECTになっています。
ポイント投資で買った株式が1株以上になる場合、CONNECTの口座に移管して現物株とすることができます。
StockPoint for CONNECTのメリット、デメリット(強味と弱み)
最大の特徴はポイント運用としては珍しく「株式」に疑似投資できる点ですね。他社サービスは原則的に「投資信託」や「ETF」といった指数系に連動することが多いです。個別株連動はStockPoint独自のものですね。
個別株投資にチャレンジしてみたいという方にとっては、StockPoint系が選択肢となるはずです。ちなみに他社のポイント投資、ポイント運用サービスについては以下の記事で詳しく説明しています。
一方のデメリットは、大きく2つあります。
交換時のレートの悪さと手数料の存在
ポイント運用としては珍しく、利用で手数料が発生することです。運用するポイントを、Pontaポイントに戻すときには1%の手数料がかかります。
特に、永久不滅ポイントをはじめとしたPontaポイント以外からの交換はレートの悪さが目立ちます。出口を「CONNECT(証券)への株交換」とするのであればよいのですが、ポイント運用で増やしたポイントを再度Pontaに戻そうと思っているのであれば、1%の手数料はちょっと高いなぁという印象があります。
配当落ち問題
配当落ち(権利落ち)の問題はStockPointに限った話ではなく、ほかのポイント運用サービス(dポイント投資やPayPayボーナス運用)でも同様にある問題です。
これはポイント運用サービスの多くが「連動する指数や株価」の表面価格に連動するためにおこるものです。配当金や分配金が確定する「権利落ち」のタイミングで株価が落ちる権利落ちでポイント運用はマイナスの影響を受けます。
本来の投資であれば配当金(分配金)がもらえますが、ポイント運用の場合はそれがもらえない問題になります。
ですが、StockPointの場合、投資する企業(銘柄ポイント)ごとに配当落ちのタイミングが異なる上、ラインナップに高配当銘柄も少なくないため、権利落ちのダメージが大きいです。もっとも、権利落ちのタイミングを把握しておけば、権利落ち前にいったん銘柄ポイントをキャッシュポイントに交換することで問題の回避は可能です。
ただし、長期運用と思って入れたままにしておくと通常に投資するよりも大きく不利になりますのでご注意ください。
キャンペーンを大いに活用しよう
他のポイント運用サービスと同じように、キャンペーンなどを不定期に実施しています。常設キャンペーンもあるのでうまく利用していきましょう。ポイント運用あるあるですが、どちらかというとこうしたキャンペーンを活用するのが、ポイント運用を一番うまく利用する方法といえるかもしれませんね。
株ガチャ
- アプリログイン:1個
- ポイントを株式と交換:10個
- Pontaと連携:10個
- 永久不滅ポイントと連携:10個
- StockPointと連携:10個
- CONNECT(証券口座)と連携:30個
というようにStockPoint for CONNECTのサービスを利用することでスタンプがたまり、スタンプ数に応じてガチャにチャレンジし、賞品が受け取れるというものです。
スタンプを10個貯めると通常ガチャ、30個貯めると高確率ガチャになります。
- Good賞(200~1000円程度の銘柄1株分のポイント)
- Nice賞(銘柄ポイント50ポイント)
- Lucky賞(10キャッシュポイント)
- Ponta賞(10Pontaポイント)
というようになっています。ログインボーナスがあるので、毎日1回ためていけば10日ごとにガチャに挑戦できます。
株主になろうキャンペーン
過去に4回実施されました。株ガチャと同じで抽選系のイベント。期間中は1日1回チャレンジできます。
その他、不定期なキャンペーン
- 山手線ルーレット(2021年2月16日~3月15日)
- 鹿ガチャ(2021年9月6日~18日)
特別な攻略法はなし、個人的にはキャンペーン目的かな
という感じですかね。
毎日の株ガチャは10日ないしは30日我慢するだけの価値があるかどうかは分かりません。ただ、不定期に実施される株主になろうキャンペーンなどのキャンペーンはそこそこ参加する価値はあると思っています。
うまく利用していきましょう。
執筆者・監修者:ふかちゃん
元証券マン。2004年より個人の金融リテラシー底上げのために投資、節約、キャッシュレス、ポイントなどの活用に関する情報を15年以上にわたり発信するマネー専門家です。
SNS苦手でしたけど最近はtwitterやっています。ぜひ絡んでくださいませ。
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