ジャンボ宝くじを購入する時は「連番」と「バラ」を選ぶことができます。ジャンボ宝くじは「組」と「番号」で2000万通りの組み合わせがあります。この番号の組み合わせを、同一の組で番号が連続している10枚の「連番」、組も番号もバラバラだけど下1ケタだけ連続(0~9)となっている10枚の「バラ」という2つの方法で購入できます。

この宝くじの二つの買い方は、どちらの方が当選確率が高くなるのでしょうか?数学的な視点から分析していきたいと思います。

宝くじの買い方による特徴と当選金

1等などの高額当選が魅力であるジャンボ宝くじですが、くじの種類や年度によって当選金額の配分は異なります。

2026年現在、ジャンボくじは年間を通じて5種類(バレンタインジャンボ、ドリームジャンボ、サマージャンボ、ハロウィンジャンボ、年末ジャンボ)が販売されています。例えば2026年のドリームジャンボでは1等3億円(前後賞合わせて5億円)、年末ジャンボでは1等7億円(前後賞合わせて10億円)など、時期によって期待できる最高額が異なります。

参考として、年末ジャンボ宝くじの場合は以下のような当選金の配分となっていました。

  • 1等:7億円
  • 1等前後賞:1.5億円
  • 2等:1500万円
  • 3等:100万円
  • 1等の組違い賞:50万円
  • 4等:1万円
  • 5等:3000円
  • 6等:300円

1億円以上の高額当選が期待できるのは1等かその前後賞となります。なので基本的に多くの方はこの1等ないしは前後賞を狙うという買い方をするのが基本かと思います。

ちなみに、年末ジャンボの場合の1等当選確率は2000万分の1、前後賞はその前後なので2000万分の2という確率です。

参考:年末ジャンボ宝くじの1等当選確率と還元率調査

連番で購入するメリット、デメリット

連番というのは同じ組で番号が連続している宝くじを購入するという方法になります。下1ケタも0から9まで連続になっているので、6等の300円だけは確実に当たります。

12組123450
12組123451
12組123452
12組123453
・・・
12組123459

といったように組も番号も連続した10枚です。末尾の数字は0~9となります。

この連番の最大のメリットは、1等に当選した場合、最低でも1枚は前後賞も当選しているということです。

なぜ最低1枚なのかというと、1等の当選番号の末尾の数字が0か9の場合は、前後の連番を購入した人がそれぞれ片方の前後賞を当選することになるからです。

高額な当選金を狙っている方はこの連番がいいかもしれません。ただ、当選の確認をするときに外れている場合は一瞬でそれがわかってしまうので、当たり券を一枚ずつ確認する作業が好きな方にはあまりお勧めできない買い方です。

バラで購入するメリット、デメリット

続いて、バラというのは、組も番号もバラバラで購入する方法です。最初に書いたとおり末尾の数字だけは0から9で並んでいるので、連番と同様に6等の300円だけは確定しています。

10組154780
15組175841
12組114992
65組197843
・・・
22組124759

といったように組も番号もバラバラになります。そのため、連番と違って、バラで購入した中に1等があった場合でも、前後賞はセットで狙うことができません。その一方で、1等が当選しなくても購入したクジの中に前後賞だけが入っている可能性もあるわけです。

バラ購入のメリットは「1億円超の当選金が当たる確率」が連番よりも高いということにあります。

バラの1ユニットに1億円以上の当選くじが含まれている確率

宝くじ売り場での購入単位を10枚で1セットと考えます。

1セットは、1ユニットの中に200万あります。このうち、1億円以上の当選クジが3つのセットに入ることになります。つまり、3/200万の確率になります。

連番の1ユニットに1億円以上の当選クジが含まれている確率

同様に連番で考えます。

前述の通り連番は1等+前後賞がセットで当選します。ただし、当選番号末尾が0,9の場合は前後賞は1つになります。8/10の確率で1等と前後賞2つの計3つが当選し、2/10の確率で1等と前後賞1つの計2つが当選という形になります。

ということは200万セットの中に1億円以上の当選くじが含まれているのは、1等の当選番号によって変わるものの、平均すると1.2セットです。

1等の当選番号末尾が1~8:1セット
1等の当選番号末尾が0か9:2セット

つまり、バラで購入した時はかならず3セットに1億円超の当選クジが含まれますが、連番で購入した時は1セットか2セットにしか1億円超の当選くじが含まれないわけです。

1等、前後賞の当選確率自体はどの買い方をした場合でも同様です。10枚買ったとき1等は200万分の1ですし、前後賞は200万分の2です。連番だろうがバラだろうが、この確率は同じです。

ただし、「前後賞」という1等の前後1番違いという高額当選のクジがあるため、連番で購入した場合、1等が当選した時の当選金額が大きくなります。

一方でバラで購入した場合は、1等に当選しなくても前後賞だけが入っている可能性があります。

宝くじは買い方によって期待値は変わりませんが、1億円以上の高額当選と考えた場合は当選確率が変わってくることになります。

そのため、前後賞含めた最高額を狙いたいなら「連番」。1億円をこえる当選さえあればいいというのなら「バラ」の方がお勧めといえそうです。

3連バラ、福バラ100、福連100(縦バラ・特バラ・特連)

宝くじの買い方としては「連番」と「バラ」が一般的ですが、宝くじ公式サイトや大きめの売り場では「3連バラ」「福バラ100」「福連100」といった特殊な宝くじの売り方もしています。これらは愛好家の間では「縦バラ」「特バラ」「特連」という非公式な通称で呼ばれることもあります。

3連バラ(通称:縦バラ)

3連バラ(縦バラ)とは、バラでありながら前後賞も狙いたいという人向けの買い方です。

1セット30枚(9,000円)で購入する方式で、3枚ごとに組と番号が連番になっており、下1ケタが「0〜9」の10枚×3セット分の構成となっています。この買い方をすれば、1等が当選した時には前後賞も狙うことができますし、各枚ごとの確認がバラのように楽しめます。

かなりメジャーな方法であり、宝くじ公式サイトや多くの売り場で用意されています。

福バラ100(通称:特バラ)

福バラ100(特バラ)は、5等当選を確実にする宝くじの買い方です。組は100種類すべて異なり、下2桁の番号が「00」から「99」まで重複せずに揃っている100枚のセットです。

100枚セットでの購入になるので、ジャンボ宝くじなら3万円で1単位になります。

この場合、必ず当たる6等(下1ケタ)だけでなく、5等(下2ケタ)もかならず1枚当選します。

福連100(通称:特連)

福連100(特連)は、1セット100枚(3万円)の中に10種類の組がそれぞれ10枚ずつ入っており、各組の番号の下2桁が「00」から「99」まで揃っている買い方です。

1等前後賞を狙いつつ、下2桁の当選も確実にする買い方となります。宝くじ公式サイトでは「福連100」という名称で販売されています。

画像はすべて宝くじ公式サイトからの引用です。

ネット購入ならすべての買い方が可能に

2018年10月からはネットでも宝くじが購入できるようになり、クレジットカード決済を利用すればポイント分お得になります。

現在では、宝くじ公式サイトを利用することで、「連番」「バラ」だけでなく、「3連バラ」「福連100」「福バラ100」のすべての買い方を選択することが可能です。売り場への来店が難しい方でも特殊な買い方を楽しめる上、当選金は登録口座に自動振込されるため、高額当選くじを紛失してしまうリスクがありません。

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以上、宝くじの確率による違いと、さまざまな買い方についてまとめてみました。

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ふかちゃん
マネーライフハック編集長。証券会社で個人向け金融サービスに従事した経験をもとに、2004年より金融・投資・クレジットカード・節約・ポイント活用に関する情報を発信しています。2011年からMoneyLifehackを運営し、2018年3月には月間200万PVを達成。金融サービスの提供側ではなく、利用者目線で実際に使って検証した一次情報をもとに、家計改善に役立つ情報を分かりやすくお届けしています。
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