ANA(全日空)は若年層向けの割引サービスとして「スカイメイト」や「スマートU25」というサービスを提供してきましたが、国内線運賃の全面刷新に伴い、2026年5月19日搭乗分より「ユース(Youth)」として名称および内容がリニューアルされます。

満12歳以上25歳以下のANAマイレージクラブ会員が利用することができる航空券で、価格は通常の半額程度に設定されています。ただし、利用可能なのは当日空席がある場合に限られます。

今回は、新しくなる「ユース(旧スマートU25)」のサービス内容と、従来までのサービスとの違い、上手な利用方法などを紹介していきます。

スマートU25から「ユース」への移行とサービス内容

航空会社の国内線の若年層向けの割引サービスとしては「スカイメイト」という名称で提供され、その後「スマートU25」に変更されました。そして今回、2026年5月19日搭乗分より「ユース(Youth)」という新運賃に名称変更・内容変更されます。

これまでのスカイメイトやスマートU25との違いを交えながら、どのようなサービスなのかを紹介していきたいと思います。

項目 ユース(2026年5月19日〜) 旧スマートU25(〜2026年5月18日) 旧スカイメイト
利用可能な年齢 満12歳以上25歳以下 満12歳以上25歳以下 満12歳以上22歳以下
利用条件 当日に空席がある場合。座席数には上限あり 当日に空席がある場合。座席数には上限あり 当日に空席がある場合
支払期限 予約後即時購入 出発20分前まで 当日カウンターで購入
無料手荷物 1個まで 制限範囲内で無料 制限範囲内で無料
会員証 ANAマイレージクラブ会員証等(事前WEB入会必須) ANAマイレージクラブ会員証またはANAカード スカイメイト会員証の作成が必要
マイル積算率 50%(ANA学生カード会員は100%) 50%(ANA学生カード会員は100%) 75%
予約変更 不可 不可 90日以内なら変更可能

従来のスカイメイトからスマートU25になった際、利用可能な年齢が22歳から25歳へと広くなりました。今回の「ユース」でもこの対象年齢は引き継がれます。

大きな変更点として、スマートU25では出発20分前まで支払いが可能でしたが、ユースでは「予約後即時購入」が必須となります。また、無料預け入れ手荷物が「1個まで」と明確化されています。マイル積算率は基本50%ですが、ANA学生カード(クレジットカード・在学中年会費無料)を持っていれば積算率は100%となります。

以前のスカイメイトのように空港に行かないと空席がわからない不確実性はなくなり、WEBから空席状況を確認して予約できる点は、ユースでも引き続き便利なポイントです。

「ユース(旧スマートU25)」を利用するための流れ

初めてユースのサービスを利用する場合には、事前の手続きが必要となります。

まず、予約するためにはANAマイレージクラブ会員であるかANAカード会員である必要があります。
ANAマイレージクラブ会員は何歳からでも作れますが、ANAカード会員は18歳以上(高校生不可)となっています。

予約前に必要な手続き

ANAカード(学生カード)の作成、またはANAマイレージクラブカード(以下、AMCカード)への「生年月日確認登録」が必要となります。

ANAカード(学生カード)を作成するのであれば申し込み時に年齢確認が行われますが、AMCカード会員の場合は年齢を証明する公的書類(健康保険証、運転免許証、パスポートなど)や学生証を提示して生年月日確認登録を行う必要があります。

当日空港でのAMC入会は不可になりました
以前は当日空港に行ってAMCに入会し、そのまま利用することが可能でしたが、現在は「ご搭乗日当日は、空港カウンターでANAマイレージクラブにご入会いただけません」と規定されています。必ず事前にANAのWEBサイト等から入会手続きを済ませておきましょう。

登録後はWEBから普通に予約できる

生年月日確認登録の完了、またはANAカードを作成した後であれば、搭乗日の午前0時以降からANAのWEBサイトまたはANA国内線空港カウンター、自動チェックイン機で予約が可能になります。

ユースの場合は「予約後即時購入」が必要になるため、予約と同時に決済を行う点に注意してください。

ユース(旧スマートU25)をお得に活用する方法

まず、ユースの対象年齢(12歳から25歳)であるなら、事前に登録だけでもしておいて損はありません。

特に学生の方で就職活動などを控えている方は、面接や就活関連のイベントなどで急に東京へ行かなければならないケースも少なからずあるかもしれません。他にも不幸事があったようなときは急に飛行機に乗る必要があるという場面もあるでしょう。そうしたとき、ユースの登録があると経済的に大きく助かります。

飛行機は前もって予約すれば運賃は抑えられますが、当日予約の普通運賃はかなり高額です。そんな時でもユースであれば半額程度で飛行機に乗れるというのは大きなメリットです。

もちろん、空席がないのであれば利用できませんが、主要な路線であれば繁忙期を除いて終日席がまったく空いていないということはあまり多くありません。

前もって飛行機に乗ることがわかっているなら新運賃「シンプル/スタンダード/フレックス」

ユースも予約できるからといって、絶対にその日に行かないといけない用事(受験や結婚式など)があるのであれば利用するべきではありません。満席で乗れないリスクがあるためです。

2026年5月19日以降は、従来の「旅割」や「特割」といった運賃体系が整理され、以下の3つのカテゴリーに刷新されます。

  • シンプル:予約変更不可で最安値となる運賃
  • スタンダード:前日まで購入可能でバランスの良い運賃
  • フレックス:当日購入可能で予約変更が無料の運賃

日程が事前に決まっている予定なら、早期予約で割引率の高い「シンプル」や「スタンダード」を利用するのが確実で安心です。

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U25世代におすすめのANAカード

ユースをお得に利用するなら、マイルが貯まりやすいクレジットカードの保有がおすすめです。学生と社会人(25歳以下)で適したカードが異なります。

大学生(専門学校生)ならANAカード(学生用)がおすすめ

18歳以上(高校生除く)の学生であればANAカード(学生カード・クレジットカード)を作ることができます。

在学中は年会費無料な上、入会時および継続時(1年ごと)にはANAマイルが1000マイルもらえます。ユース利用時のマイル積算率も基本の50%から100%にアップするため、飛行機を利用すればかなりのマイルを貯めることができます。

ANAカード(学生用)はJCBブランド、VISAブランド、MasterCardブランドの3種類がありますが、初めてのカードであれば世界中の加盟店で使えるVISAかMasterCardブランドがおすすめです。

また、フライトするごとに貯まるANAプレミアムポイントが5,000ポイント・1万ポイントに到達するごとに、ボーナスマイルをもらえます。

※学生カードの申し込みは「ANAカード(一般)」の申し込みを進めていくと選ぶことができます。

社会人(25歳以下)なら「ANA JCBカード ZERO」

すでに学校を卒業している18歳以上29歳以下の社会人であれば、「ANA JCBカード ZERO」という選択肢があります。

こちらも5年間限定で年会費が無料となり、マイル移行手数料もかかりません。「ユース」対象年齢である25歳以下の新社会人にとって、コストをかけずにマイルを貯め始めるのに適した一枚です。

以上、ANAの若年層向け割引「ユース(旧スマートU25)」の利用方法と当日予約のルール、新運賃への変更点についてまとめてみました。

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ふかちゃん
マネーライフハック編集長。証券会社で個人向け金融サービスに従事した経験をもとに、2004年より金融・投資・クレジットカード・節約・ポイント活用に関する情報を発信しています。2011年からMoneyLifehackを運営し、2018年3月には月間200万PVを達成。金融サービスの提供側ではなく、利用者目線で実際に使って検証した一次情報をもとに、家計改善に役立つ情報を分かりやすくお届けしています。
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