ポイント制ふるさと納税サイト「ふるぽ」の評判とメリット、デメリット

2018/12/18 更新   ふるさと納税の活用法

ふるさと納税の寄付サイトの中でも「ふるぽ」はJTBが運営しているポイント制のふるさと納税サイトとなっています。

JTBという強みを生かした旅行系のふるさと納税サイトとなっています。今回はそんなふるさと納税サイトの「ふるぽ」の特徴や活用方法、他のふるさと納税サイトとの違いなどを比較していきます。

ふるさと納税サイト「ふるぽ」公式ホームページ

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ふるさと納税の寄付サイト「ふるぽ」

ふるさと納税とは、お住まいの自治体以外に寄附をすることで税制上の優遇を受けられる制度です。さらに、寄付先の自治体からはお礼の品(返礼品)が用意されており、税制上優遇+お礼の品によって大きく得をすることができる制度です。

ふるさと納税という制度や仕組みについて、あまりご存知ない方は以下の記事をご覧ください。

2022年最新版 ふるさと納税をわかりやすく説明。お礼の品で得をする仕組み、寄付の計算方法
2022-02-22 13:07
ふるさと納税という制度をご存じでしょうか?この制度は自分が応援したい自治体などに寄付をすることで個人住民税の一部が控除される仕組みです。このしくみ、実は利用するとその地方の
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ポイント制のふるさと納税、お礼の品は後で決めることもできる

ふるぽの大きな特徴は「ポイント制」があることです。寄附金に応じて自治体のポイントが付与されて、有効期限(1年~2年)の中で好きなお礼の品を後で選ぶこともできます。

ふるさと納税はその年の寄付可能額は年末になってやっとわかるというケースが少なくないので、年末の駆け込み的な利用が多いのですが、ふるぽなら「後でお礼の品を選ぶ」ということが可能なのが魅力です。

 

旅行関係の返礼品が充実した、ふるぽのふるさと納税

ふるさと納税の寄付サイト(ポータルサイト)は「楽天ふるさと納税」「ふるなび」「さとふる」のように様々なサイトがあります。

ふるさと納税ポータルサイトを比較。どこでふるさと納税をするのがお得?
2021-03-17 07:44
ふるさと納税の情報を集めたポータルサイトがどんどんできています。それぞれのサイトで様々な特徴があります。最近の傾向としてふるさと納税ポータルサイト自身が自サイトを通じてふるさと納税
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そんな中で「ふるぽ」はJTBが運営しているふるさと納税サイトとなっています。ポイント制のふるぽのもう一つの特徴が、JTBという強みを生かしたトラベル系のお礼の品(返礼品)が充実しています。

  • JTBふるさと納税旅行クーポン
  • JALふるさとへ帰ろうクーポン

この2つのクーポンが「ふるぽ」の強み、特徴となります。

 

JTBふるさと納税旅行クーポン

それぞれの地域に宿泊可能なクーポン券がもらえます。多くの自治体で1万円相当の寄付で3000円相当の旅行クーポンを提供しています。

北海道から九州まで数多くの自治体が対応しており、それぞれの地域への宿泊で利用することができます。

 

JALふるさとへ帰ろうクーポン

こちらは航空券(JAL便)となります。こちらはふるさと納税で寄付をした自治体周辺の空港の発着便で利用することができます。還元率は30%となっており、総務省基準をクリアしてます。

たとえば、北海道に寄附をすれば北海道を発着するJAL便の飛行機に利用可能なクーポン券となっています。

 

旅行以外の商品もたくさんある

ちなみに、ふるぽは旅行専用というわけではありません。特産品なども用意されています。

  • 魚介類
  • 果物
  • お米
  • お酒
  • 加工食品
  • おかし
  • 工芸品
  • 調味料
  • ファッション
  • 頒布会・定期便

なども用意されています。

 

ふるぽのメリット、デメリット

ふるさと納税で旅行というのは一つの良い選択肢だと思います。

旅行に行けば、当然それぞれの地域でご飯を食べたり買い物をしたり、交通機関を利用するなどして地域にお金を落とすことになります。

ふるさと納税で寄付をした自治体に実際に旅行するというのは、ふるさと納税という制度の趣旨にも合致しているように思われます。

一方で2018年12月現在の他のふるさと納税サイトと比べるとお得度、自由度に劣る状況になっています。

 

有効期限なし、どこに行くのにも使える日本旅行ギフトカードが他サイトで提供中

たとえば、ふるさと納税寄付サイトの「ふるなび」では、日本国内はもちろん海外旅行でもどこでも使える旅行券「日本旅行ギフトカード」をお礼の品として掲載しています。

  • 日本旅行ギフトカード(50%還元+Amazonギフト券2%
  • JTBふるさと納税旅行クーポン(約30%還元)
  • JALふるさとへ帰ろうクーポン(約30%還元)

お礼の品を掲載している「ふるなび」を経由して日本旅行ギフトカードをお礼の品としている自治体に寄附をすれば寄付額の50%相当の日本旅行ギフトカードがもらえるだけでなく、2018年末までなら寄付額の2%相当のAmazonギフト券までもらえてしまいます。

JTふるさと納税旅行クーポンと比較して自由度も高い上、寄付に対する還元率も高いとなると、正直言って日本旅行ギフトカードを選ばない理由がない状況です。

日本旅行ギフトカード(ギフト券)の使い方と有効期限、換金方法などのまとめ
2019-02-01 11:14
日本旅行ギフトカードは、大手旅行会社の日本旅行が発行している商品券です。 文字通り、日本旅行を通じた旅行などの代金支払いとして利用できます。使い方の自由度は高く、電車のきっぷ
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>>日本旅行ギフトカードがもらえるふるさと納税

 

2019年以降の厳格化された基準でも、ふるぽなら継続可能

一方で「ふるぽ」は良くも悪くも「総務省の通達」に従っているという点でしょう。2018年のふるさと納税は強制力のない総務省の通達を事実上無視する形で、高額なお礼の品、金券やギフトカードなどを提供する自治体も少なくありません。

<2019年>ギフト券・商品券・旅行券など金券がもらえる、ふるさと納税を徹底比較
2019-03-11 11:25
ふるさと納税では、寄付をした金額に応じて特産品などのお礼の品がもらえることが大きなメリットです。 そしたお礼の品の中でも特に人気が高いのがギフト券、商品券、旅行券といった金券
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そうした中で、ふるぽは通達を守った範囲内でのお礼の品を提供しています。

いくら、お得だからといって制度趣旨を逸脱した寄付やお礼の品を受け取ることはケシカラン!という清廉な方にとって、ふるぽは安心して利用することができるふるさと納税サイトだといえるでしょう。

ふるさと納税サイト「ふるぽ」公式ホームページ

 

以上、ふるさと納税サイトの「ふるぽ」の特徴や特色、メリット、デメリットなどを紹介しました。

執筆者・監修者:ふかちゃん
元証券マン。2004年より個人の金融リテラシー底上げのために投資、節約、キャッシュレス、ポイントなどの活用に関する情報を15年以上にわたり発信するマネー専門家です。
SNS苦手でしたけど最近はtwitterやっています。ぜひ絡んでくださいませ。

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