MNP手続きのやり方と携帯電話キャリアの切り替え方法と手数料、注意点

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phoneドコモやau、ソフトバンクなどの携帯電話キャリアを変更したいと言う場合、解約して新規契約という手順をとると、今使っている電話番号が変わってしまい不便です。そういう時にはMNP(Mobile Number Portability)の制度を利用して、電話番号の引っ越しをしましょう。

今回は、携帯電話・スマートフォン・iPhoneのMNP手続きのやり方と手数料や注意点について紹介していきます。

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そもそも、MNPって何?

MNP (Mobile Number Portability)とは、電話の通信キャリアを変更した場合でも携帯電話番号を変更せずに今までと同じ番号を利用できるという制度です。電話番号ポータビリティ制度とも呼ばれます。

ちなみに、マイナンバーポータビリティといっている人もいますが、モバイルナンバーポータビリティが正しいです(マイナンバーだと2016年に運用された国による個人番号のことになってしまいます)。

このMNPができるようになるまでは、携帯電話会社を変える時は、電話番号も変わってしまいましたが、MNPを利用することで、通信キャリアを変えても同じ番号を使い続けることができるようになっています。

最近では格安SIM(MVNO)などが登場し、サービスの質も向上しています。ドコモやau、ソフトバンクといった大手キャリアよりも大幅に電話料金の節約が可能になったことによりMNPを利用して格安SIMにMNPする方が急増しています。

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MNPを利用する際の注意点(引き継げないもの)

なお、MNPで各キャリアが提供しているメールアドレスは移動できません。たとえば、@docomo.ne.jpのようなキャリアが提供しているメールアドレスはドコモをやめたら利用できなくなります。

 

MNPの手続きをするにはどうすればいい?

MNPの手続きは下記の手順で行います。

 

1)現在の会社に連絡し予約番号をもらう(MNP元。大手キャリアなど)

自分でドコモ、au、ソフトバンクなどの現在契約している会社のコールセンターや店舗などに連絡をしてMNP予約番号というものを発行してもらいます。

 

2)移転先の会社にMNP予約番号を申告する(MNP先。格安SIMなど)

別の携帯電話キャリアやMVNOなどの新規契約の申し込みをするときに、発行済みのMNP予約番号を使えます。これでキャリア同士のシステム連携によって同じ番号を利用することができます。

 

MNPをするときにかかる手数料、費用

MNPを利用して電話番号を他社に移す場合には以下のMNP手数料や解約金(違約金)などが発生します。MNP手数料以外の部分は携帯電話会社を変更するタイミングなどを調整すれば無料にすることもできるので、契約期間などをしっかりと考えてMNPするようにしましょう。

 

MNP転出手数料

転出元の携帯電話会社に対して支払う手数料となります。
たとえば、NTTドコモの場合「携帯電話・PHS番号ポータビリティ手数料2,000円(税別)」が必要になります。

大手キャリアのMNP手数料は以下の通りとなっています。

ドコモ:2000円
au:2000円
ソフトバンク:3000円

 

転出先の契約事務手数料

MNPで転出先となる新しい携帯電話会社でのMNPの契約事務手数料がかかります。こちらは3000円となっています。

 

2年縛りなどの違約金・解約金

携帯電話会社では多くの会社が2年契約(2年縛り)などの契約期間の縛りを敷いており、解約可能月以外の解約だと違約金が発生するようになっています。MNP(番号転出)=解約になりますので、解約月以外のMNPだと違約金が発生することになります。

 

電話機本体の割賦が残っている場合には返済が必要

最近の携帯電話(スマートフォン)は本体価格が高く、それをいわゆる「実質0円契約」を結んでいるケースが多いかと思います。この実質0円というのは、機種代金分を24カ月(2年)に分割し、その代金分をキャリアが24カ月にわたって負担してくれるという仕組みになります。

そのため、6万円の本体のスマートフォンを実質0円で契約していた場合で、12ヶ月後(1年後)にMNPで解約しようとした場合、返済が終わっているのは全体の半分の3万円なので、残っている3万円分の機種代金は元キャリアに対して支払う必要があります。

 

ポイントなどの失効にもご注意

携帯電話会社では独自のポイントプログラムを用意している場合があります。こうしたポイントは携帯電話の解約と同時に失効となるケースがありますのでご注意ください。

 

MNPで格安SIMに乗り換えよう

MNPを利用して料金の安い格安SIM、MVNOはやはりおすすめです。特にスマートフォンの分割購入が終わっているのであれば、そのスマートフォンやiPhoneなどをそのまま利用して、月額料金を大きく下げることが可能です。

はじめての大手キャリアからMNPで格安SIMに引っ越しをするならmineo(マイネオ)がおすすめです。料金が安いだけでなく、解約の縛りもないので、格安SIMには興味があるけど、少し不安という方に向いています。

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以上、MNP手続きのやり方と携帯電話キャリアの切り替え方法と手数料、注意点について紹介しました。

 

執筆者・監修者:ふかちゃん
元証券マン。2004年より個人の金融リテラシー底上げのために投資、節約、キャッシュレス、ポイントなどの活用に関する情報を15年以上にわたり発信するマネー専門家です。
SNS苦手でしたけど最近はtwitterやっています。ぜひ絡んでくださいませ。

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