振込手数料、ATM手数料、預金金利などが秀逸!給与口座におすすめの銀行。
住信SBIネット銀行のスマプロポイントとミライノポイントの違いと使い方
住信SBIネット銀行では、会員プログラムの「スマートプログラム」の取引状況に応じてスマプロポイントというポイントが貯まります。また、同社が発行しているデビットカード(ミライノ デビット)のお買い物金額に応じてもスマプロポイントが貯まります。
一方で、同社の発行しているクレジットカード(ミライノ カード)を利用するとミライノポイントというポイントが貯まります。
なんだか名前が似ているようで似ていない2つのポイントプログラムがあるわけですが、今回はスマプロポイントとミライノポイントの2つのポイントプログラムの特徴について最新の情報を解説していきます。
目次
ミライノポイントはミライノカードで貯まるポイント
ミライノポイントは、住信SBIネット銀行が発行しているクレジットカード「ミライノカード」の利用で貯まるポイントとなっています。
一般的なクレジットカードと同じようにクレジットカードでお買い物をすることで1,000円あたり5ポイントが貯まります。そして、スマプロポイントは住信SBIネット銀行のミライノポイントと交換することができます。
- 1000円の利用→5ミライノポイント
- ミライノポイント1ポイント→スマプロポイント2ポイント
基本的に、ミライノポイントは後述するスマプロポイントへ交換して利用します。個人的な意見ですが、そういう仕組みならミライノポイントというポイントにするのではなく、最初からスマプロポイントを付与すればよかったのでは?と思ってしまいます。
ミライノポイントはスマプロポイントに交換することしかできないポイントです。
なので、今回の記事の本題となるのは「スマプロポイント」というポイントの貯め方や活用方法ですね。
スマプロポイントの貯め方
住信SBIネット銀行を活用していくことで貯めることが可能です。
- ミライノポイントからのポイント交換
- ミライノデビットの利用によるポイント還元
- スマートプログラムによるポイント付与
以上となります。ミライノポイントからの交換は説明済みなので割愛しますね。
ミライノデビットの利用によるポイント還元
ミライノデビットは住信SBIネット銀行が発行しているデビットカード(デビット機能付きキャッシュカード)の愛称です。VISAブランドとMasterCardブランドの2種類があります。
カードの種類によってお買い物金額の0.6%~1.0%相当のスマプロポイントが貯まります。
こっちはミライノポイントじゃないんだ!と思いましたね。
スマートプログラムによるポイント付与
スマートプログラムは住信SBIネット銀行の会員サービスです。
同行の利用状況によって、振込手数料無料回数やコンビニATM手数料無料回数などが増える特典があるのですが、それ以外にもスマプロポイントがもらえる特典がいくつか用意されています。
- 給与・年金の受取・定額自動入金サービス利用:30ポイント
- 外貨預金・仕組み預金の月末残高300万円:100ポイント
- 外貨積立預金(1万円以上):10ポイント
- 純金積み立て(5,000円以上):10ポイント
- 口座振替(1件以上):5ポイント
- ミライノカード(JCB)を5万円以上利用:100ポイント
といった具合になっています。この中でも一番簡単で確実、ゼロコストで達成できるのが「給与・年金の受取・定額自動入金サービス利用で30ポイント」ですね。
給与振込口座(年金受取口座)にすれば一発ですが、そうでなくてもOKです。定額自動入金サービスがあるからです。
定額自動入金サービスというのは、他の銀行から自動的に毎月定額を住信SBIネット銀行の普通預金に振り替えできるというサービスになっています。自分のメインバンクから毎月1万円を住信SBIネット銀行に自動振替できるようなイメージです。手数料は無料です。
つまり、給与振込先の銀行などから、住信SBIネット銀行に毎月1万円を自動入金するようにしておけば、毎月30ポイント(年間360ポイント)がノーリスク・無料でもらえるということになります。
さらに、SBI新生銀行という銀行がありますが、こちらは他行からの振込が月に1回以上あれば25ポイント(Tポイント)がもらえるというサービスをやっています。住信SBIネット銀行には毎月定額を振込するというサービスもあります。
これも利用しましょう。
- メインバンク→住信SBIネット銀行(定額自動入金):30ポイント(スマプロポイント)
- 住信SBIネット銀行→SBI新生銀行(定額自動振込):25ポイント(Tポイント)
こうなって、お金をかけずに毎月55ポイント(年間660ポイント)が貯まるようになります。良いところは自動化できるので何もしなくていいというところですね。放置しておいてチャリンチャリンと小銭が入ってくるイメージです。
スマプロポイントの有効期限と使い道
有効期限はポイントを獲得した月の翌々年度末(3月末)となっています。
- 2019年4月~2020年3月までの獲得ポイント→2022年3月末まで有効
- 2020年4月~2021年3月までの獲得ポイント→2023年3月末まで有効
- 2021年4月~2022年3月までの獲得ポイント→2024年3月末まで有効
こんな感じです。2~3年といった長さになります。
それなりに長いので失効することはないでしょう。最低500ポイント~交換可能となっているので、前述の「定額自動入金による30ポイント」だけでも余裕で有効期限内に交換可能になります。
現金への交換(500ポイント~)
一番基本的な使い道となるのがスマプロポイントを現金(住信SBIネット銀行の普通預金に入金)という方法でしょう。1ポイント=1円として、最低500ポイント以上で100ポイント単位で交換申請可能です。
申請後は数日内に入金されるというスピード対応もGoodです。
JALマイルへの交換
2018年6月より対応しました。スマプロポイントをJALのマイレージ(JALマイル)と交換することができます。現金交換と同様に500ポイントから100ポイント単位で交換することができ、レートは100スマプロポイント=40JALマイルです。
交換レートが現金換算で40%というのは、個人的にはやや低めという印象です。高いところだと50%程度のレートで交換可能なるわけなので、あえてスマプロポイントをJALマイルに交換する価値は低いかなと思います。
ただ、特典航空券などとの交換でマイルが少し不足している……というような場面であれば交換する価値はあると思います。
まとめ、住信SBIネット銀行を上手に使ってスマプロポイントを貯めよう
住信SBIネット銀行はネット銀行の中でも、振込手数料無料、コンビニATM手数料無料(回数制限あり)といったようにコスト面、サービス面で特筆したサービスを提供している銀行です。また、ネット証券最大手であるSBI証券とも連携(SBIハイブリッド預金)をすることもでき、貯蓄から投資まで幅広く対応できるチャネルが魅力です。
それに加えて、今回紹介したようにスマプロポイントをお金をかけずにノーリスクでチャリンチャリンと貯めていくような仕組みもあるわけですので、上手に活用していきましょう。おすすめのネットバンクです。
執筆者・監修者:ふかちゃん
元証券マン。2004年より個人の金融リテラシー底上げのために投資、節約、キャッシュレス、ポイントなどの活用に関する情報を15年以上にわたり発信するマネー専門家です。
SNS苦手でしたけど最近はtwitterやっています。ぜひ絡んでくださいませ。
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