振込手数料、ATM手数料、預金金利などが秀逸!給与口座におすすめの銀行。
東京スター銀行の評判とメリット、デメリット 高金利普通預金やATM手数料無料が魅力な銀行
東京スター銀行という銀行があります。リテール(個人向け)に特化したサービスの提供を行っていて、インターネットを利用したオンラインバンキングサービス(東京スターダイレクト)にもかなり力を入れています。
魅力的な預金金利や手数料体系で人気を集めています。特に東京スター銀行を給与振込口座に指定することで数々の特典が利用できるようになります。
目次
東京スター銀行の総合評価
東京スター銀行は東京の地方銀行(第二地方銀行)に該当する銀行ですが、オンラインバンキングサービスを拡充していて、全国の人が口座開設、利用することができます。
- 高い預金金利
- ATM手数料無料
- 他行あての振込手数料無料(さらに、定額送金なら回数制限なし)
- 外貨預金の為替手数料無料
また、家計簿アプリとの連携のようにネット系サービスとの連携にも力を入れています。
といったように、ネットバンク(インターネット専業銀行)顔負けのサービスを提供していることから近年人気を集めている銀行です。
東京スター銀行の特徴的なサービスを徹底分析
- 給与振込口座指定で普通預金金利が0.1%
- コンビニATMが月に8回まで実質無料
- 他行振込手数料が月3回まで実質無料
- オンラインバンキングなら外貨預金手数料が無料
この辺りが大きな特徴といえます。なお、本記事で取り上げるのは東京スター銀行のインターネット口座(スターワン口座)を前提としています。
東京スター銀行の支店などで口座開設をする通常の口座とは異なりますのでご注ください。口座開設は以下のスターワン口座公式ホームページよりお願いします。
給与振込口座指定で普通預金金利が0.1%
東京スター銀行の口座を給与振込口座と指定するだけで、普通預金金利が0.1%となります。三菱UFJ銀行やみずほ銀行、三井住友銀行といった都市銀行や、ゆうちょ銀行などは0.001%ですから、100倍の金利水準ということになります。
給与振込口座に指定するだけでOKという手軽さが魅力ですね。
※なお、この特典を利用するには「キュウヨ」として振り込まれている必要があります。給料であっても通常の振込で入金されている場合は対象外となりますのでご注意ください。
コンビニATMが月に8回まで実質無料
東京スター銀行は無条件で、コンビニATMを含む全国の対応ATMが月8回まで実質無料で利用できます。“実質”というのは、利用時には110円(税込)の手数料が引かれますが、翌月の第1営業日にそれがキャッシュバックされる形になっています。
なお、キャッシュバックの上限は880円(税込)または平均預金残高の10%のいずれか低いほうとなります。預金残高が8,000円を下回る場合は、8回分のキャッシュバックを受けられない可能性がありますが、条件としては緩いので問題ないはずです。
対応ATM
- ゆうちょ銀行
- セブン銀行
- MICS提携ATM※
※全国キャッシュサービス。都市銀行、地方銀行、信託銀行、SBI新生銀行、あおぞら銀行、商工中金、信用金庫、信用組合、労働金庫などのATMネットワークです。
上記のように全国のほとんどのATMが利用できます。これが月8回まで手数料無料というのは大きいですね!
他の銀行あての振込手数料が月に3回まで実質無料
インターネット支店口座(スターワン口座)の方は、オンラインバンキングで他の銀行に振り込みをする場合、月3回までの手数料が実質無料となります。
1回330円(税込)の手数料がかかりますが、翌月に3回分を上限にキャッシュバックされます。
なお、スターワン口座取引明細の郵送設定を「郵送しない」としている必要がありますので、その点だけご注意ください。
さらに、定額自動送金(振込)なら回数制限なし無料
紙の申込書を取り寄せする必要がありますが、東京スター銀行では他行に対しての「自動送金」であれば月3回の無料回数とは別に回数制限なしに無料で送金できるとしています。毎月決まった先にお金を送金しているような人なら東京スター銀行はかなり活用できそうですね。
オンラインバンキングなら外貨預金手数料が無料
基本的に私は外貨預金はおすすめしていません。
ただし、東京スター銀行のネットバンキングであれば米ドル為替手数料は無料となっています。手数料無料というのはいいですね。
ただ、米ドル以外だと「GMOあおぞらネット銀行」や「住信SBIネット銀行」の方が手数料は安いです。
ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | NZドル | |
---|---|---|---|---|---|
東京スター銀行 | 無料 | 50銭 | 50銭 | 50銭 | 50銭 |
GMOあおぞらネット銀行 | 2銭 | 10銭 | 15銭 | 15銭 | 15銭 |
住信SBIネット銀行 | 4銭 | 13銭 | 28銭 | 25銭 | 25銭 |
ちなみに、住信SBIネット銀行の場合、外貨預金として貯めた米ドルを海外旅行などでそのまま決済可能なサービスもやっています。
純粋な外貨投資として考えるのであれば、外貨預金よりはFX(外国為替証拠金取引)などを利用するほうが圧倒的に有利です。
東京スター銀行がおすすめな人、向いていない人
向き不向きはない銀行です。
特に給与振込口座に指定するだけで金利が0.1%にまでアップする点は他の高金利普通預金を提供している銀行と比較しても条件達成が容易です。ATM手数料や振込手数料も実質無料となっている点は大きな強みとなっています。
仕送りや家賃送金といったように毎月決まった金額の支払いがある人は自動送金手数料が無料の東京スター銀行はかなり活用できそうですね。
東京スター銀行の口座開設の流れ
東京スター銀行のインターネット口座(スターワン口座)はオンライン申し込みのみの受付となっています。支店(店舗)での口座開設はできません。
以下の公式ホームページから口座開設の手続き(およそ10分程度)で完了です。
自宅までキャッシュカードが本人限定受取郵便(特定事項伝達型)で送られてきます。この受け取りは必ず本人が行う必要があるのと、受け取り時には本人確認書類(免許証など)の提示が必要となります。
面倒なのはこの受け取りくらいで、あとはあっさりと口座開設ができるはずです。
執筆者・監修者:ふかちゃん
元証券マン。2004年より個人の金融リテラシー底上げのために投資、節約、キャッシュレス、ポイントなどの活用に関する情報を15年以上にわたり発信するマネー専門家です。
SNS苦手でしたけど最近はtwitterやっています。ぜひ絡んでくださいませ。
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