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退職金運用の注意点と退職金運用商品を徹底比較

2016/08/03最終更新   老後 資産運用のライフハック

retirement老後が長期化するなら、サラリーマンを勤めきって受け取れる「退職金」というのは大きな資産運用のための原資となります。きっと、そう考える人も多いのでしょう。銀行や証券会社などでは退職金専用プランのような形の金融商品がズラッと並んでいます。そんな退職金運用を考える上でぜひとも気をつけたい注意点や、代表的な専用商品のリスク(デメリット)などをまとめていきたいと思います。

退職金は多くの方にとっては、老後を生き抜くための大切な資産の原資です。多くの方は退職後には給料という形での収入がなくなるか減少する可能性が高いことを考えると、基本的には攻めの運用ではなく、守りの運用としてとらえるべきです。

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退職金運用をする上で気をつけたいポイント

退職金を運用するにあたって知っておきたい基本ポイントをまとめてみました。

 

基本的に、退職金はリスク運用にはあまり向いていない

投資におけるリスクをとれる大きさというのは、労働による収入が今後も十分に見込める若いうちはたくさん撮ることができる一方で、退職後はそうした収入によるリカバリーが見込みにくいです。

この状況を考えると、基本的に退職金による運用は低リスク運用が基本です。株や投資信託などで株式投資を退職金で考えるというのは一部ならまだよいかもしれませんが、大部分をこうした金融商品で運用するのはあまり好ましいとは言えません。

 

お金は運用させないともったいないと思わない

「お金に働いてもらう」こういう言葉は資産運用や投資の本などによく書かれています。ところが、これを間に受け過ぎて、退職金としてある2000万円の現金を超低金利の円預金に預けておくのはもったいないから、「早くに何かに投資をして運用したい」と考える人が少なくありません。

何かに投資をしなくてはと思って銀行や証券会社の窓口(や営業)に話をして、提案された商品を検討もせずに買う。といった話も耳にします。こんな運用は失敗の元です。

これまでに十分な投資経験がある方は別としてこれまで投資はほとんどしたことがないという方にとっては大変危険な投資のやり方です。

 

まとまったお金だからといってまとめて運用する必要はない

退職金は数千万円単位のまとまったお金で受け取ることも多いかもしれません。ただ、そのお金を一つの金融商品などにまとめて運用することは決して好ましいことではありません。

卵は一つの籠に盛ってはならない」というのは資産運用におけるリスク分散の金言です。

いくら運用利回りが高いからといって、いくら良さそうな商品だからといって、まとめて投資するのはやめましょう。

 

その商品ってどんな商品?って聞かれて初心者にこたえられるようになる

これは結構大切なことです。
投資の鉄則の一つは「よくわからないものに投資をしない」ということです。

少なくとも、自分が買おうと思っている投資商品・金融商品について、別の初心者にその商品はどんな金融商品でどういうときに利益が出て、どんなリスクがあるといったことを説明できるくらいには勉強しましょう。

 

退職金運用でよく利用される金融商品の比較

以下では、退職金運用としてよく利用される金融商品を比較していきます。簡単にそれぞれの特徴をまとめていきます。

 

ラップ口座(ファンドラップ口座)

お勧め度:★★

証券会社が相当力を入れているのがこのラップ口座(ファンドラップ口座)です。
投資判断を証券会社にお任せする運用商品で一般的にはファンドラップと呼ばれる投資信託を利用したラップ口座が中心です。

投資家の資金やリスク許容度などに応じて、最適なバランスでポートフォリオ提案と構築をしてくれます。お任せできる運用方法として魅力的な一方で、管理費用などのコスト面が高いです。

特に退職金運用を考える場合は高いリスクを取れないポートフォリオとなるのが一般的で、その状態だとファンドラップの管理コストだけで足が出てしまう可能性もあります。

特に大手証券系のファンドラップは手数料が高いです。こちらについては「大手証券会社が力を入れるファンドラップの比較と問題点」でも詳しく説明しています。

ファンドラップによる運用は、退職金運用よりはある程度リスクが取れる若い人の方が本当は向いていると思います。

 

退職金専用の定期預金(高金利)

お勧め度:★★★★★

退職金専用の定期預金が各銀行で用意されています。
通常よりもかなり高い金利が設定されている定期預金です。もちろん、銀行からすれば赤字です。

目的は退職金の囲い込みです。一旦預金してもらって、そのあとは他の運用商品に切り替えてもらってそこで利益を出そうという魂胆ですね。

利用できる期間は限られているうえ、満期は3か月から半年程度と短いです。上手に活用できればメリットがありますが、そのあとは保険や投資信託などの運用での提案を受けることにはなると思います。

この退職金専用定期預金については「退職金定期預金の活用方法と注意点。上手に退職金を運用するコツ。」でも詳しく紹介しているのでこちらも参考にしてみてください。

上手に活用すれば商品としては破格にお得だと思います。

 

一時払いの生命保険(終身保険など)

お勧め度:★★

最近では、マイナス金利などの影響もあって保険会社が提供を取りやめするケースも多いです。

一時払いの終身生命保険は保険料をまとめて最初に支払う生命保険です。払い込み保険料よりも死亡保険金の方が高いため、基本的にいつか死ぬということを考えると損をすることはありません。

また、一定期間をすぎれば解約返戻金(保険を解約したときの戻ってくるお金)も払った保険料よりも高くなります。保険金は相続税における控除の対象になるので、相続税対策にもなります。

商品として魅力的に見えますが、「途中解約をすると損をするケースがある」という点と「保険会社自身のリスク」があります。

保険契約によって変わりますが、「払い込み保険料<解約返戻金」となるタイミングまでは時間がかかります。急にお金が必要になるようなときに困らないように、ゆとりをもった金額で設定をする必要があります。

また、万が一保険会社が倒産した場合などは約束された利回りが保証されないこともあります。

 

変額年金保険や外貨建て保険

お勧め度:★

かなり微妙な商品が多いです。
退職金を保険会社に運用してもらって殖やすというのが基本コンセプトなのでしょうが、かなりリスクを取った運用になっていたり、手数料がでたらめに高い商品が多いのもこの分野です。

特に外貨建ての年金保険はかなり手数料が高額といわれています。なお、この分野に関しては金融庁が手数料の開示を求めていますが、地銀などはそんなことしたら売れなくなると猛反発しています。

手数料が開示されたら売れなくなる商品ってどんな商品やねん。というお話です……。個人的には絶対にお勧めしたくないです。

 

個人向け国債

お勧め度:★★★★

基本的にはリスクのない運用商品です。10年満期タイプなら変動金利なので将来のインフレリスクにも対応できる設計となっています。魅力的なのは1年経過すればいつでも解約できるということです。解約時には直近1年分の利息が差し引かれますが、損をするわけではありません。

国債という日本円で運用するなら最高に安全な資産といえます。

なお、個人向け国債はどこでも買えますが、購入するならキャッシュバックキャンペーンがおいしいところで買いましょう。詳しくは「個人向け国債のキャッシュバックキャンペーンの上手な活用術」で紹介しています。

個人向け国債のデメリットを挙げるとすれば、現状では利回りがほとんど期待できないというところでしょうか。

 

株式投資

お勧め度:★★★

株式投資は一定の範囲内で行うのであれば問題はないと思います。一方で個別株式の場合は倒産などによって価値が大幅に下がってしまう可能性もあります。少なくとも「なくなってしまっても当面困ることは無い資金」で行うのが鉄則といえます。

日経平均株価などに連動するETFなどに投資をするという方法もあります。こちらの場合も株価変動のリスクはありますが、個別株ほど大きくはありません。

もしかしたら半分くらいになってしまうかもしれない……。ということは考えておくべきでしょう。

 

投資信託

お勧め度:★★★

投資信託についてはどんな投資信託を買うかによってリスクもリターンも変わってくるので一概にお勧めできるかどうかはわかりません。

なお、基本的に銀行や証券会社が対面で販売する投資信託はろくなものがないイメージがあります。投資信託はものによってかなりの差があります。

同じような商品でも手数料が数%レベルで違うものもありますし、年間の管理コスト(間接的に負担している)も1%近い差がある商品も多いです。最低でも「投資信託初心者におすすめの投資本は投資信託協会の無料ガイドブック」を熟読したうえで投資信託の選び方を理解したうえで購入するようにしましょう。

 

以上、退職金運用で気をつけたい注意点。退職金運用商品を比較してみました。

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