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株式の受け渡し日とは何か?配当金や株主優待、権利取りなどで超重要

2016/12/01最終更新   株式投資 資産運用のライフハック

calendar株式投資を通じて配当金や株主優待などの権利を取得する時に確実に押さえておきたいシステムが「受け渡し日(うけわたしび)」というルールです。株式は証券会社を通じて市場(証券取引所)で購入することができますが、売買が成立した日(約定日:やくじょうび)に自分のものになるわけではありません。

その3営業日後に実際に受け渡しが行われることになり、その時に実際にお金がやりとりされ、株主としての権利もあなたに移ることになるのです。この点を把握しておかないと思わぬところで失敗することもありますよ。

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株式の約定日と受け渡し日の違い

最初に書いたように証券会社を通じて株式などの売買が成立した日が約定日となります。売買成立日ですね。一方の受け渡し日は、その株式が実際に購入者の名義となる日です。

約定日から数えて4営業日後が受け渡し日となります。営業日ですので土日や祝日などは除外します。

2016年12月
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上記は2016年12月のカレンダーです。

今日は12月1日(木)ですが、1日の日に購入した(約定日)株の受け渡し日は12月6日(火)となります・

1日(1営業日目)
2日(2営業日目)
3日(土曜なのでノーカウント)
4日(日曜なのでノーカウント)
5日(3営業日目)
6日(4営業日目・受け渡し日)

なお、株の受け渡し日は3営業日と書かれていることもありますが、これは売買日(約定日)を含まないでカウントした場合です。色々な書かれ方がされているので混乱する方も多いと思いますが、ルールとしては上記のとおりです。

 

株主優待や配当金は受け渡し日をベースに考える

株式投資をするときに配当金や株主優待などを受け取ることを考える方も多いことでしょう。そうした時に注意したいのが受け渡し日となります。

株主優待や配当金はそれぞれの会社が定めている権利確定日の時点で株主であることが条件となっています。権利確定日は会社によって違います。情報は証券会社の利用者向けページ内の株主優待情報や、Yahooファイナンスなどの情報サイト、あるいは企業のIR情報ページなどで確認できるはずです。

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(Yahooファイナナンスの「吉野家ホールディングス(9861)」の株主優待情報のページ)

上記で赤線で囲っているように、吉野家HDの場合は2月末、8月末が権利確定日となっています。ここから2017年2月のカレンダーをみてみましょう。

2017年2月
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19 20 21 22 23 24 25
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2月末なので2月28日の時点で株主であればいいわけです。そのためには28日が受け渡し日となっていればOKということになります。

28日を基準として4営業日前は2月23日(木)と逆算することができますね。つまり23日の時点で吉野家の株を購入すれば2月末の時点での株主となることができるわけです。ちなみに、今回は末日が平日ですが土日祝日の場合は「その前営業日」が最終日となります。

ちなみに多くの会社は月末としていますが、中には20日などの変則的な日付を権利確定日としているケースがあります。株主優待銘柄としては「ダイドードリンコ(2590)」などが代表的ですね(1月20日、7月20日)。

 

株を売った時も受け渡し日は重要

ちなみに受け渡し日は株を買う時だけでなく、売る時も大切です。

株は売却すると約定日の時点で証券会社の中では現金として扱われます。株を売った代金で新しい株をすぐに購入することもできるので、即時現金化されているように感じるかもしれません。

ただし、株を売った代金を「出金する」という場合はそうもいきません。なぜなら実際に株の売買が決済されるのは受け渡し日になるからです。

最初の例だと2016年12月1日(木)に株を売却した場合、受け渡し日は12月6日(火)です。そのため、売った株の代金を何らかの理由で出金したいという場合は受け渡し日にならないと現金化はできません。

何らかの理由で株を売ったお金を使いたいという場合は受け渡し日も計算しておかないと必要な時に出金できないというトラブルになる可能性もあります。

 

なぜ、株を売ってすぐにその売却代金で新しい株を買うことができるのか?

でも、なぜ株を売った代金ですぐに新しい株を買うことができるのでしょうか?
それは、株を売った代金が現金化されるのは当日を含む4営業日後ですが、今日買った株の代金を支払うのも4営業日後でいいからです。

 

以上、株式投資における「受け渡し日」についてまとめてみました。

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