ふるさと納税の活用法 PR

2018年 自転車がもらえる、ふるさと納税の紹介と自治体、寄付金額

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ふるさと納税というとお肉お米といったような食品が寄付のお礼の品としては主流ですが、一部の自治体ではより実用的なアイテムを提供しているところもあります。

特に、ふるさと納税で寄付をする方の中で人気が高いのが自転車です。ただ、自転車のふるさと納税については、総務省が控えるように通達した“資産性が高いもの”に該当しているため、2018年現在、お礼の品として自転車を提供する自治体は少ないです。

ただ、完全に消えたというわけではなく、自転車産業が盛んな地域などでは、自転車を返礼品として提供しているところもあります。今回はそんな自転車がもらえるふるさと納税を紹介していきます。

自転車がお礼の品のふるさと納税はある?

総務省は通達で、“ふるさと納税の趣旨に反するような返礼品は、 換金の困難性、 転売防止策の程度、地域への経済効果等の如何にかかわらず、送付しないようにするこ と。”としています。

その中にあげられるものに「資産性の高いもの」という項目があります。

  • 電気・電子機器
  • 家具
  • 貴金属
  • 宝飾品
  • 時計
  • カメラ
  • ゴルフ用品
  • 楽器
  • 自転車等

うーん、ばっちりと「自転車等」って明記されていますね……。

実際にこれをうけて自転車をお礼の品としていた自治体の中には自転車の提供を辞めたところもあります。ブリジストンの本社がある福岡県久留米市などは代表的ですね。還元率も高くて人気だったそうですが……。

 

2018年現在で自転車をお礼の品として出している自治体

全部が全部ではなくて、一部の自治体では今でも自転車をお礼の品として提供しています。期間限定(数量限定)で復活させるような自治体もありますね。

これは、総務省の通達というのは強制力を伴うものではないんですね。
なので、それに従わない自治体や、金額が少ないものは資産性がないという独自の解釈をもってお礼の品としてい供する自治体などもあるわけです。

そういうこともあって、総務省の通達が出た後でも自治体によっては寄付のお礼の品として自転車を提供する自治体もあります。

 

2017年12月現在で自転車をお礼の品としている自治体

自転車のふるさと納税については前述の理由もあって大々的に行う(常時展開する)のではなく、数量を限定してお礼の品として用意するようなケースが多いです。

この記事を書いている時点では

  • 大阪府泉佐野市(楽天ふるさと納税)
  • 茨城県古河市(ふるなび)
  • 静岡県磐田市(ふるなび)
  • 宮崎県都農町(ふるなび)
  • 宮崎県西都市(ふるなび)
  • 佐賀県小城市(ふるなび)

がふるさと納税のお礼の品として自転車を提供しています。

ただし、○○市でヤマハの××という自転車がお礼の品としてある!という情報はすぐに陳腐化してしまいます。理由は長期で提供するところが少ないからです。

 

刻々と在庫が変わるので寄付サイトで上手に“検索”しよう

そういうこともあるので、ふるさと納税のお礼の品として自転車が欲しいという方は下記の各ふるさと納税の寄付サイトから、その時点の自転車の出品状況(?)をみて、その時々で判断するほうが良さそうです。

幸か不幸か、自転車の出品自体は少ないので探すのもそれほど大変ではないはずです。自転車が登録されているふるさと納税サイトは「ふるなび」と「楽天ふるさと納税」です。

>>ふるなび公式ホームページ

>>楽天ふるさと納税公式ホームページ

 

自転車のふるさと納税の還元率は高い?低い?

ふるさと納税の寄付の還元率をみてみると自転車という選択はどうなのでしょうか?

総務省通達はふるさと納税の返礼率について3割(30%)というのを一つの基準にしていますが、どんなところでしょうか。今回は宮崎県西都市の自転車についてみてみたいと思います。

 

ブリヂストン 折り畳み自転車 TSG268

寄付額:450,000円 (宮崎県西都市)
販売価格(サイクルベースあさひ):76,010円
還元率:16.89%

 

ブリヂストン 子どもBWXストリート(BXS076・476・676)

寄付額:150,000円 (宮崎県西都市)
販売価格(サイクルベースあさひ):37,638円
還元率:16.89%

 

シルヴァF8F

寄付額:300,000円 (宮崎県西都市)
販売価格(サイクルベースあさひ):54,896円
還元率:18.30%

 

YAMAHA電動アシスト自転車(ナチュラM)

寄付額:275,000円 (静岡県磐田市)
販売価格(サイクルベースあさひ):85,299円
還元率:31.01%

 

ふるさと納税の目安である30%を大きく下回る還元率のものもあれば、30%程度になる自治体もあるようです。

自転車は基本的には大手メーカーなら型番商品です。それこそ“楽天市場”などのECモールで検索すればその相場がわかります。

なので、ふるさと納税で自転車をもらいたいという場合は、欲しい自転車を見つけたら、型番(自転車の名前)で検索してみてそれがいくらくらいで販売されているものなのかを調べましょう。

>>楽天市場

販売価格÷寄付額×100=還元率

で計算できます。

 

決して自転車の還元率は高いとは言えないが、及第点

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自転車のお礼の品は還元率が高いとは言えませんが、高いものだと30%程度ほどはありますので、十分寄付として魅力的な内容となっています。

ネックとなるのは寄付金額ですかね。たとえば27.5万円のYAMAHA電動アシスト自転車を自己負担2000円で寄付できる人は年収で1300万円以上が必要になります。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/tax/5492″]

 

そういった意味で、自転車の寄付が利用できる人はかなりの高所得者でないとダメということになってしまいます。お得でも、寄付できる人を選んでしまう、ふるさと納税だといえそうですね。