リクルートポイントは、ホットペッパー、じゃらん、ポンパレ、SUUMO、リクナビなど様々なサービスを提供しているリクルートが行っている各種サービスの利用で貯まるポイントプログラムです。ただし、こちらのポイントプログラムは2015年に共通ポイントであるPontaポイントと統合しています。
その一方で、リクルート期間限定ポイントやサイト限定ポイントといった形でリクルート系サービスの独自のポイントサービスも残っています。今回はそんなリクルート系のサービスをお得に利用していくうえで知っておきたいリクルートポイントについてまとめていきます。
いまでもリクルートポイントって残っているの?
2017年2月現在において、リクルート系のサービスの利用で貯まるポイントは原則としてPontaポイントに統合されています。たとえば、ホットペッパーやホットペッパービューティーの利用、ポンパレ(モール)でのショッピング等で貯まるポイントなどのようにサービス利用で貯まるポイントはPontaポイントとなっています。
参考:Pontaポイントの貯め方と使い方、活用方法などのまとめ。
その一方でリクルートポイント自体が完全になくなったわけではありません。
たとえば、「還元率では最高峰の1.2%。リクルートカードのメリット、デメリット」でも紹介しているリクルートカード(クレジットカード)の利用で貯まるポイントは100円利用につき、1リクルートポイントです。ただし、このリクルートポイントは1ポイント=1Pontaポイントとして等価交換が可能になっています。
このほか、リクルートカードのキャンペーンなどで貯まる「リクルート限定ポイント」さらに、販促キャンペーンなどで配布されることがあるサイト限定ポイントがあります。
ポイント名 | 使い道 |
---|---|
リクルートポイント | Pontaと交換して利用します。ほぼPontaポイントと同様。 そのため、PontaポイントとしてPonta加盟店の他、リクルートの全サービスで利用可能です。Pontaポイントに交換すれば、ポイント獲得の都度有効期限が延びるのでポイントを使っていれば有効期限は無期限です。 |
リクルート限定ポイント | Pontaとの交換はできません。 あくまでも、リクルート系のサービス内だけで利用可能です。あくまでもリクルート内のサービスでの利用しかできないので、用途は限定されますが、リクルートは多数のサービスを提供しているので、使い道はまだある方です。 |
サイト限定ポイント | Pontaとの交換はできません。 リクルートが運営している各種サービス限定での利用となります。 ・じゃらん限定ポイント(じゃらんnetのみで利用可能) ・ポンパレ限定ポイント(ポンパレのみで利用可能) といった具合です。有効期限も短めであることが多いので、あくまでもキャンペーン的なポイントです。 |
使い勝手で考えると、Pontaポイント=リクルートポイント>リクルート限定ポイント>サイト限定ポイントといった順になるでしょう。
Ponta | リクルートポイント | リクルート限定ポイント | サイト限定ポイント |
リクルート限定ポイントの使い道
リクルート限定ポイントはリクルートカードなどの入会キャンペーンなどでもらえることがあるポイントです。Pontaポイントとの交換はできず、あくまでもリクルート系のサービスで利用することが前提のポイントとなっています。
有効期限が定められているので、期間内に利用してしまう必要があります。
- じゃらん (旅行・宿泊)
- じゃらんゴルフ (ゴルフ場)
- ポンパレ (割引チケット共同購入)
- ポンパレモール (ショッピングモール)
- ポンパレeブックストア (電子書籍)
- ホットペッパーグルメ (飲食店)
- ホットペッパービューティー (美容室やエステなど)
- 赤すぐ (ベビー用品・マタニティ用品)
- キノギフト (ギフトサイト)
- MARQREL (会員制ファミリーセール)
- SHOPlier (ポイントカード)
- TABROOM (家具)
- Oisix × Ponta (食品宅配)
- 人間ドックのここカラダ (各種健診)
以上のようにリクルートIDでログインできるサービスで利用可能です。リクルートは幅広く色々なサービスを手掛けているので使えないとは言いませんが、ローソンなどのリアル店舗で利用できるPontaポイントとくらべるとやっぱり少し使い勝手は落ちますね……。
使いやすいところで言えば、ポンパレモールか?
リクルート限定ポイントを使いやすいところでいえば、やはりオンラインショッピングモールのポンパレモールでしょうか。ポンパレモール自体使ったことがないという人も多いかもしれませんが、性格的には楽天市場やYahooショッピングと同じECモールです。
加盟店舗数は上位2モールと比較すると少ないですが、少なすぎるということもありません。本やCD、DVD、ゲームなどの扱いもあるので、このあたりは狙い目ですかね。
他のサービスは、自分とのニーズがあっているなら使えそうです。じゃらん(旅行・宿泊)やホットペッパーグルメ(食事)、ホットペッパービューティー(美容院・床屋・エステ)などはタイミングが合えば使えるかもしれませんね。
サイト限定ポイントの使い道
サイト限定ポイントは、リクルート限定ポイントをさらに限定して、特定のサービスのみで利用できるようになっているポイントです。ちなみに、私がさっき確認したところ以下のサイト限定ポイントが付与されておりました。
- じゃらん限定ポイント
- ポンパレ限定ポイント
- ポンパレモール限定ポイント
- キノギフト限定ポイント
- MARQREL限定ポイント
- ここカラダ限定ポイント
上記のポイントは、それぞれのサイトでのみ利用可能なポイントとなっています。ただし、Pontaポイントが別に貯まっている場合は一緒につかえます。
たとえば、Pontaポイントが1000ポイントあり、じゃらん限定ポイントが2000ポイントあるという場合は、合計3000ポイントをじゃらんnetでのお買い物で利用できるというわけです。
一方でじゃらん限定ポイントが2000ポイントあり、ポンパレモール限定ポイントが3000ポイントあったとして、それを一緒にじゃらんやポンパレモールで利用することはできません。そのため、それぞれのサイトごとに活用方法を考えていく必要があります。
このサイト限定ポイントについては、使い道がそれなりにありそうなものもあれば、なかなか活用が難しいものもありますので全部が全部使う必要はないと思います。
以上、リクルートポイントの仕組みと特徴。Pontaポイント化と期間限定ポイント、サイト限定ポイントについて紹介していきました。
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