最近のホテルや旅行ツアーなどで増えている「キャンセル不可」というプラン。ツアーなどでは昔から多かったですが、最近ではホテルの予約でも事前決済+キャンセル不可という予約プランが増えてきています。
これはインターネットによってホテルや旅館の予約が簡単にできるようになり、仮押さえの気持ちでバンバン予約を入れる人が増えていること。また、事後決済(現地決済)だとホテルや旅館側もキャンセル料を徴収するのが難しいということから、人気のあるホテルや旅館や割安なプランはこうしたキャンセル不可+事前決済となってきています。
ただ、航空券の割引なども考えて、1か月前、2か月前に予約をしていても、何らかの理由でやっぱり行けなくなるというリスクはありますよね?そんなキャンセル不可のリスクを減らすためのお得な予約方法を紹介します。
旅行の予約は早い時期に立てたほうが安い
旅行の計画は前もって立てることが多いはずです。特に飛行機を使うような予約の場合、旅割(ANA)や早割・先得(JAL)のように、一定以上前だとかなり安い料金で航空券を買えます。
ホテルだって、30日以上前だと安い料金で予約できるようになっていることも多いです。
その一方で、前もって旅行の予約を立てると、あとから事情が変わってしまうこともあるはずです。
- 急な仕事が入ってしまい旅行に行けなくなった
- ケガや病気で入院して旅行に行けなくなる
- 一緒に旅行に行く予定だった家族が入院した、旅行に行く状況じゃなくなった
こうしたときに問題になってしまうのがキャンセル料です。
割安な旅行プランは多くのケースでキャンセル時にはキャンセル料がかかるか、そもそもキャンセル不可となっていることが多いです。
キャンセル不可のケースだと旅行に行っていないのに全額ロスト……。ということにもなるわけで大きな負担です。
そんなキャンセル不可のホテルや旅館、ツアーなどを予約するときに抑えておくべきリスク管理の方法を紹介していきたいと思います。
キャンセル条件の緩い予約にしておく
ホテルや旅館、あるいは航空券などの予約の場合には、いわゆる「キャンセルポリシー」というキャンセル条件が決められていることが多いです。ツアーも同様ですね。
- キャンセル不可
- キャンセルはできないが日程変更は可能
- 〇日前までならキャンセル可
- 〇日以内になるとキャンセル料発生
こういった風に、キャンセル条件が決められているはずです。
直近の確定している予定であればキャンセル不可でもよいかもしれませんが、数十日先といったように、少し不透明な予約の場合「キャンセル不可」の予約は少しリスクがあります。
キャンセル不可の予約はその分、価格が安く設定されていることも多いですが、割引の大きさと旅行に行けなくなるリスクとその際のキャンセル料負担を考えて予約するようにしましょう。
特に、キャンセル不可というケースはいけない場合は基本的に全額負担となります。最近は、キャンセル不可のホテル予約の際には、事前にクレジットカードの決済を求められることが多く、いわゆる踏み倒しはできなくなってきています。
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ホテルやツアーの予約はアメリカンエキスプレスのクレジットカードでする
まず一つの対策として有効なのが、そうした長期の旅行の予約についてはアメリカンエキスプレス(アメックス)のクレジットカードで支払い(仮払い)をしておくというものです。
アメリカンエキスプレスの一部のクレジットカードには「キャンセルプロテクション」と呼ばれる、旅行などのキャンセル時の費用負担を補償してくれる付帯保険があります。
キャンセルプロテクションが利用できる条件はかなり幅広く、不可抗力に近いものであれば利用できるケースが多いので、重宝します。
急な出張で海外旅行に行けなくなった場合や、突然の病気、怪我による入院などで、予約していた旅行をキャンセルしたり、チケットを購入済みのコンサートに行けなくなった場合、キャンセル費用などの損害を補償する画期的なサービスです。
さらに、同行するご予定のあった配偶者の方の分も併せて補償いたします。
対象となるのは下記のようなサービスです。
- 国内旅行契約、海外旅行契約に基づくサービス
- 旅館、ホテルなどの宿泊施設の提供およびそれに付帯するサービス
- 航空機、船舶、鉄道、自動車などによる旅客の輸送
- 宴会、パーティー用に供する施設の提供およびそれに付帯するサービス
- 運動、教養などの趣味の指導、教授または施設の提供
- 演劇、音楽、美術、映画などの公演、上映、展示、興行
バッチリと旅行契約(ツアー)、旅館・ホテル、飛行機など旅行に関する部分は完全にカバーできています。
ただし、病気でキャンセルの場合、少なくとも「入院」が必要になるというのが大きいです。風邪で寝込んでいたというケースだと医師の診断書が仮にあってもダメだということです。
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キャンセルプロテクションが付帯するアメックスのクレジットカード
以下はキャンセルプロテクションが付帯しているアメリカンエキスプレスのクレジットカードです。
アメリカンエキスプレス・ゴールドカード
アメリカンエキスプレスの中でもスタンダードなカードです。年会費は26,000円+税と高額ですが、キャンセルプロテクション以外にも、旅行関連では、航空機の遅延費用補償や、国際線利用時は手荷物(スーツケース)を自宅と空港の間を無料で配送してくれるサービスが使えます。グルメ系でも2名以上の予約で1名のコース料理が無料になるグルメ特典というように他社のプラチナカードクラスの特典もあります。
グルメ特典は日本各地に対象レストランがありますので、旅行時の楽しみにもできますね。
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スターウッドプリファードゲスト・アメリカンエキスプレスゴールドカード
長ったらしい名前ですね。通称SPGアメックスゴールドです。世界最大級のホテルチェーンであるスターウッドリゾートのゴールド会員権が付帯したクレジットカードとなっています。スターウッド系やマリオット系(ザ・リッツカールトン含む)で上級会員としての様々な特典を享受することもできます。
また、貯めたポイントはホテルの無料宿泊に使えるほか、ANAマイルやJALマイルその他外資系の航空会社のマイルと高いレートで交換することができるというのも大きな魅力となっています。
こちらのカードは年会費31,000円+税とかなり高額ですがカード更新時にはホテルの一泊無料がプレゼントされます。対象ホテルの宿泊費だけでもペイできる場合もあるので、実はかなりお得なカードです。
入会後3か月で10万円以上利用すれば3万ポイントがプレゼントされます。
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スターウッドプリファードゲスト・アメリカンエキスプレスカード公式ホームページ
デルタスカイマイル アメリカンエキスプレスゴールドカード
こちらは米国の航空会社であるデルタ航空の上級会員権(ゴールドメダリオン)が付帯したアメックスのクレジットカードです。
キャンセルプロテクションも付帯しています。年会費は26,000円+税とアメックスゴールドと同額です。デルタ航空に乗る方はゴールドメダリオン資格を考えるとこちらの方がお得かもしれません。
もっとも、デルタに国内線路線はないので、国際線を利用する方向けですが……。
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デルタスカイマイル・アメックスゴールドカード公式ホームページ
キャンセル不可の旅行の計画は慎重に
キャンセル不可のホテルや航空券などは、その安さを考えてもかなり魅力的です。
ただ、特に小さなお子様がいるようなご家庭だと、病気などでキャンセルをしなければならないというような事情が発生してしまうこともあるでしょう。
そのため、私の場合はある程度先の予定であれば、多少お値段が高くてもキャンセル可能なプランを予約しておくことが多いです。
どうしても、キャンセル料がかかるようなプランを予約する場合、今回紹介したアメックス系のクレジットカードのキャンセルプロテクションは上手に利用すればこうしたリスクを多少なりにカバーすることができるはずです。
上手に活用してください。
以上、キャンセル不可のホテルや航空券を予約する時の行けないリスクを減らすため方法をご紹介しました。
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