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ヤフオクやメルカリで株主優待券を売る前に知っておきたいこと、高く売るコツ

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株主投資をしていると株主優待などの優待品が送られてくることがあります。ただ、こうした優待の中には自分では使いづらいという商品も結構あるはずです。遠方すぎて使えない、使える条件が自分には合わないといったことは往々にしてあります。

ただ、そうした優待券、自分にとっては価値はなくても他人にとっては価値があるかもしれません。こうした優待品はこれまで金券ショップでも扱っていますが、どうしても需要がそれなりにある換金性が高いものが中心でした。ところが、インターネットやスマホの普及でCtoC(消費者同士の取引)がより一般化しています。

ヤフオクに代表されるネットオークションや、メルカリに代表されるようなフリマアプリなど、取引環境も整っています。今回はそんな自分では使わない株主優待をヤフオクやメルカリで売るときに知っておきたいコツや注意点をまとめていきたいと思います。

株主優待券は自分にとっては微妙でも売れる

たとえば、私はタカラトミーの長期株主です(100株だけど……)。同社の株を買った理由は子どもがトミカ好きだったので、トミカがもらえる優待というのに魅力を感じたからです。

このタカラトミーの株主優待にはタカラトミーモール(公式ショップ)での割引券がついてきます。
ただ、我が家では子どもも大きくなって同社のショップの割引券はほぼ無価値でした。

ちなみに、これをメルカリで売りに出したところ3000円ちょっとの値段がついたのです。しかも売れるまでにかかったのは1日程度でした。自分にとっては全く無価値(使う機会が無い)というものでも、人によっては利用価値が出てくるというわけですね。

ちなみに株主優待については「初めて金券ショップで株主優待券やギフトカードを売る前に知っておきたい売却のコツ」で金券ショップで売るということを一つの選択肢として挙げていましたが、正直言って、事例に挙げたタカラトミーモールの割引券は金券ショップでは確実に買い取ってもらえないでしょう。

こうした意味でCtoC(消費者同士の取引)ができるヤフオクやメルカリは魅力的といえそうです。

なお、ヤフオクやメルカリでの売り方(出品方法)については下記の記事もご参照ください。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/savings/5767″]

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ヤフオクやメルカリで株主優待券などを売るときのコツと注意点

タカラトミーの件で味をしめた私がヤフオクやメルカリで株主優待券を色々と売りさばいたのですが、その知見をもとに、売るときの注意点やコツを紹介していきます。

 

到着トラブルをなくすには簡易書留も要検討

優待券は薄いし小さいので配送もしやすいです。もっとも低コストで送りたいなら普通郵便(82円)が使えます。その一方で注意したいのは、受け取りのトラブルです。普通郵便は記録が残らない配送方法です。そのため、受け取った・受け取っていないというトラブルが発生する可能性があります。

こうしたトラブルを予防するにはやはり受け取りが確実に記録される「書留」がお勧めです。簡易書留なら370円のプラスです。82円の定形郵便なら452円で送れます。

このあたりはコストとトラブル時の問題の両方を天秤にかけてどうするかを考えましょう。

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優待は需給で決まる。タイミングは大切。

株主優待券は株主に対してまとめて発送されます。そのため、自分の手元に届いた瞬間くらいのタイミングがヤフオク、メルカリなどでもっとも供給量が多いタイミングとなります。ライバルが多いわけです。

このあたりは出品状況などを見て判断するしかありませんが、あまりにもたくさんの出品がある状態では埋もれてしまう可能性があるので控えた方がいいかもしれません。

その一方で多くの株主優待には「利用期限」があります。当然期限間近になれば、時間的価値が低下するわけで金額も安くなってしまいます。

このあたりは相場動向がどうなっているかをチェックして判断するしかないです。たとえば「オークファン」を利用すれば過去のヤフオクの入札や落札情報が確認できます。無料会員に登録するだけでもそれなりの情報が拾えるので、売りたい株主優待がある方はオークファンに登録して、情報を収集して売る時期を決めるのも有効です。

 

規約違反に注意。出品できない商品に注意

ヤフオクやメルカリではそれぞれ利用規約が定められています。特にメルカリは規約に厳しいです。出品を取り消されるくらいならいいですが、BAN(アカウント削除)されると大変です。

OKなもの
・施設利用券
・各種割引券
・優待券
・イベントチケット、入場券
・乗車券

NGなもの
・iTunesカードやAmazonギフト券などのオンラインギフト券
・商品券や金券

難しいのが優待券はOKだけど商品券はNGという規約です。

当然JCBギフトカードや百貨店の共通商品券はダメでしょう。

一方で、クオカード図書カードお米券ビール券なども金券なんでしょうが、実際にメルカリでは販売実績もあるようで微妙なところみたいです。個人的にはグレーだと思いますが……。

株主優待などで多いお店のお食事券なども微妙です。このあたりの判断は難しそうですが、現状のメルカリでの出品などを見るかぎりは、○○割引券として登録すれば特に問題ないように感じています。

ただし、自分で判断できないときはメルカリなどの運営者に確認されることをお勧めします。

 

(追記)メルカリで株主優待の売却が禁止に

2017年10月ごろよりメルカリの利用規約が改定されまして株主優待券が出品禁止アイテムとして明記されました。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/savings/13346″]

ダメなのは優待券(割引券)などです。
一方でコレクション性のあるものはOKという事なので、タカラトミーの株主優待であれば、値引き券(割引券)は出品できないとおもあれますが、株主限定のトミカコレクションやリカちゃん人形であれば出品OKと考えられます。

 

個人と個人が取引できるプラットフォームは、ある人の不要が別のある人にとっての高いニーズとマッチするという意味で大変魅力的だと思っています。

特に株主優待のように利用する人によって価値が大きく変わるような優待券・優待品については上手に活用していくべきだと思います。

 

以上、ヤフオクやメルカリで株主優待券を売る前に知っておきたいこと、高く売るコツをまとめてみました。