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交通系電子マネーと一体型のクレジットカードのカード番号にエンボス加工がない理由と不便な点
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ANAマイル交換用のクレジットカードとして「ソラチカカード(PASMO一体型ANAカード)」を使っているのですが、こちらのカードを先日とあるお店で利用しようとしたところ、カード番号にエンボス加工がされていないカードは使えないと断られてしまいました……。そんなことあるものなんだと思って調べてみたら、SuicaやPASMOなどの交通系電子マネーと一体化したクレジットカードはもれなくエンボス加工がないんですね。
今回はそんなエンボス加工のないクレジットカードがある理由と、そのメリット、デメリットを紹介していきます。
クレジットカードのエンボス加工とは?
エンボス加工というのは、板や紙などに文字や絵柄を浮き彫りにする加工です。クレジットカードの場合は、カード番号や有効期限、名前などがエンボス加工されてボコッとなっているのが一般的です。
カードの裏目から力を加えることで押し出す形になっています。
こうなっている理由はいくつかあります。
1)表面がこすれても重要なカード番号などが消えない
クレジットカードなどのカードは利用すると表面に傷がつくことがあります。単純にカードにカード番号などをプリントしたものだと、傷が付いてしまったら番号などがわからなくなる可能性があります。
エンボス加工をしておくことで、表面に多少傷がついても番号などがわからなくなるということはありmさえん。
2)インプリンターというカード読み取り器はエンボス加工が必要
今回私が、ソラチカカード(PASMO一体型ANAカード)を断られた理由が、そのお店での決済がインプリンターと呼ばれる器具を使っていたことです。インプリンターはクレジットカードのエンボス加工をローラーを使って転写することで利用します。
日本で、いま使われているところはほとんどないと思っていましたが、国内でインプリンターを使っているからエンボスレスのカードは使えないと言われたのは初めての経験でした。
ちなみにエンボスのないカードには「electronic use only」と書かれています。
エンボスレスカードが存在する理由
じゃあなんでわざわざエンボス加工をしないクレジットカードがあるのか?というと、交通系電子マネーの場合は、カード読み取り口がエンボスに対応していないという理由です。
SuicaやPASMOなどの交通系電子マネーのカードをお持ちの方はカードを見ていただくとわかりますが、これらのカードにエンボス加工はありません。そのため、そもそものJRなどのカード読み取り口がデコボコのエンボス加工に対応していないのです。
そうした理由から交通系電子マネーと一体化したクレジットカードにはエンボス加工がされていないのです。
日本国内ではエンボス加工されていないことで不便になることはあまりないと思いますが、海外旅行に行くときなどはご注意ください。海外だと、まだまだインプリンターを利用したクレジットカード決済はすくなくありませんから。
以上、交通系電子マネーと一体型のクレジットカードのカード番号にエンボス加工がない理由と不便な点をまとめてみました。
執筆者・監修者:ふかちゃん
元証券マン。2004年より個人の金融リテラシー底上げのために投資、節約、キャッシュレス、ポイントなどの活用に関する情報を15年以上にわたり発信するマネー専門家です。
SNS苦手でしたけど最近はtwitterやっています。ぜひ絡んでくださいませ。
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