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Jフロントリテイリング(大丸・松坂屋)のJFRカード、株主優待と友の会を徹底比較

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jfrJフロントリテイリングは大丸、松坂屋、パルコなどを傘下とする会社です。2007年に大阪を基盤とする大丸と名古屋を基盤とする松坂屋が統合して発足しました。2012年にはファッションビルのパルコも連結子会社としていますが、パルコ自身もまだ上場しています。

そんなJフロントリテイリング(大丸・松坂屋)でのお買い物をお得にする方法として「株主優待の活用」「百貨店友の会の活用」「JFRカード(大丸松坂屋カード)」の3種類があります。今回はそんな3つの割引手段を徹底的に比較し、どの買い方がもっともお得になるのかを検証していきます。

JFRカード(大丸松坂屋カード)は基本5%分のポイント還元

JFRカード(大丸松坂屋カード)は他の大手百貨店と同様に、基本5%分のポイントが還元される仕組みになっているクレジットカードです。三越伊勢丹の「エムアイカード」とほぼ同じような仕組みになっています。
なお、半年間の利用金額に応じて1%~5%分のポイントが追加で還元される形になっています。結果的に最高で10%還元となります。

なお、食品やレストランなどでの利用は1%還元となってしまいます。

年会費:1000円(税別)・初年度無料
自動リボ払いの「マイ・ペイすリボ」を設定した上で年1回以上の利用があれば年会費は無料になります。リボ払いは「実は危険な「リボ払い」。リボ払い利用の問題点」で説明したようにお勧めしませんが、最低支払額=限度額としておくことで事実上の1回払い(無金利)とできます。

 

一部店舗では5%還元にならない……

JFRカード(大丸松坂屋カード)は大丸や松坂屋の全店で上記特典となるわけではありません。「博多大丸 福岡天神店」については100円につき5ポイント(5%)ではなく、1ポイント(1%)の提供となってしまいます。「高知・下関・鳥取の大丸」に至っては200円につき1ポイント(0.5%)です……。

ちなみに、博多大丸 天神店では時店舗で「博多大丸カード」というクレジットカードを別途発行していますが、ポイント還元率は博多大丸で購入しても1%という渋い水準です(その代わり来店ポイントなどが充実しているそうです)。

 

Jフロントリテイリング(3086)の株主優待制度

株主優待としては大丸・松坂屋でのお買い物の10%割引券となっており、内容としては三越伊勢丹ホールディングとほぼ同様の内容となっています。また、傘下のパルコについては10%割引ではなく、パルコお買い物ご優待券が発行されます。

100株以上:50万円まで
500株以上:100万円まで
1000株以上:200万円まで
以降1000株増加ごと:100万円増加
4000株以上:500万円まで

さらに100株以上の株主に対しては「パルコ」買物優待券(100円割引)40枚が発行されます。
また、長期株主優待として3年以上継続保有の場合、買物限度額が100万円増加されます。

 

大丸や松坂屋でのお買い物が多い人にはお得な株主優待

Jフロントリテイリングの株価は1296円(2016年9月6日)ということをかなえると100株に必要な資金はわずか129,600円です。これで50万円の10%オフ(最大5万円)の割引を受けることができるカードがもらえるわけですから、日常的に大丸や松坂屋を利用している人にはメリットの大きな株主優待と言えるでしょう。

一方でこの10%オフの優待券は「生鮮食品」には利用できないとなっています。スーパーでの買い物には利用できないのですね。これがネックですね……。また「ハイブランドの購入」にも利用できません。

三越伊勢丹におけるクレジットカード、株主優待、友の会のお得度比較」でも紹介した三越伊勢丹の場合は生鮮食品(スーパー)での買い物に利用できるといった特典もあったため魅力度が高かったのですが、Jフロントリテイリングの株主優待は使用できないということで相対的に魅力度は下がりますね…。

ヤフオクなどのネットオークションでも販売されていますし、金券ショップでも売られています。金額的には50万円のもので1000円~2000円とかなり安いというのもこうした背景を物語っていると思います。
(ちなみに三越の優待については15万円のものでも3000円くらいします。)

 

一方で、JFRカードでは優待が縮小されている「博多大丸 福岡天神店」「高知・下関・鳥取の大丸」についても同様に10%割引が適用されます。これを考えると福岡、高知、下関、鳥取の大丸を利用している人にとっては株主優待カードはかなり魅力的な商品となりそうですね。

なお、株主優待がほしい方でまだ証券会社に口座を持っていない人は「株主優待を目的とした証券会社の選び方とお勧めのネット証券」も参考にしていただくと幸いです。

 

大丸・松坂屋友の会「JOY CLASS(ジョイクラス)」

デパート・百貨店の友の会(積立サービス)の比較と有効活用方法、デメリットの紹介。」でも紹介、比較していますが、大丸や松坂屋では共通の友の会として「ジョイクラス」を運営しています。半年コースは月2000円のみ。1年コースは最高月3万円まで積立可能。積立・ボーナスは友の会会員カードにチャージされる形となります。楽天Edyやnanacoのようなチャージ(プリペイド)タイプの電子マネーのような扱いになります。

1年タイプの場合は12カ月の積立で13カ月分の商品券(カード)がもらえるので実質的には8.3%分の割引を受けることができるということになります。なお、実際には積立投資なので「運用」として考えた場合の利回りは15.38%となります。

 

ジョイクラスは「何でも使える」のがメリット

ジョイクラスの場合は「商品券」という扱いで大丸や松坂屋の買い物であれば何でも使えるというのがメリットとなります。株主優待券やJFRカードにおける優待除外品もなんでも実質割引価格を受けることができるというのが大きな強みといえます。

 

そのほかの特典も充実している

ジョイクラスの会員に対しては年4回発行される会報誌「JOY CLASS」の提供のほか、百貨店提携のホテルやレストランでの優待サービスも受けられます(会員カードの提示等が必要)。

 

利用可能になるまで半年~1年必要

あくまでも積立をして半年後ないし1年後にボーナス分がプラスされた商品券(買い物カード)を受け取るという性質上、思い立ったからといってすぐに使えないのがデメリットといえます。

 

転売不可

株主優待については金額は別にして金券ショップなどで現金化することができますが、ジョイクラスの商品券(カード)は記名式のため、第三者への売却はできないようになっています。

 

総合的にお得なのは友の会。

大丸や松坂屋でのお買い物をお得にするという前提を考えるともっともお得なのはやはり友の会のようです。
続いて株主優待、JFRカードという順番になるでしょうか。

なお、JRFカードによる優待がしょぼい(?)「博多大丸 福岡天神店」「高知・下関・鳥取の大丸」については株主優待による10%オフの効果がかなり大きいので優待の優先順位はより高くなるでしょう。

 

以上、Jフロントリテイリング(大丸・松坂屋)のJFRカード(クレジットカード)、株主優待と友の会はどれを利用するのがお得なのかを比較してみました。

ABOUT ME
ふかちゃん
マネーライフハックの編集長 兼 管理人です。節約やマネー術などについての情報発信を2004年から続けています。
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