大手ネット銀行のソニー銀行を紹介します。ソニー銀行はソニーフィナンシャルグループ(SFGI)のネット専業銀行で、ソニーバンクと呼ばれることもあります。同グループは2025年9月29日に東証プライム市場に再上場を果たしており、財務の透明性や独立性の高さからも高い信頼を集めています。

ネット銀行の中では「資産運用」や「資産管理」に力を入れた銀行となっているのが特徴的です。MoneyKit(マネーキット)と呼ばれるサービスサイトを用意しており、積立預金や外貨積立といった運用商品だけでなく、目的別に預金(貯金)を管理できるソフト面のサービスも提供しています。

今回はそんなソニー銀行の特徴や評判、具体的なサービス内容などを他のネット銀行と比較しつつ紹介していきます。

ソニー銀行に対する総合的な評価と評判

総評としてソニー銀行は貯金用の銀行に適した銀行として紹介されることが多いです。

実際に資産運用や資産管理系のサービスは多いのですが、それだけではなく、普段の日常用の銀行としても十分に活用できるうえ、特筆すべきは、外貨周りのサービスが近年は充実しているという点も高く評価しています。

外貨預金をたんなる投資という視点ではなく、貯金した外貨預金を実際に使うという出口の部分までソリューションを提供しているのが大きな特徴です。

日常用、貯金用、海外旅行用、投資用と幅広く利用できるオールマイティーなネット銀行です。

  • 日常のATM手数料を節約したい
  • 将来のいろいろな目的のために貯金したい
  • 海外旅行に行く予定がある

ソニー銀行の特徴的なサービスを徹底分析

ソニー銀行の銀行関連サービスについてまとめてみました。各種手数料や預金関連サービス、キャッシュカード、ローン回りなどをソニー銀行ならではのサービスや他の銀行との違いなどを比較しながら紹介していきます。

  • ATM手数料・振込手数料
  • 預金関連サービス(普通預金、定期預金、外貨預金)
  • キャッシュカード・デビットカード
  • カードローン・住宅ローン
  • ソニー銀行の優待プログラム

ATM手数料・振込手数料

多くの方にとって銀行に対して支払う可能性がある手数料でもっとも頻度が高いものがATM手数料と振込手数料の二つではないかと思います。この二つの手数料はできれば「無料」で抑えていきたいところです。各ネット銀行ではこの二つの手数料は無料ないしは、条件付きで無料としているところが多いです。

特にネット銀行は自前の支店(店舗)を持たないことからATMも持っておらず、セブン銀行ATMやイーネットATMといったコンビニATMなどを使って入出金を行うことになるので、この辺りのコストは馬鹿になりません。

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上記の記事でもまとめていますが、ソニー銀行はネット銀行全体をみても手数料周りは結構優秀です。

ATM手数料は月4回〜無制限で無料に

ソニー銀行のキャッシュカード(デビットカード)が使えるATMは以下の通りとなっています。

  • セブン銀行ATM
  • イオン銀行ATM
  • イーネットATM
  • ローソンATM
  • ゆうちょ銀行ATM
  • 三菱UFJ銀行ATM
  • 三井住友銀行ATM

基本となるステージなしでも月間利用回数の合計4回まで手数料無料です。さらに優待プログラム「ClubS(クラブエス)」のステージが上がると、シルバーで月7回、ゴールドで月15回、プラチナで無制限と無料回数が大幅に増加します。(無料回数以降は110円(税込)の手数料がかかります)。

対応しているATMの数も多く、最低でも月4回無料になるため、ほとんどの方にとってATM手数料の節約につながるはずです。

振込手数料はソニー銀行同士は無料。他行あてでも月1回~2回は無料に

ソニー銀行から振り込みをするときの手数料について紹介します。
まず、ソニー銀行同士なら回数制限もなく手数料は無料です。

一方で他行(他の銀行)に振り込みをするときは無条件で月1回無料となります。さらに、Sony Bank Wallet(入会金・年会費無料)というキャッシュカードにブランドデビットカードが付帯したカードを作成している場合は、無料回数が1回増えて月2回無料になります。また、先述のClubSで上位ステージとなると振込手数料の無料回数がさらに増加します。
※デビットカードやClubSについて詳しくは後述します。

他のネット銀行については所定の条件を満たした場合(預金額など)に無料としていることが多い一方で、口座とカードを持つだけで月2回の振込手数料が無料になるのは大きなメリットです。

預金関連サービス(普通預金、定期預金、外貨預金)も豊富

ソニー銀行は冒頭でも資産運用・資産管理に力をいれている銀行と紹介したように預金関連サービスは豊富です。

特に、ネット銀行(ネット専業銀行)の中でもいち早く積立預金に対応しており、現在でもきめ細かな積立サービスを提供しているという点は大きいです。やはり貯金は積み立てからといいますし、実際に積立預金は効果的です。

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預金金利の水準についてはネットバンクの中で標準的な水準といえそうです。金利キャンペーンは頻繁に行われているのでそうしたタイミングで定期預金を活用するのがおすすめです。

目的別貯金箱を作ることができる

ソニー銀行では預けている預金をMoneyKitというサービスサイト上で目的別貯金箱として分けて管理することができます。

  • 海外旅行用資金
  • 自動車買い替え用
  • マイホーム購入頭金

上記はあくまでも一例です。預金や貯金をする目的は皆さんそれぞれでしょうが、一つの口座内で預金を目的別に管理していくことができます。

おまかせ入金サービスでソニー銀行に自動貯金

さらに、ソニー銀行では「おまかせ入金サービス」という他行からの自動入金サービスにも対応しています。毎月一定金額を別の銀行から自動的に手数料無料で入金してもらうというサービスです。

たとえば、お給料が振り込まれる銀行から、毎月3万円をおまかせ入金サービスでお金を動かしてソニー銀行に積立預金するといったような貯金法にも使えそうです。

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外貨預金は対応する通貨が豊富、マイナー通貨も

ソニー銀行で預金できる外貨預金は以下の通りです。メジャー通貨以外にもかなりのマイナー通貨も扱っています。

  • 米ドル
  • ユーロ
  • 英ポンド
  • 豪ドル
  • NZドル
  • カナダドル
  • スイスフラン
  • 香港ドル
  • ブラジルレアル
  • 人民元
  • 南アランド
  • スウェーデンクローナ

外貨預金について、私は純粋な投資や運用目的であれば否定的です。ソニー銀行は外貨預金を扱っている銀行の中ではかなり為替コストが安いほうにはなりますが、それでもFXなどの他の外貨運用手段と比較すると高コストになるためです。

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ただ、海外利用の観点からソニー銀行の外貨預金はおすすめしています。その理由は外貨預金の「出口」が用意されているからです。具体的には、海外旅行でソニー銀行で貯めている外貨預金を使ってそのまま決済ができるようになっています。詳しくは「Sony Bank Wallet(デビットカード)」のところで紹介します。

Sony Bank Wallet(ブランドデビット付キャッシュカード)が秀逸

ソニー銀行では通常のキャッシュカードとは別に、Sony Bank WalletというVISAブランドデビットカードを申し込むことができます。ブランドデビットカードはVISAのクレジットカードが使えるお店で、キャッシュカードを使って即時決済が可能なカードです。

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さて、このソニー銀行のSony Bank Walletには以下の大きな特徴があります。

  • (国内利用)デビットカード決済額の0.5%~2.0%をキャッシュバック
  • (海外利用)外貨預金の残高から直接支払い可能で海外事務手数料0円

このように、国内利用の場合は高い還元率のデビットカードとして、海外ではソニー銀行で預金している外貨預金を使ったお得な決済が可能になっているわけです。

通常、クレジットカードなどで海外決済や外貨決済をする場合は1.6%〜2.0%程度の海外事務手数料がかかるのが一般的です。しかしSony Bank Walletなら外貨預金からの引き落としで海外事務手数料が0円になります。

必要になるのは外貨預金をするときの手数料(為替コスト)だけです。為替コストはステージによって異なりますが、米ドルの場合、片道8銭~15銭です。仮に1ドル150円とした場合の手数料率は0.05%~0.1%程度ということになります。クレジットカードでの決済時と比較すると、海外でかかる手数料を1/10以下に抑えることができます。

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ちなみに、Sony Bank Walletは世界のVISA加盟店で利用できるので使えないというケースも少ないはずです。

ソニー銀行の住宅ローンは低金利と「がん50%団信」が魅力

ソニー銀行ではカードローン(個人向けローン)や住宅ローンのサービスも提供しています。

特に住宅ローンについては、ネットバンクの中でも金利が安く設定されているだけでなく、がんと診断された場合に住宅ローン残高が半分になる「がん50%団信」が無料で付帯する点が大きな魅力です。住宅ローン総合ランキング等でも常に上位に入っている人気の銀行となっています。

ソニー銀行の優待プログラム“ClubS”

ソニー銀行では2017年より、ランク別の優待プログラムである“ClubS(クラブエス)”というサービスを提供しています。

  • ステージなし
  • シルバーステージ
  • ゴールドステージ
  • プラチナステージ

の4段階制となっており、ステージが高くなるほど「Sony Bank Walletのキャッシュバック率アップ」「振込手数料・ATM手数料の無料回数増加」「外貨預金の為替コストの割引」といった優待を受けることができるようになっています。

ステージなし シルバー ゴールド プラチナ
Sony Bank WALLET
キャッシュバック
0.5% 1.0% 1.5% 2.0%
Sony Bank WALLET
海外ATM利用料無料回数
0回(110円/回) 月1回 月3回 月5回
振込手数料
(110円(税込)/回)
無料回数
Sony Bank WALLET
あり
月2回 月4回 月6回 月11回
Sony Bank WALLET
なし
月1回 月3回 月5回 月10回
為替コスト 米ドル15銭 米ドル12銭 米ドル10銭 米ドル8銭
外貨定期預金金利 優遇なし 米ドル+0.01%など 米ドル+0.02%など 米ドル+0.03%など

Sony Bank Walletのキャッシュバック率アップや振込手数料無料回数の増加は魅力的です。特にゴールドステージ以上ならキャッシュバック率は1.5%となり、いわゆる高還元率とされるクレジットカードのポイント還元率を大きく上回るようになります。

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その一方で、ステージ獲得条件は単独ではやや厳しめに設定されています。

シルバーステージ 以下を一つ以上で達成で判定
・月末の総残高が300万円以上
・外貨預金積立額が5万円/月以上
・投資信託の積立額が5万円/月以上
ゴールドステージ 月末の外貨預金残高+月末の投資信託残高が500万円以上
プラチナステージ 月末の外貨預金残高+月末の投資信託残高が1000万円以上

※ソニー銀行の住宅ローン契約(残高)があれば1ランクアップ

家族合算ができる「ファミリー優遇」がスタート

【注目】家族で合算してステージアップが可能に!
2025年5月6日より、家族最大5名の資産を合算してClubSのステージ判定ができる「ファミリー優遇」がスタートしました。夫婦や親子での資産を合算することで、単独ではハードルの高かったシルバーやゴールドステージの達成が格段に狙いやすくなっています。

WealthNavi for ソニー銀行も対象
また、人気のロボアドバイザー「WealthNavi for ソニー銀行」の預かり資産もステージ判定の対象になります。投資信託選びに迷う方でも、お任せ運用をしながら優待ステージを上げることが可能です。

ソニー銀行の口座開設の流れ

ソニー銀行の口座開設は、オンラインで完結する申し込みが便利です。
とくにスマートフォンを使った「スマホ口座開設(eKYC)」を利用すれば、最短2日で口座開設が完了します。ペーパーレス口座開設でも約3日、郵送の場合は3〜4日程度で手続きが可能です。

銀行の口座開設に必要な本人確認書類(運転免許証等)については、eKYCを利用しない場合、口座開設申込後にソニー銀行から送られてくるキャッシュカード(Sony Bank Wallet)を受け取るときに、郵便局員に対して提示する形になります。そのため、書類の受け取りは必ず本人が行う必要がある「本人限定受取郵便」となります。

キャッシュカード(Sony Bank Wallet)が届いたらすぐに口座を利用可能です。同封の書類にオンラインサイト(MoneyKit)にログインするための情報も記載されているので無くさないようにしましょう。

以上、ソニー銀行の特徴や評判、活用メリットについてまとめてみました。

ABOUT ME
ふかちゃん
マネーライフハックの編集長 兼 管理人です。節約やマネー術などについての情報発信を2004年から続けています。
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