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アフィリエイトとは何か?アフィリエイト広告で収入を得る仕組みと始め方

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インターネットのホームページやブログを使って稼ぐという人がいます。自分のサイト、ブログに広告を掲載して、その広告収入を得るというのが一般的ですが、その広告の一つに「アフィリエイト広告」というものがあります。

アフィリとも略されることもありますね。そして、アフィリエイト広告を使って収入を得ている人をアフィリエイターと呼びます。

これら、名前は聞いたことがあるという方も多いかと思います。今回はそんなネット副業の一つとして人気の高いアフィリエイト広告の仕組みや特徴、始め方や、そもそも稼げるのかどうか?ということについて、ネット広告を扱って10年以上の私が解説していきます。

アフィリエイト広告の仕組み

アフィリエイト広告(アフィリ)というのは成果報酬型の広告です。成果報酬というのは何らかの結果が発生した時に広告料金が発生するという意味です。

  • 商品が購入された
  • 会員登録された
  • 資料請求された
  • 有料サービスに申し込みをした
  • 特定のページを表示させた

上記のように”成果地点”は様々です。広告主としては自分の目的が達成されて初めて費用(広告費)が発生するので使いやすい広告の一つです。

広告を掲載する側としては、クリックや広告の表示のようにわかりやすくはないものの、結果をうまく出せば高収入を得ることができるという点も大きな魅力となっています。

 

ホームページやブログを運営してアフィリエイトで副業・副収入

このアフィリエイト広告という仕組みを利用して、自分でホームページやブログを運営し、そのサイト上にアフィリエイト広告を掲載することで収入を得ることもできます。

本業とは別に空き時間や休日などを使ってウェブサイトやブログを作って、そこにアフィリエイト広告を掲載することで、ちょっとした副収入から、本業を超えるような収入を得る人までいらっしゃいます。

アフィリエイトで収入を得ている人のことをアフィリエイターと呼ぶ方が多いです。

 

自分のホームページやブログでアフィリエイト広告を使って収入を得る方法

たとえば、自分が作ったアウトドア(キャンプ)のブログを作ったとしましょう。そのブログに自分が使っているテントやタープ、BBQグリルなどを紹介しながら、その商品を購入することができる“広告リンク(アフィリエイト広告)”を掲載します。

実際に、ブログに訪問者がやってきて、広告リンク経由で商品が売れた場合、あなたに一定の報酬が入るというのがアフィリエイト広告の仕組みとなっています。

  • Amazon
  • 楽天市場
  • Yahoo!ショッピング

といった大手のECサイトの大半はアフィリエイト広告の仕組みを導入しているので、たいていの商品は自分のサイトやブログで紹介することができます。

広告はいろいろな種類がありますが、成果を出すのであれば、あなたのサイト(ブログ)を訪問するユーザーの目的やニーズとあった商品を紹介することで成果が発生しやすくなります。

 

まずは、サイトやブログを立ち上げよう

アフィリエイト収入を得るには、サイト(ブログ)が必要になります。

HTML(ウェブサイトを構成している言語)やプログラムなどの知識がなかったとしても、ブログサービスなどを利用すれば、ほぼテキスト(文書)を入力する感覚で立ち上げることが可能です。

<自分で細かくカスタマイズしたい人向け>

  • WordPress(ワードプレス)
  • MovableType(ムーバブルタイプ)

<デザインを含めある程度完成したものを触りたい人向け>

  • はてなブログ
  • アメブロ
  • fc2ブログ

などがあります。

どんなサイト(ブログ)がいいのかと悩むかもしれませんが、基本的には自分の趣味やほかの人よりも詳しいテーマなどが良いと思います。

 

アフィリエイト広告を扱う代理店 ASPに登録する

アフィリエイト広告については、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)と呼ばれる広告代理店が多数あり、こちらに自分のウェブサイトやブログを登録することで、ASPを経由して、アフィリエイト広告主と提携をすることができ、広告をサイト上に掲載できるようになります。

サイトやブログを立ち上げたら、ASPに登録をして、そこから広告主と提携するという流れになります。提携が完了したら、ASPから発行される「広告タグ」を広告を掲載したいと考えている位置に貼り付けすればOKです。

ASPは中小企業を含めて数多くの企業がありますが、まずは取扱い広告の多い大手ASPにアカウントを作るようにしましょう。

バリューコマース

A8ネット

アクセストレード

 

記事(コンテンツ)の追加を続けていく

あとは、ブログやウェブサイトに記事(コンテンツ)を追加していくだけです。訪問者(アクセス数)が増えてくれば、それに応じて結果(成果)も生じることでしょう。

記事を書くときは、記事内容(コンテンツ)と広告の関連性も重要です。

 

アフィリエイトは本当に稼げるの?

人、サイトによるとしか言えません。

何十時間、何百時間もかけたけど、ほとんど稼げないいう人もいます。一方でアフィリエイトを始めて数か月程度で百万円単位のアフィリエイト報酬を得るような人もいます。

ウェブサイト運営を15年以上やっている私の感覚としては、ブログなどの記事作成を楽しんでやれる人であれ、続けていけば何かしらの結果は出るはずです。

 

今のアフィリエイトで収入を得る環境は厳しい

ただ、10年前にアフィリエイトに参入するのと、今アフィリエイトに参入するのとでは環境が違いすぎます。

  • すでに数年~十数年以上運営している競合がいる
  • 企業サイトのように資金力のある媒体も増えている
  • ITP(Intelligent Tracking Prevention)のように広告に対する規制が強化されつつある

10年前ならブルーオーシャンだった世界も、今現在だと競合過多のレッドオーシャンとなっているのかもしれません。

今でも稼げないことはないのですが、ゼロからスタートするのであれば過去と比べてハードルはかなり高くなっているといえるでしょう。

 

SNS等で発信力がある人ならアフィリエイトでも稼ぎやすい

一昔前のアフィリエイトはSEO(検索エンジン最適化)を強化して、GoogleやYahooなどの検索エンジンからユーザーを集客して成果につなげるという方法が一般的でした。

今でも検索エンジンを意識することは重要ですが、SNSなどで発信力がある人であれば、アフィリエイトを使って収入を上げるハードルも低くなります。

 

アフィリエイトを副業として成功する人

アフィリエイト(≒サイト運営、ブログ運営)を副業としてうまくやれる人の条件としては以下のような点を満たす人です。

もちろん、最初からすべての条件を満たせる人は、そう多くないでしょうし、すべてを満たさなければアフィリエイトで成功しないというわけではありません。

副業として成功させたいのであれば、こうした点を満たせるよう、引き上げることができるように努力するべきです。

  1. 専門性の高い知識や経験を発信する能力に優れている
  2. ブログ、サイト運営することを趣味として没頭できる
  3. 物事を文章で分かりやすく説明することができる
  4. マーケター的な発想で商品やサービスを紹介できる
  5. 読者(読み手)のニーズや欲求を推し量ったり、引き出すことができる
  6. 読者に共感される文章やコンテンツを作ることができる

個人的にはどれか一つを自分のサイト、ブログの強みとして集中して引き上げつつ、他の要素を補完的に高めていくようにするとよいと思います。

 

アフィリエイトやブログで独立する、ブログ飯って達成できるの?

記事の中でも書きましたが、アフィリエイトやブログで月に100万円以上の収入を得ている人もいることを考えるとアフィリエイトやブログ運営で独立する、ブログだけで生計を立てるということは不可能ではありません。

ただ、それだけを本業とするのは正直言ってリスクが大きいです。

検索エンジン以外にSNSでも集客できると書いていますが、アフィリエイトで成功するには検索エンジンからの集客が重要です。そして検索エンジンからのアクセスは、ふとしたことで大幅に増減することがあります。

最近は検索エンジンの大幅な仕様変更(アップデート)も頻繁になっており、そのたびに大幅な順位変動があります。プラスに働けばいいのですが、マイナスに動いた場合、それまでの稼ぎが稼げなくなる可能性があるわけです。

そのように、不安定な部分も大きいので、アフィリエイト一本で食べていくというのは、相当の覚悟が必要になります。また、万が一のことを考えたリスクヘッジというのはサラリーマンのような安定した仕事をしているときの比ではないレベルで求めらますよ。

なお、サラリーマンをして副業でアフィリエイトというのは実はかなり効率的です。
いくら稼いでも標準報酬月額には影響しないので社会保険料に影響しません。一方で独立して稼ぐと「所得」に応じて国民健康保険料が跳ね上がります。

なので、よほどの自信と本気度がないのであれば、サラリーマンの収入を超えたくらいで独立を考えるべきではないと思います。