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不用品買取アプリの“CASH(キャッシュ)”の使い方とメリット、デメリット、注意点

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質屋アプリと呼ばれ話題になり、DMMに70億円で買収されたことでも話題になったアプリに“CASH”があります。

洋服やバッグ、小物などのブランド品やデジタルガジェットなどをスマホアプリを通じて即時査定してもらうことができ、最短で即日現金化することもできるという手軽さが特徴です。2017年6月にサービスを開始しましたが、買取が殺到し一時停止、2017年8月23日にサービスを再開しています。

今回はそんな質屋アプリであるCASH(キャッシュ)の上手な使い方や特徴、メリット、デメリットなどを紹介していきます。

※現時点ではiOS(iPhone)のみの対応です。

不用品現金化アプリのCASHとはどんなサービス?

CASHは、不用品の買取をスマホアプリを利用して構築したようなサービスとなっています。ファッション、雑貨、財布、小物、時計、アクセサリー、iPhone 、iPadなどを買取してもらえます。

まずは、利用までの流れを紹介します。

  1. CASHアプリをインストールして電話番号認証をする
  2. 買取希望商品を用意する
  3. CASHアプリを通じて、その商品の登録をし、写真をアプリで撮影する
  4. 査定金額が表示される
  5. 納得いけば「キャッシュにする」をタップする
  6. アプリ上のウォレットにキャッシュが入る

まずは、ここまでで買取希望商品のキャッシュ化が完了となります。なおCASGアプリの中に、「キャッシュを取り消す」という項目があるので、それを消すことができます。

 

キャッシュを現金として引き出す

続いては、キャッシュを現金として受け取る方法です。
CASHアプリで査定が完了して「キャッシュにする」を洗濯板場合、アプリ上の「ウォレット>キャッシュを引き出す」で手続きが可能です。

銀行振込またはコンビニ受取(1万円未満)が利用できます。銀行振込の場合は口座情報を入力、コンビニ受け取りの場合はローソンのLoppiで操作できます。振込の場合は最短即日の入金となります。

 

アイテムを送る(送料無料・集荷)

キャッシュ化した商品については、当然ですがCASH側に送る必要があります。
CASHアプリで「アクティビティ>アイテムを送る」をタップします。すると集荷情報を入力できますので、そこで入力・保存をしておきます。

ちなみに、キャッシュ化して2週間以内に送付する必要があります。

集荷希望日を入力しておけば自宅まで宅配業者が取りに来てくれます。ちなみに送料はCASH負担です。

 

2週間以内ならキャッシュを返すという選択もある

キャッシュとして現金化した場合でも2週間以内なら、商品を送らずにキャッシュを返すこともできます。

当初は15%の手数料がかかっており、この部分で質屋アプリと呼ばれたわけですが、リニューアル後は手数料無料となっています。

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ちなみにCASHの運営会社は質屋としての免許を取得していないのでサービス開始時はこの点が大きく問題視された経緯もあります。

今はこの手数料は無料になっています。つまり、CASHを返せば実質的には無利息ということになります。すごい。

 

CASHのメリットは手軽で現金化が早い、そして確実なこと

当初は質屋的な要素もありましたが、リニューアル後は基本的には不用品の買取アプリとなっています。ブックオフなどの中古品買取サービスをスマホを使って爆速でやってくれるようなサービスとなっています。

 

とにかく査定、入金が早い、手軽すぎる

最大のメリットといえそうなのが、爆速かつ手軽なことでしょう。

アプリをインストールして初期設定が終われば、メルカリに出品するレベルで完了となります。
その後はやり取りは必要ありません。査定額に納得さえすればそれで終わり、即現金化できます。

平日の昼間に出金手続きをすれば当日中に銀行に振り込まれます。

 

査定額が予め表示されるのは最高にうれしい

中古品の買取サービスは山ほどありますが、宅配買取でも配送後の査定となるので、査定額に納得できない場合は再度宅配で戻してもらう必要があります。

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一方のCASHの場合はあらかじめ査定額が表示されます。あとから、送られた商品は状態が悪かったので○○円返金してください。なんてことはありません(※)。

※申告した状態と実際の商品の状態に大きな乖離があるような場合、CASHアプリ上でのユーザー評価が下がります。評価が下がると今後の取引が制限される可能性があります。

 

CASHのデメリット、注意点は上限金額があること

続いてはCASHアプリのデメリットや注意点にあたる部分です。リニューアルによって15%の返金手数料は無くなりましたが、利用にあたってはいくつか注意点があります。

 

一人が使えるCASHの上限は2万円まで

CASHの利用には上限があり、一人2万円までです。
複数の買取依頼はOKですが、上限は2万円まででそれ以上の買取はできません。
商品をCASH側に送り、確認されたらその分だけ上限が解放されます。

また、上限2万円なので、あきらかに2万円を超える価値がある商品でも査定額は2万円となります。高額商品は現状CASHでは売れないということになりますね。

 

一日のキャッシュ上限額があるので開始時間を狙う必要がある

CASHでは現在、1日の買取金額を総額1000万円までとしています。

CASHを利用したいというユーザーは非常に多いようで、1時間もしないうちに当日のキャッシュが上限に達してしまいます。売りたいものがあるという場合は、開始時刻である午前10時、午後8時前から準備をしておくとよいですね。

午前10時、午後8時前後は非常にサイトも込み合って、アプリがうまく立ち上がらないこともあります。

 

高額査定は苦手な印象

一方で、自動で価格を算出するという仕様上、高額な商品については厳しい査定額となることの方が多いように思います。

自分の持っているブランド品でも確認してみましたが、これが2000円?という結果になって萎えてしまいました……。

 

まとめ、性善説に立ったユニークな買取サービス

CASHアプリはサイトの設計自体が性善説に立って設計がされているように思います。

  • 嘘の申告をされたらどうするのか?
  • キャッシュ化した商品をユーザーが送らなかったらどうするのか?

通常であれば、こうしたサービス提供側はこのようなリスク要因を回避するための様々な制限を掛けるのが一般的です。ただCASHアプリは、そんなことをする人は少ないという性善説という考えに基づいて提供しているようです。

実際に“今すぐ現金が欲しい”というニーズは多くの人が思っている以上に大きいのが現状です。そうした中で、不用品買取を即時キャッシュで行ってくれるというのは、そういう方にとっては大きなメリットがあるサービスだといえるでしょう。

当初は叩かれましたが、手数料(事実上の金利)を廃止して、買取にシフトしたことは高く評価できます。今後はこのサービスが持続できるのか?というところが大きな課題となるところでしょう。

ただ、DMM傘下となったことで資本的な厚みは増したはずです。下手な宅配買取などよりは使い勝手も良いので、今後ますます注目していきたいところです。

※現時点ではiOS(iPhone)のみの対応です。

 

以上、不用品買取アプリの“CASH(キャッシュ)”の使い方とメリット、デメリット、注意点について紹介しました。