スキーやスノーボードでの事故の保険、スキー保険、個人賠償責任保険、国内旅行傷害保険は使える?

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2018/02/18 更新   火災保険・損害保険

スキーやスノーボードといったウインタースポーツを楽しむ方も多いことかと思います。

一方で、スキーやスノーボードはかなりのスピードが出るため、自分自身がケガをするようなリスクもありますし、人にぶつかるなどをして相手にけがをさせてしまうというリスクもあります。そうした事故を補償することができる保険にスキー保険や個人賠償責任保険、国内旅行傷害保険などいろいろな保険があります。

今回はそんなスキーやスノーボードでの事故やケガを補償する保険の違いや特徴などを分かりやすく紹介していきます。

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スキーやスノーボードでの事故を補償する保険

スキーやスノーボードなどのスポーツ中の事故やケガなどを補償する保険という話ですが、誰のどんな損害に対する保険なのか?ということをまずは理解する必要があります。

  1. 自分自身のケガ
  2. 自分の持ち物の被害(スキー板やボードなどの用品損害保険)
  3. 事故相手の損害(ケガ・モノ)

大きく、この3つがあります。自分自身のケガ、自分の持ち物、相手がいる事故を起こした時の相手への被害補償の3つです。

 

スキー保険(スノボ保険)は補償範囲は広いけど、別途加入が必要

スキーやスノーボードでの事故を補償する保険として最も保証が手厚いのがスキー保険といわれる保険です。自分、モノ、相手へのすべての保険がセットになっています。また、一般的に、スキー中などの遭難に対する救難費用も保険で賄えるようになっています。

スキー(ウインタースポーツ)以外は対象外なのでそのためだけの保険ということになりますが、スキーやスノーボードでよく遊ぶ方、心配な方はスキー保険が安心できるでしょう。年間タイプの保険もあるので、冬はスキー三昧、スノボ三昧という方は、こうした保険を活用しましょう。

なお、クレジットカードのアメリカンエキスプレスプラチナカードにはカード会員にスキー保険が自動付帯しています。さすがの年会費ですが、保険も充実していますね。

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自分はいいけど、相手が……という方は個人賠償責任保険でもカバー可能

自分のケガなどは自己責任だけど、相手様へのケガなどについてはしっかりと補償したいという方は、個人賠償責任保険でもカバーできます。

個人賠償責任保険は日常生活において第三者に対して賠償責任を負ったときにその被害を補償してくれる保険です。そんな保険入ってないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、火災保険や自動車保険などの保険に“特約”として付帯していることも多いです。

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なお、実際の事故が起きた時のことを考えると相手(被害者)との交渉も行ってくれる示談交渉付きの保険が安心できます。

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※念のため、加入している保険会社(損害保険会社)にスキー中の事故で相手への補償が保険対象になるかは事前に確認しておきましょう。

 

スキーツアーなどならクレジットカードの国内旅行傷害も使える

自分への備えという意味では国内旅行傷害保険という保険もあります。

こちらは国内旅行中のケガなどを補償してくれる保険です。クレジットカードの中には国内旅行傷害保険という保険が付帯しているカードも少なくなく、こうした保険を利用すれば、自分のケガにも保険がおります。

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ただし、国内旅行傷害保険について、スキーやスノーボードでの事故を保険対象とするには原則として“宿泊を伴うパッケージツアー(募集型企画旅行)”である必要があります。

  • 電車で行くスキーツアー〇日間
  • 北海道スキーツアー×日間

といったものですね。ツアーでも日帰りタイプはダメです。

ちなみに、海外でスキーをする場合は同じようにクレジットカードの“海外旅行傷害保険”が使えます。海外旅行傷害保険については国内旅行傷害保険よりも補償範囲が広いため、ツアーでなくても補償されます。

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まとめ。スキーやスノーボードは事故の多いスポーツ

スキーやスノーボードなどのウインタースポーツは事故が起きやすいスポーツです。斜面を滑るというスポーツであるため、スピードが出やすく衝突などの事故が絶えません。

スピードが出るということはそれだけダメージも大きいわけで、打撲や骨折、場合によっては死亡事故につながることもあります。自分自身はもちろん、人と人の衝突であれば他人を死傷させることになり、慰謝料や損害賠償の支払いも必要になります。

今回はそんな時に使える保険を紹介しましたが、一番大切なことは事故を起こさないことです。スキーシーズン中ですが、事故やケガと隣り合わせのレジャー・スポーツであることを忘れず、自分の力量を過信せず、スピードを出しすぎない、難しいコースに無理してチャレンジしないということが何よりも重要です。

 

以上、スキーやスノーボードでの事故の保険、スキー保険、個人賠償責任保険、国内旅行傷害保険について紹介しました。

執筆者・監修者:ふかちゃん
元証券マン。2004年より個人の金融リテラシー底上げのために投資、節約、キャッシュレス、ポイントなどの活用に関する情報を15年以上にわたり発信するマネー専門家です。
SNS苦手でしたけど最近はtwitterやっています。ぜひ絡んでくださいませ。

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