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小学一年生がもらえる交通安全の黄色いワッペン。実は保険(交通事故傷害保険)がついている

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小学校に入学したら学校からもらえる黄色いワッペンがあります。このワッペンの歴史は古く1965年に当時の富士銀行(現:みずほフィナンシャルグループ)が始めた事業なのです。今や50年をこえて毎年新一年生に配られています。

そんな黄色いワッペン、実はつけているだけで小額ではあるものの交通事故に対する保険が付帯するようになっています。新一年生の方は登校、下校時にはワッペンをしっかりとつけて登下校するようにしましょうね。

黄色いワッペンとは?

黄色いワッペンは冒頭でも書きましたが、富士銀行(現みずほフィナンシャルグループ)が1965年に開始したCSR活動の一つで、現在は損害保険ジャパン日本興亜株式会社、明治安田生命保険相互会社、第一生命保険株式会社の4社の共同実施事業となっています。

当時は交通事故の増加が社会問題化しており、そうした中での交通安全啓発を目的としています。

画像:黄色いワッペン贈呈事業(みずほFG)より

2017年で本事業は53年目を迎えました。これまでに配られたワッペンは累計で6,443万枚にのぼります。

ということです。私も小学生に入った時は、このワッペン貰いましたし、私の子供も貰いました。すごく長い事業なんですね。

黄色いワッペンに付帯する交通事故傷害保険

このワッペン、実はご存知ない方も多いようですが、登校中ならびに下校中の交通事故に対しての保険が付帯しています。

期間は小学校1年生の4月1日から翌年3月31日までで、死亡及び所定の後遺障害が残った際に50万円(上限)が支払われるというものです。

金額的にはそう大きなものではありませんが、一応知っておいて損はないと思います。

この保険は、黄色いワッペンを付けていることがその条件になっています。保険期間は1年ですので、2年生になったら対象ではなくなります。というか、1年生が対象の保険というように考えてください。

黄色いワッペンはどこに着ける?洋服?帽子?

正式には左手の腕です。上の画像の女の子がつけている位置ですね。

ただ、制服通学のケースはいいですけど、私服通学だと毎日毎日付け替える必要があるので少し面倒ですよね?

黄色は目立つので交通安全(ドライバーへの注意喚起)という意味では腕に着けるのをお勧めしますが、通学帽として同じタイミングでもらうことが多い、黄色い帽子にワッペンを付けている子もよく見ますね。

黄色いワッペンが破れたり紛失したらどうなる?

このワッペン、付け替えなどをしていたら破れたり、間違って洗濯したら色落ちしたりします。また、無くしてしまった……というケースもあるかもしれません。

そういう場合は、学校に確認してみることをお勧めします。黄色いワッペンは小学校を通じて配布されますが、多少の予備は残っていると思います。

以上、小学一年生がもらえる交通安全の黄色いワッペン。実は万が一のための保険(交通事故傷害保険)がついているというお話でした。